子育てをしていると、子どもにイライラしてしまうという経験をほとんどの親はしているのではないでしょうか? ある雑誌社が実施したアンケートによると、約9割の親が子どもにイライラしてしまうことがあると回答しているそうです。 本当なら楽しく子育てをしたいと願っているのに、子どもにイライラしてしまうのは親にとっても、子どもにとっても残念なことですね。 マミさんは5歳アユム君と3歳シュン君を育てているお母さんです。 マミさんは長男に対してイライラしてしまうことに悩んでいました。 長男の言動に朝からイライラして、ついキツク言ってしまいます。 マミさんは長男が通っている幼稚園で行われたセルフカウンセリングの講座に参加しました。 その講座の中で、マミさんはセルフカウンセリングの専用のフォーマットで子どもとの日常の一コマを書いてみるという課題にチャレンジしました。 【マミさんが書いたアユム君とのやりとり】 ある朝、幼稚園に行く支度をしている時、ダラダラ食事をしている長男に私はイライラしました。 私は〈今日はいつもより遅く起きて、時間がないのにどうしてダラダラ食事をしているんだろう。 早く支度をしないと登園時間に間に合わない! 遅れたら、先生にダメな親って言われちゃうでしょ! 年老いた親にイライラする!の対処法を教えます|毒親との正しい戦い方教えます. シュンはサッサと食事を済ませて、着替えているのにアユムはダラダラ食事して、着替えもしていない。 もうイライラする! サッサとしてよ〉と思いました。 私は「アユム!時間がないよ! 早く食べて、着替えてよ」と言いました。 アユムは「うん、分かった」と言いましたが、ダラダラ食事を続けていました。 私は〈あ~もう間に合わない! 食べたくないなら食べなくていいよ! もうやめさせて着替えさせなくちゃ!〉と思いました。 私は「もう時間だから食べるのやめて、着替えないとダメだよ。 早くして!」と言いました。 アユムは「うん、分かった」と言いました。 アユムはテーブルから離れて、着替えに行きました。 私は〈シュンはサッサと準備をしているのに、アユムは私が言わないと何もしない。 本当にイライラする! あ~イライラして疲れちゃう。 アユムがもっとしっかりしてくれたら、 こんなに疲れることないのに。 長男なのにどうしてこんなにグズグズしているんだろう。 来年から小学校なのに、大丈夫なのかな?
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どうして子どもにイライラしてしまうの?感情と上手に向き合うアンガーマネジメントとは?【専門家】 ( たまひよONLINE) コロナ禍で、外遊びもなかなかできずに体力があり余っている子どもたちの相手と、すっかり在宅勤務が当たり前になったパパの昼ごはんの準備などで、ママにかかる育児や家事の負担は増すばかり。そんなイライラMAXのなか、子どもが言うことを聞かなかったり、わがままを言い出したりしたら、ママのイライラは大爆発!なんてことがあるかもしれません。 なぜ自分の子どもにイライラしてしまうのか――そのメカニズムをアンガーマネジメントの観点から解き明かすべく、日本アンガーマネジメント協会の講師、小尻美奈さんに話を聞きました。 アンガーマネジメントってどういうこと? 「アンガーマネジメント」という言葉をよく耳にしますが、もしかしたら正しく理解している人は少ないのかもしれません。日々の子育てにアンガーマネジメントを取り入れることを提唱している小尻さんに、まずは、アンガーマネジメントとはどういうことなのかを聞いてみました。 ――アンガーマネジメントとは、具体的にはどういうものなのでしょうか? 小尻さん(以下敬称略) アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニングのことです。よく「ママやパパのアンガーマネジメント」というと、「怒らないこと」や「怒らないママ・パパ」をめざすことと勘違いされますが、それは大きな誤解です。怒る必要があるときには上手に怒り、怒る必要のないことには怒らないようにする。その見極めができるようになること、なおかつ、適切な表現で上手に怒ることができるようになること。そうすることで、怒りの感情で後悔しないことをめざすものなんです。 かわいいはずのわが子だからこそ、イライラしてしまう?! 「子ども相手にイライラするのはやめよう」と思っているママ・パパは、少なからずいると思いますが、自分の子どもにイライラするのには理由があります。子どもへのイライラを抑え込もうとする前に、親が子どもにイライラしてしまうメカニズムを理解しましょう。 ――自分の子どもに対して、「こんなにイライラしているのは私だけでは?」と思っているママやパパは、かなりいると思います。 小尻 まず基本的に、イライラというものは身近な対象にほど強く感じ、力関係の強い人から弱い人へ向かうものだということです。多くの親にとって、子どもは最も身近な存在ですよね。力関係で見ても、親の力が圧倒的に強く、子どもの力は弱いですから、親から子どもへイライラが向かってしまうのは、当然のことなんです。 ――身近な対象であるほど、イライラが強くなってしまうのですか?