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Tue, 18 Jun 2024 04:56:06 +0000

なんで先生はジョバンニに「あなたはわかっているのでしょう」なんて言ったの? 手を挙げている他の子を指名せず、手を挙げていないジョバンニにこんなこと言うなんて… 確かに変です… これって、クラスで浮いてたジョバンニに対する、教師からの陰湿な嫌がらせなのでは… たぶんそうよ。 ひどい話だわ、先生までイジメに加わっているなんて… うふふ。そうじゃないのよ。落ち着いて(笑) え? これには元ネタがあるの。 賢治は、元ネタを忠実に再現しただけ(笑) 元ネタ? 何ですかそれは? 決まっとるじゃろ。 四福音書のひとつ『ヨハネ』じゃ。 ま、また『ヨハネによる福音書』ですか!? 「国民的アニメ」とは. 『福音記者ヨハネ』 ピーテル・パウル・ルーベンス 別に驚くことはないだろう。 『千と千尋の神隠し』の中では『ヨハネによる福音書』が再現されていた。 そもそも、それは『銀河鉄道の夜』の影響なんだ。 ええっ!?そうなんですか? 『千と千尋の神隠し』で最初に映し出されるのは… 「川の神」であるハクの言葉「元気でね。また会おうね」だったわよね? はい。 初めに言葉があった。言葉は紙(髪)と共にあった… 『ヨハネによる福音書』第1章1節の再現でした。 1:1 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 じゃあ冒頭の先生のセリフが「初めに言があった」にあたるわけ? その通り。まさに「初めに言があった」だよね。 だけど「言は神と共にあった」は? 天の川銀河の質問には「神」なんて関係してないじゃん。 「言は神と共にあった」は『口語 新約聖書』のものだからね。 は? 『口語 新約聖書』が出版されたのは「1954年」のこと… 宮沢賢治は「1896年」の生まれで、『銀河鉄道の夜』が書かれたのは「1931年」… つまり、宮沢賢治は『口語 新約聖書』を知らない。 宮澤賢治(1896-1933) あっ… もしや、志賀直哉『小僧の神様』の元ネタになっていた文語訳『約翰傳(ヨハネ伝)福音書』… その通り。 1896年(明治29年)生まれの賢治が読んでいた聖書は、1881年(明治14年)に出版され、1904年(明治37年)に改定された『明治元訳新約聖書』だ。 『明治元訳新約聖書』の「約翰傳福音書」冒頭の特徴といえば何じゃったかな? 世界のはじまりである「ことば」にあてられた漢字が… 「道」であること… 1:1 太初(はじめ)に道(ことば)あり 道は神と偕(とも)にあり 道は即ち神なり だから『千と千尋の神隠し』も、初めに「道」があったのよ。 宮崎駿は、偉大なる宮沢賢治に倣って、「言(ことば)」と「道(ことば)」を同時に再現したってわけ。 だけど「天の川銀河」は「道」じゃないでしょ?

