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Sat, 01 Jun 2024 18:53:06 +0000

犬猫の皮膚・耳の専門病院「hiff cafe tamagawa×pet skin clinic」の小林真也です。今回は、「 猫のアレルギー性皮膚炎 」についてお話しします。 猫のアレルギー性皮膚炎が最近増えてきているのはなぜ? 最近「猫のアレルギー性皮膚炎」の猫ちゃんに遭遇するケースが増えてきているように感じます。それはなぜでしょう? 1. 室内飼育の猫ちゃんが増えてきた。 2. キャットフードやおやつなど食べ物が多様化してきた。 3. 猫ちゃんブームで飼育頭数が増えてきた。 4. 飼い主さんの意識が上がった。 どれも正解だと思います。 アレルギー疾患はもともと遺伝的な背景がある皮膚病 です。皮膚のバリア機能の低下によりハウスダストに感作 ※1 されることや、食事に対する有害反応が起こることで皮膚トラブルが引き起こされます。 ※1 感作:同じアレルゲンの刺激をくり返し受けることで、そのアレルゲンに対し過敏反応を起こす状態になること 室内飼育ではハウスダストにさらされる機会も増えますし、最近ではさまざまなフードやおやつが市販されていますので、猫ちゃんがアレルゲンに触れる機会が多くなったと思います。 猫ちゃんの飼育頭数も増え、何しろ一緒に生活する飼い主さんが猫ちゃんの皮膚の異変にすぐに気づくようになったことで、動物病院に連れてきてアレルギー性皮膚炎と診断されることが多くなったと感じます。 猫のアレルギー性皮膚炎の原因は? 猫 アレルギー性皮膚炎 部位. 猫ちゃんのアレルギー性皮膚炎の原因は主に3つあります。 1. ノミアレルギー ノミに吸血されることで起こるアレルギーで、 ノミの唾液が原因 といわれています。ノミ・マダニ予防をしていない猫ちゃんは注意が必要です。 2. 食物アレルギー 食物に反応して起こるアレルギーで、 主にたんぱく質源や炭水化物源が原因 とされています。様々な食材を使用したフードやおやつを与えている猫ちゃんは注意が必要です。 3. ノミや食物に関連しないアレルギー(いわゆる猫アトピー) ハウスダストやホコリ、花粉など空気中に浮遊しているものに対して起こるアレルギー で、室内飼育の猫ちゃんは注意が必要です。 猫のアレルギー性皮膚炎の症状は? 猫ちゃんのアレルギー性皮膚炎はヒトや犬と違って典型的なタイプがなく、4つのパターンで皮膚トラブルがでます。 1. 頭頚部の掻痒(そうよう)感 頭部や頚部を異常に痒がり始め、 掻き壊すことで出血してかさぶたができます。 ひどい場合には潰瘍化してしまうこともあります。 2.

  1. 猫のアレルギー性皮膚炎 その1 | アイリスプラザ_メディア
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猫のアレルギー性皮膚炎 その1 | アイリスプラザ_メディア

アレルギー性皮膚炎とは?

