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Fri, 28 Jun 2024 16:44:26 +0000

日本人の3~4人に1人が頭痛持ちともいわれていますが、特に雨の日は頭痛が起こりやすいと感じる人が多いようです。 頭痛が起こると何もする気になれませんし、ひどい場合は仕事や家事を中断して床に伏せてしまうという人もいるでしょう。また、原因のわからない頭痛が続くと「何かの病気では?」と不安な気持ちになることもあります。 ただでさえ憂うつな雨の日に、頭痛まで起こってしまうのは避けたいもの。頭痛は日常生活に支障をもたらすこともありますし、頻発すると精神的にも肉体的にもストレスになります。今回は雨の日に発生しやすい頭痛のメカニズムや対策について、医療法人社団ウェルエイジング ウィメンズヘルスクリニック東京の知久正明先生にお話をお聞きしました。 雨の日に発生する頭痛とは? 「雨が降ると頭が痛くなる方が多いと思いますが、それは気圧や気温の急激な変化が、自律神経系に影響することで頭痛が誘発されるからです。特に雨の日は気圧だけでなく湿度が高くなると不快感もますため体調不良になりやすいと考えられます。」(知久先生) 天候が原因で起きる体調不良は『気象病』と称されますが、頭痛もその一種です。特に注意したいのは梅雨や台風が多い時期ですが、最近ではゲリラ豪雨の時に起きることがあります。また、春や秋など季節の変わりめにもおきやすいです。 「慢性的に発生する頭痛には片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛の3種類が存在します。そのうち、天候に影響を受ける可能性が高い頭痛は片頭痛と緊張性頭痛の2種類です」(知久先生) 雨の日の「気圧」が頭痛の原因となるメカニズムは? 雨の日の気圧の変化は頭痛の発生に影響を与えますが、片頭痛と緊張性頭痛とでは、そのメカニズムが異なります。 ●緊張性頭痛の場合 急激な気温や気圧の変化によって、体内で「セロトニン」という物質が生成されます。セロトニンは交感神経を刺激して血管を収縮させます。この血管収縮によって、緊張性頭痛が起こります。頭痛による痛みがさらに血管を収縮させ、緊張性頭痛を悪化させるという悪循環が発生することもあります。 ●片頭痛の場合 成人の約10%が片頭痛を罹患しているといわれており、「ズキンズキン」と響くような痛みが片一方の頭に生じるのが特徴です。 片頭痛の原因としては様々な説がありますが、一般的には血管拡張説がその一つとして考えられています。低気圧になると血管が開き、開いた血管が神経を刺激することで片頭痛が誘発されるからです。これは高所など気圧が低いところではペットボトルが膨らむのと同様の原理です。 「気圧の変化による頭痛が発生しやすい時間帯は、自律神経のバランスが変化する早朝と夕方でしょう」(知久先生) 雨の日の頭痛が起きにくいようにするには?

【梅雨頭痛】雨の日が続くときの頭痛の原因と対処法は? | 名古屋頭痛外来|【公式】大清水クリニック

放置していると脳過敏症候群になるおそれも 頭痛持ちにとって季節の変わり目は鬼門。慢性化を防ぐためにも、安易な自己流で対処しないことだ(写真:jayzynism/PIXTA) シトシトと静かに降る梅雨の雨とは裏腹に、頭がガンガンと響いて痛む。この時期は、頭が痛くなりやすいのだ。国内の4人に1人は「頭痛持ち」といわれ、日頃から頭痛に悩まされていると、「低気圧が近づくだけで頭が痛くなる」という人もいる。では、なぜ痛くなるのか。 「頭痛にはいろいろな種類がありますが、低気圧といった気圧の変動を受けやすいのは片頭痛です。脳内では、環境をはじめ、精神的、肉体的なストレスを受けると、セロトニンという神経伝達物質が大量に放出され、脳の血管が収縮して血流が悪くなります。セロトニンが出尽くして代謝されると、今度はその反動で逆に血管が異常に膨らむのです。脳の血管の周りには、三叉(さんさ)神経が張り巡らされているため、血管が異常に膨らむことで三叉神経が圧迫され、その刺激で脳が興奮して片頭痛につながるのです。低気圧は、セロトニンの分泌量を不安定にするため、頭痛を起こしやすいのです」 こう説明するのは、『 図解 専門医がサポートする! しつこい頭痛をぐんぐん解消させる!最新治療と正しい知識 』(日東書院)の著者、東京女子医科大学脳神経外科頭痛外来客員教授の清水俊彦氏である。長年、数多くの頭痛患者を治療してきた清水氏によれば、梅雨入りや梅雨明けといった変わり目に、頭痛がひどくなる人が増えるという。 放置するのも薬に頼り過ぎるのも危険 「頭痛持ちで、脳の過敏性が高い人は、気圧や気温といった環境のわずかな変化でも、片頭痛に結びつきます。頭が痛む数時間前から予兆症状として、生あくび、肩こり、異常な空腹感などが生じ、直前に目がチカチカするような閃輝暗点(せんきあんてん)という視覚前兆がある人もいます。その後、脈打つような頭痛があり、めまいや吐き気、耳鳴りなどの症状が伴うこともあります」(清水氏) 頭をトンカチで叩かれるような激しい痛みには、くも膜下出血といった重篤な病気が潜むことがあり、早めに医療機関を受診することがなにより。しかし、月に何度も悩まされる頭痛持ちの中には、医療機関ではなく市販薬に頼る人もいるだろう。ところが、今年3月、解熱鎮痛薬の成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の重大な副作用の項目に、「小腸・大腸の狭窄(きょうさく)・閉塞」が追記された。空腹で飲むことで腸に重篤な副作用が引き起こされる可能性があるのだ。頭痛の程度にもよるが、腸閉塞は命にかかわる。市販薬をどう活用すればよいのか。

ニュース&コラム 【雨の日の頭痛】原因は低気圧による自律神経の乱れかも。首正しで対策 解説 海風診療所院長・脳神経外科医 沼田光生 2018/03/08 雨の日は頭が痛い、頭が重い、体がだるいといった体調不良を訴える人が増えてきます。中には、雨が降る前から決まって頭痛が起こり、その症状が長引く人もおおぜいいるようです。 実は、雨の日に頭痛などの体調不良が起こりやすくなるのは、一説には気圧の急激な低下が、自律神経の働きに悪影響を及ぼすためではないかと考えられているそうです。 気圧の低下が自律神経に及ぼす悪影響について海風診療所院長・脳神経外科医の沼田光生先生に話をお聞きしました。雨の日に頭痛で悩む人は、医師の治療も受けつつ、セルフケアも試してみてください。 目次 自律神経には交感神経と副交感神経がある 自律神経の乱れで頭痛が起こるメカニズムとは?