医療費控除の確定申告で還付金はいつもらえるのでしょうか。この記事では、医療費控除の確定申告で還付金がいつもらえるのかについて解説しています。また、医療費控除の還付金が戻らないときの対処法も紹介しているので、ぜひお読みください。 この記事の目次 目次を閉じる 医療費控除の確定申告で還付金はいつもらえる?
確定申告で医療費控除の申請に必要な書類は下記の通りです。 ・確定申告書Aまたは確定申告書B ・源泉徴収票 ・医療費控除の明細書 ・医療費通知 ・医療費の領収書 医療費の領収書は、日頃から確定申告に備えて自宅でわかりやすいように整理しておくことをおすすめします。源泉徴収票は年末調整の後に勤務先から渡されます。 医療費控除の明細書や確定申告書は、税務署に取りに行くか国税庁のサイトからダウンロードしましょう。e-Taxで申告をする場合は、国税庁HP上にある確定申告書等作成コーナーを利用すれば入力だけで書類が完成します。 ※参考サイト: 「確定申告書などの様式・手引き」 医療費控除とセルフメディケーション税制の関係って?
「医療費控除の還付が少ない…」と思われた方 医療費控除及び医療費制度について確認してほしいこと。 | マネーの達人 お金の達人に学び、マネースキルをアップ 保険や不動産、年金や税金 ~ 投資や貯金、家計や節約、住宅ローンなど»マネーの達人 マネ達を毎日読んでる編集長は年間100万円以上得しています。 19775 views by 石谷 彰彦 2018年3月26日 医療費控除を申告してみたけど、 「想定したほどの還付金が得られない」 と思われた方は、医療費控除及び医療費制度について、以下の点をもう一度確認してみてください。 所得税還付のしくみ 医療費控除の申告により、医療費から10万円を引いた金額が還付される わけではありません。 医療費から10万円を引いた金額は、給与などの所得(分類すると10種類あります)から控除される金額 です。 10種類の所得合計から医療費控除などの所得控除を差し引いて課税所得が計算され、下記の計算式を基に年間の所得税額が決まります。 所得税額の速算表 ※このほかに所得税額×2. 1%の復興特別所得税もかかります。 所得が給与だけの場合は、給与から天引きされている年間の所得税額と確定申告で再計算した所得税額の差額が還付 となります。 上記の計算式から考えると、例えば年末調整における課税所得195万円の方が年間医療費20万円を支払っている場合、 医療費控除額:20万円―10万円=10万円 所得税率:5% 還付額:医療費控除額 × 所得税率 ×(100%+復興特別所得税率2.
利用方法 「年間の医療費」に、1年間に実際に支払った医療費を入力します。 給与収入だけの方は、「年収 or 所得」欄に、給与の年収を入力します。 給与収入以外もある方や個人事業主の方は、「入力する金額」で「所得」を選択し、「年収 or 所得」欄に、所得の合計額を入力します。 受け取った保険金のある方は「受け取り保険金」にその金額を入力します。 「計算する」ボタンを押すと、医療費控除の対象となる金額と、所得税の還付金額、住民税の減税額、還付金額と減税額の合計額が表示されます。 利用上の注意点 本ツールは医療費控除により還付される金額を簡易的に計算するツールです。 他の控除金額については考慮していないため、実際の還付金額とは異なることがあります。 本ツールを利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。 医療費控除に関するご質問については、最寄りの税務署にお問い合わせください。 賞与の計算方法について 医療費控除の仕組みや対象については、下記の記事で解説しています。