猫のアレルギー | 松波動物病院メディカルセンター

その症状はどのようなものですか? 猫のアレルギー | 松波動物病院メディカルセンター. ノミアレルギー性皮膚炎は、ノミの唾液にアレルギー反応を起こして発症する皮膚病です。この疾患では、ノミの咬傷が1箇所であっても、強度の痒みを誘発する可能性があります。ノミアレルギー性皮膚炎にかかった猫は、首、側部、腹部、大腿の内側、尾部を過剰に身づくろいして掻き、場合によっては脱毛に至ります。また、ノミアレルギー性皮膚炎は"ホットスポット"など2次的な局所性皮膚感染症を誘発する可能性が高いと言われています。ノミアレルギー性皮膚炎にかかったペットの体表には、ノミやノミの糞(ノミの糞便は黒い点のように見えます)が見られる場合があります。寄生しているノミの数は、ペットが身体を常になめたり噛んだりしている様子から想像するより、ごく少ない場合がほとんどです。 ノミアレルギー性皮膚炎の診断はどのように行われますか? 獣医師は、典型的な兆候(掻き傷、皮膚のただれ、ノミまたはノミの糞便の有無)を調べます。ノミアレルギー性皮膚炎の症状は、重度の痒みを引き起こす外部寄生虫(ダニ、シラミ)性皮膚炎、皮膚感染症、その他のアレルギー性疾患などの症状に似ているため、獣医師が皮内テストや皮膚テストを実施する場合もあります。 ノミアレルギー性皮膚炎の治療はどのように行われますか? ノミアレルギー性皮膚炎に対する最善の対処方法は、ノミがペットを攻撃するのを防止することです。ノミを駆除するために、様々なタイプの殺虫剤や成長抑制剤を利用できます。どの製品が愛猫に適しているかは、獣医師に相談してください。また、ペットの寝具を毎日掃除機で掃除し、頻繁に洗濯することで、家庭内のノミの数を減らすこともできます。 皮膚感染を拡大させる「痒み発生~掻く」というサイクルを絶つために、獣医師は痒みを抑えるコルチコステロイド剤、抗ヒスタミン剤、および必須脂肪酸を処方することがあります。ぬるま湯での入浴や、抗掻痒シャンプー・コンディショナーの利用も効果的です。 肝心なのは、ノミアレルギー性皮膚炎には有効な治療法がない、ということを理解することです。ノミ咬傷に対するアレルギー反応はなくなりません。症状が悪化しないよう、継続的に注意する必要があります。 食物アレルギー 食物アレルギーとはどのようなものですか? 食物アレルギーは、ペットの食事に含まれる1つ以上の成分に対するアレルギー反応です。最も一般的なアレルゲンは、牛肉、乳製品、穀類(小麦、穀物、大豆)、鶏肉、卵です。食物アレルギーのはっきりとした原因は判明していませんが、その発症メカニズムは、ペットの免疫系の異変により免疫細胞が特定の成分を"異物"として認識し、この認識された"侵入者"を攻撃排除するために炎症が起こる、と考えられています。 食物アレルギーの典型的な症状は、掻く、なめる、または噛む動作です。食物過敏症は、皮膚疾患を併発する場合がよくあります。ペットによっては、下痢やその他の消化器系疾患を併発する可能性もあります。食物アレルギーの発症に年齢は関係ありません。新しい食事だけでなく、数年間食べ続けていた食事が原因となる可能性もあります。 食物アレルギーの診断はどのように行われますか?

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「猫が皮膚炎になったみたい。原因は何だろう」 「猫の皮膚炎ってどうやって治すの?市販薬は使っていいの?」 あなたはそのようなことで悩んでいませんか? 猫の皮膚炎は猫に脱毛やかゆみをもたらし、皮膚の問題だけでなく精神的にもつらい病気です。 今回は、猫の皮膚炎の様々な原因、症状、治療について解説します。 皮膚炎とは 皮膚炎とは皮膚の表面に炎症が生じた状態で、人間では湿疹とも言われます。 外からの刺激や体質などの影響によって、体内の免疫システムが働き炎症反応が起こります。 猫の皮膚炎の原因はウイルスや細菌、ノミやダニなど多岐にわたります。 今回は、代表的な猫の皮膚炎の原因を6つに分類してご紹介します。 皮膚炎の原因①:ウイルスによるもの ヘルペスウイルス性皮膚炎 ヘルペスウイルスに感染すると、くしゃみ、鼻水、結膜炎のような風邪に似た症状があらわれますが、まれに皮膚炎を起こすこともあります。 ⇒ 猫のヘルペスウイルスの症状や治療法は?うつる病気?多頭飼いはどうしたらいい? 症状 目や鼻、口唇の周りの皮膚が赤くただれ、ひどくなるとびらん・潰瘍になることもあります。 治療 細菌の二次感染を防ぐために、抗生物質を投与します。 インターフェロン治療が有効なケースもあります。 皮膚炎の原因②:細菌によるもの 細菌性皮膚炎 皮膚に細菌が侵入して起こる皮膚炎で、ブラッシングやひっかき傷から感染したり、アトピー性皮膚炎や外部寄生虫感染に続いて起きることがあります。 皮膚が赤く腫れて、水ぶくれや膿疱(のうほう)、かさぶた、びらん、潰瘍などがみられます。 悪化すると、発熱や元気、食欲の低下などの全身症状があらわれることもあります。 消毒剤を添加した抗菌シャンプーでの洗浄、抗生物質の内服などを行います。 皮膚炎の原因③:真菌(カビ)によるもの 皮膚糸状菌症 カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が皮膚や爪に感染して炎症を起こす病気です。 皮膚が赤く円形に腫れ、その表面に水ぶくれやフケがみられます。 また、毛が抜けやすくなり、円形に脱毛することもあります。 爪に感染した場合には、爪の周りの皮膚が腫れたり、爪の変色、抜け落ちるたりすることもあります。 抗真菌薬の内服を行います。 また、抗真菌薬を添加しているシャンプーでの洗浄を補助的に行う場合もあります。 ⇒ 猫がカビに感染?