」と心配してしまうこともあります。山海先生が技術や学術的な分野でとても優れた人であることはわかるのですが、天は二物を与えずで管理やコンプラや営業や経理などの面でどうかなと思ってしまう部分が正直にあるのです。 その懸念の一つは、従業員数の過去の推移です。これは直近の有価証券報告書を見るだけではわからないことです。5年前の有価証券報告書を見ると、社員数が150人規模であったことが確認できます。これが直近ではかなり減っています。そのかわりに臨時社員が急増しているのです。2017年3月期より従業員の概念が変わったのです。これはあまりよろしくない!!
まず、同社のビジネスモデルは売り切りではなくレンタルです。医療向けの下肢タイプのHALのレンタル料金は40万円程度だそうです。また、薬価改定などの動きと合わせると、保険適用が叶えば、月々30万円程度で貸せるのではないでしょうか。このレンタル料金をベースにして業績やバリュエーションを考えていきましょう。 期待される脳卒中での保険適用となれば、どれだけ普及するでしょうか。全国で脳卒中のリハビリが行える施設は1000ほどあります。1施設あたり2台が普及する仮定すると、2000台程度のHALが配備されるのでは? と期待が持てますね。全ての施設というわけにはいかないでしょうから、その半分が導入するとしましょう。そうなると、最終的には、年間でおよそ50億円の売上規模となります。 さて、同社は原価率で30%を超える程度ですから、粗利が35億円となります!! 販管費 20億円。 営業利益は15億円となる計算です(まあ、ツッコミどころは満載の前提ではあります)。さて、営業益15億円ならば純利益は10億円程度でしょう。そうとなれば、PERは140倍まで「改善」します。下肢タイプは片足タイプと両足タイプがあり、ここでは片足タイプのレンタルを月額40万円として一部両足として平均で年間500万円をレンタル料/台としました。 一方で、HALの需要サイドをみてみましょう。我が国には年間150万人の脳卒中患者がいるとされています。年間で30万人程度が脳卒中となります。その2割がリハビリをすると仮定しましょう。全くリハビリが不要な軽度が大半でしょう。従来のリハビリで十分な方々を除きます。また、重すぎる重度の方も除いています。自己負担もかかるので、2割ぐらいかなと想定しました。 すると6万人がHALを使うことになります。HAL1000台が年間一人平均30回のリハビリと仮定。 一台を三人/日で分け合うと仮定。1000台に360日/30日をかけて3人をかけると3. サイバーダイン(CYBERDYNE)は買いか?業績と株価の今後の予想(見通し) – 投資の科学的思考. 6万人対応可能です。仮定が正しいかは別にして、計算の結果です。これで日本は、ほぼ、十分対応が可能でしょう(これぞまさしく皮算用です... )。 さて、さらに期待が募るのは海外の市場です。米国では日本の4倍の脳卒中患者がいます!! ところが米国の医療制度は、政治力のある医薬品メーカー等の力で治療費や医療費は高騰しています。その上、日本のような皆保険制度もないため、日本の3倍程度の医療負担が国民に重くのしかかります。「貧乏人は病気になるなよ」と言う国が米国です。 金持ちだけが治療できる国、米国は、HALは日本のように誰もが使えません。ただし、金持ちの比率の分だけは普及するのでしょう。患者数は多いのですが、市場規模は多分、日本以下でしょう。 それでも、日本程度の市場が米国にあると仮定してみれば、そのまま純利益を2倍にすればよいのです。 すると日本と米国との可能性を考慮した純益想定は20億円となり、これでようやくPERは70倍まで下がりました。 さて、国内では医療向けHALの医療単価を2.
TOP アレイズニュース タイで注目の日本企業、サイバーダイン 2020.
挑発したり貶めたりして獲物に食らいつく シトロン・リサーチが2016年に出したレポート。サイバーダインをこき下ろしている 日本市場に姿を現し始めたアメリカのカラ売りファンド。その実力はいったいどの程度なのか?