  1. 「国民的アニメ」とは
  2. 深読み『千と千尋の神隠し』vol.19「銀河鉄道の夜②」(第320話)|深読み探偵 岡江 門(おかえもん)|note

「国民的アニメ」とは

最期? 夫が人間の女に産ませた子に乳を吸われるという屈辱を味わったヘラは、ヘラクレスを憎み、さまざまな嫌がらせをした… こうして、永遠の命を得たヘラクレスは、地上世界の支配者として生まれながら、苦難の道を歩むことになったの… そして苦難の道の末にヘラクレスは、ヒドラの猛毒が含まれる血で真っ赤に染められた衣を着せられる… 肌から染み込む猛毒の苦しみのあまり、ヘラクレスは自ら死を望んだ… 大きな薪を組み上げ、そこに我が身を横たえ、火をつけて命を絶ったんだ… 『薪の上のヘラクレス』 ルカ・ジョルダーノ ヘラクレスは永遠の命があるから死なないんじゃないの? そう。ヘラクレスは死なない。 薪の上で「死んだ」のは、地上世界における人間としての肉体だけ。 神としてのヘラクレスは天に上り、父であるゼウスの横に坐した。 なにそのオチ。 ちょ、ちょっと待ってください… は? 深読み『千と千尋の神隠し』vol.19「銀河鉄道の夜②」(第320話)|深読み探偵 岡江 門(おかえもん)|note. 婚約者がありながら、夫以外の男の子どもを身籠った乙女… その事実を受け入れて女と結婚し、生まれて来た赤子を育てた養父… 神の子であり、人の子でもある赤子には、永遠の命が与えられた… その赤子は地上世界の支配者であり、同時に、生まれながらに苦難の道が定められていた… そして最後には、血で真っ赤に染められた赤い衣を着せられ、死の毒を体内に取り込んでしまう… 受難の末、組まれた薪の上で、人の子としての死を迎え… 天に上り、父なる神の横に座った… これって… イエス・キリストの物語そのものじゃないですか… やだ… 確かにそうじゃん… ヘラクレスはイエス・キリストなの? 逆だよ。 イエス・キリストの物語の中に、ギリシャ神話のヘラクレスの物語が落とし込まれているんだ。 宮沢賢治はこれに気付いていたから、天の川銀河と星座を題材に選んだんだね。 天の川銀河と星座を語ることで、そのままイエス・キリストの物語を語ることが出来るから。 天才すぎる… それだけではないのう。 「天の川銀河」を舞台にすることで、季節の「偽装」も可能になるからじゃ。 季節の偽装? 『銀河鉄道の夜』の「現実世界」の舞台になっている町では、夜空に輝く天の川銀河を祝って「七夕」や「お盆」のようなお祭りが行われる。 つまり現実世界での季節は「秋」なんだね。 え? 夏じゃなくて? 七夕は7月7日だし、お盆は8月13日から15日でしょ。 「七夕」も「お盆」も秋の祭りじゃ。 俳句でも秋の季語。 そうなの?

深読み『千と千尋の神隠し』Vol.19「銀河鉄道の夜②」(第320話)|深読み探偵 岡江 門(おかえもん)|Note

スタジオジブリの映画の中でも絶大な人気を誇る作品 『千と千尋の神隠し』 。 2001年に公開された宮崎駿監督の作品です。 最近は再び興行収入が更新されたことでも話題になりました。 不思議な世界観が特徴の人気作品ですが、見ていて謎が残るシーンも数多く存在しますよね。 今回は物語の最後のシーン、「豚の問題」の意味と 「振り返るとどうなってしまうのか」の2場面について考察していきたいと思います。 思わず感動してしまう、 「豚の問題に宮崎駿監督が込めたメッセージ」 や、 「ちょっとゾッとしてしまう、最後に振り返ってはいけない理由」 が分かりました! 【スポンサーリンク】 豚の問題の意味 なぜ両親は豚になってしまったの? 引っ越し先に向かうため車で移動中の千尋と両親。 途中で道に迷ってしまいましたが、森の中に古びたトンネルを見つけます。 トンネル抜けると、そこには 無人の不思議な世界 が広がっていました。 無人の屋台に並ぶ美味しそうな料理を見た両親は、なんと勝手に食べはじめてしまいます。 料理を貪る両親に驚く千尋。 やめさせようと近づくと、両親は突然 豚の姿 になってしまいました。 実はトンネルの向こうの世界は 神様たちの世界 。 美味しそうな料理は神様へ提供するはずのものでした。 千尋の両親は、神様のものを勝手に食べてしまった罰で豚に変えられてしまったのです。 豚の問題とは? 元の世界に戻るため、千尋は湯婆婆が経営する湯屋、油屋で働き始めます。 千尋は様々な困難にぶつかりますが、沢山の人の助けで乗り越えていきました。 終盤、ハクは両親と千尋を元の世界に返すよう湯婆婆に要求します。 湯婆婆は元の世界に戻る条件として千尋に難題を課しました。 それは 「油屋の前に集めた沢山の豚の中から両親を言い当てろ」 というもの。 千尋の前に11頭の豚が現れますが、千尋は「この中に両親はいない」と回答します。 答えは見事正解。元の世界に戻ることを許されるのでした。 豚の問題のシーンは、千尋が元の世界に戻るための重要な場面です。 スポンサーリンク 豚の問題に宮崎駿監督が込めたメッセージ 「大当たり!

画像数:496枚中 ⁄ 1ページ目 2020. 11. 25更新 プリ画像には、千と千尋の神隠し カオナシの画像が496枚 、関連したニュース記事が 12記事 あります。