猫はあまり水を飲まない 猫は砂漠に住む動物で一般にはあまり水を飲まない とされており、 理想的な1日の飲水量は体重1kgあたり20〜45ml程度です 。特に缶詰のような水分を多く含むフードを食べていると、ほとんど水を飲んでいる姿を見かけないのが通常です。基本的にはウェットフードを与えていれば、水は十分だと考えます。腎臓病用フードにもウェットタイプのものがありますので、試してみるのもいいかもしれません。 ただ、猫は生後6ヵ月頃までに経験をしない食べ物は、食べなくなるといわれています。ご相談の猫はドライフードで育っているようですので、なかなかウェットフードを食べさせるのが難しいかもしれません。もし経口的に水を飲ませるなら、注射ポンプやスポイトを使用して強制的に飲ませる方法がもっとも簡単だと思います。 もし腎障害の初期で、腎臓病用フードを食べていても数値が悪化するようならば、自宅で点滴する方法が勧められます。診療の際、獣医が飼い主に皮下注射の方法を指導し、飼い主が自宅で皮下に点滴をする治療法です。この在宅ケアによりQOLが向上し、たくさんの猫が快適に過ごしています。かかりつけの先生に相談してください。 (回答:元ACプラザ苅谷動物病院 統括院長 内田恵子先生)
若かった猫も7歳を超えるとシニアの仲間入りです。 シニアになると耳や目も衰え、老衰や大きな病気がでてきます。 もう、治療することもなく最後の時に 覚悟は決めているけど老猫の看取りはどうすればいいの 老猫の身体にどんな事が起きているの 延命はすべき?