2億円、 純利益 − 5. 9億円 ( 来期予想 − 0. 4億円 BD) (3)時価総額 1800億円 ( 2018 年 9 月 5 日) BSの総資産、PLの売上高、時価総額の3つの数字はだいたい同じオーダー(桁数)になることが多いですが、サイバーダインの場合は総資産、売上高に比べて時価総額が大きく、サイバーダインへの投資家の期待が現れています。 また、サイバーダインは売上高に比べて総資産が大きく、会社としては、まだまだ売上を伸ばして総資産にに見合うレベルまで引き上げなければならないでしょう。 この総資産のレベルだとあと10倍程度の売上高が欲しいところです。サイバーダインはまだまだこれからといったところですね。 これらの数字から、投資に重要な指標を計算すると以下の通りになります。 自己資本比率:98% 売上高純利益率: − 34% ROA : − 1. サイバーダイン、大株主が大量売却 どう動く空売り投資家? - |QUICK Money World -. 2%、 ROE : − 1. 3% PER : − 305倍 PBR :3. 8倍 自己資本比率が非常に高く、まだまだ研究開発に資本をつぎ込むことができそうです。ただ、残りの数字はPBRを除いてマイナスです。純利益がマイナスなので、こうなるのは当然なのですが、サイバーダインはビジネスとしてはまだ成立していないことがわかります。サイバーダインの今後の成長に期待ですね。 サイバーダインの株価の推移 ここまでサイバーダイン(CYBERDYNE)のファンダメンタルを分析してきましたが、次は株価の推移をみてみましょう(下図)。 サイバーダイン(CYBERDYNE)は、まだまだ売上も小さく、利益も赤字の為に一株純利益から導出する理論株価が計算できません。(言い換えるとPERが良い指標ではないですね。ちなみに理論株価は一株あたりの純利益を15倍して計算します。) そこで、サイバーダインの資産面から株価の水準を評価してみましょう。サイバーダインのPBRの方を見ると3. 8倍とそれほど高くはありません。よって、サイバーダインがこれからも成長を続けることができれば、株価は決して高すぎる水準ではありません。 インターネット革命、人工知能と新しい技術が出てきて、世の中の技術産業の変化が激しいですね。ロボットは次世代の技術の中心になるでしょう。 インターネットや人工知能はソフト技術であり、日本は欧米に遅れをとっていました。しかし、ロボットのような精密技術が必要になるハード分野では伝統的に日本人は強いですね。自動車やコモディティ化する前までの家電も日本は世界で強さを発揮していました。サイバーダインは次世代の主要技術になるであろうロボット開発をしていますので、今後の伸びが期待できます。 ただ、懸念としてはロボットのような新しい技術には莫大な研究開発費が必要で、また今後ロボット分野に次々と新しい競合も出てくると思いますので、これからサイバーダインは先行者利益がどれくらい取れるかを注視する必要があります。 投資家として見ると、研究開発費が多くかかるサイバーダインへの投資は、新薬開発をする製薬会社への投資に似ていますね。当たれば大きな利益を得られますが、上手く研究開発が進まない場合は資金だけ食いつぶすリスクもあります。 個人的には、サイバーダインへの長期投資は様子見としたいですね。
400~2. 483 GHz 5. 725~5. 850 GHz(日本国内は2. 483GHzのみ利用可) (自動切替ができる機体) ( 補足 ) 2.
技適マークとは 日本には電波法という法律があるのですが、電波を発する無線機器(携帯電話含)は技術基準適合証明を総務省から受けないと使用してはいけません。認可の証として技適マークというものが機器に直接印字されていたり、ソフトウェア内に組み込まれていたりします。なんだか郵便のマークみたいですよね。スマホの場合、ソフトウェア内に組み込まれていることがほとんどです。iPhoneで確認してみましょう。 設定アプリから 一般→情報→法律に基づく情報→認証 というところをクリックするとこのような画面が出てきます。 Japanのところに技適マークがありますね。このiPhoneは日本で売られているものなので、当然技適マークがついています。ところがアメリカで売られているiPhoneは技適マークが付いていないものがほとんどです。iPhoneに限らずアンドロイドも同様です。 アメリカで買ったスマホを日本で使うと違法になるかも?
トランシーバーの「技適マーク」とは?
2015年1月現在ではSIMフリー端末を使った事での直接的な摘発は見かけませんが、関連する情報としては2010年に他人のパソコン用無線LANを無断で使える機器を販売したとして販売店の3名が逮捕されました。 この機器は電波法で定められている上限の約1000倍の出力がある機器で、当然技適マークはなく、容疑は「電波法違反幇助」でした。 違法機器を販売する事で購入した客が電波法違反する手助けをしたという事です。 なお、客5人については「電波法違反」の容疑で書類送検されたそうです。 技適問題、情報が入り次第このページにて追記していきます。 到達距離の狭い微弱電波については技適マークは不要のようですが、その範囲を超える商品が流通している事例が多数ある事から、実際に購入して測定した結果を公表しており、2013年からからはそれらを輸入していたり製造販売している業者に対して行政指導を行っているようです。