腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Tue, 25 Jun 2024 23:57:01 +0000

このステントグラフトなら術当日から食事が再開でき、 翌日からはほぼ普通の生活に戻れ、社会復帰もきわめて早くなります。 今後はその進歩によりこちらが標準治療になるかも知れません。. その一方でステントグラフトよりも従来型の外科手術の方が安全と判断される場合はそちらを選択します( 手術事例 )。 最近の米国の報告では70歳を超えるとステントグラフトよりも従来型手術のほうが生存率が高く、成績が良いという結果がでていて、波紋を呼んでいます。. 腹部大動脈瘤手術後の合併症:腸管虚血,臀筋跛行,性機能障害. 要は複数の選択肢をもち、個々の患者さんに有利な方法を選ぶのが良いと考えます。. 血管手術や心臓手術のお問い合わせは こちら へどうぞ 患者さんからのお便り のページへ 3.大動脈疾患 に戻る, ---------------------------------------------------------------------- 執筆:米田 正始 福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長 医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医 元・京都大学医学部教授 当サイトはリンクフリーです。ご自由にお張り下さい。

  1. 腹部大動脈瘤手術後の合併症:腸管虚血,臀筋跛行,性機能障害

腹部大動脈瘤手術後の合併症:腸管虚血,臀筋跛行,性機能障害

『本当に大切なことが1冊でわかる循環器』より転載。 今回は 大動脈瘤 (TAA、TAAA、AAA)について解説します。 大久保愛 新東京病院看護部 恩田香織 〈目次〉 大動脈瘤(TAA、TAAA、AAA)はどんな疾患? 大 動脈 瘤とは、 大動脈の一部の壁が、全周性または局所性に拡大または突出 した状態です。大動脈壁の一部が局所的に拡張して瘤を形成する場合、または直径が正常径の1. 5倍(胸部で45mm、腹部で30mm)を超えて紡錘状(ぼうすいじょう)に拡大した場合に、「 瘤 」と総称しています。 大 動脈瘤 は、瘤ができる位置によって 胸部大動脈瘤 (thoracic aortic aneurysm; TAA ) 胸腹部大動脈瘤 (thoracoabdominal aortic aneurysm; TAAA ) 腹部大動脈瘤 (abdominal aortic aneurysm; AAA ) と呼び名が変わります( 図1 )。 図1 瘤の発生部位による分類 動脈瘤は、加齢や動脈硬化などにより、血管壁を構成する組織が弱くなって一部が飛び出すように膨らんだり、血管全体が膨らんだりするものです。瘤ができるだけでは痛みもありませんが、膨らんだ部分は血管壁も弱くなっているので破れてしまう可能性が高くなります。瘤が破れて大量出血を起こすと、ショック状態、死に至る危険性が非常に高くなります。 大半は症状がなく、健康診断で指摘されることが多い疾患です。 50歳以上の男性に好発し、 動脈硬化 が誘因となります。 大動脈瘤はどのように分類する? 大動脈瘤は、瘤の形、瘤の壁の構造、瘤の発生部位によって分類されます( 図2 )。瘤の発生部位による分類は 図1 を参照してください。 図2 大動脈瘤の分類 ※1 真性大動脈瘤 患者さんはどんな状態? 大半は自覚症状がありません。 腹部大動脈瘤の場合、瘤の大きさによっては呼吸困難、胸部違和感、血痰、嗄声(させい・かすれ声)が生じます。 どんな検査をして診断する? 大動脈瘤の多くは無症候性ですが、発見された場合は、まず胸部CT検査を行い、治療方針を決定します( 表1 )。 表1 大動脈瘤に特徴的な検査所見 どんな治療を行う? 胸部大動脈瘤の場合、開胸手術の選択が多くなります( 表2 )。 開胸・開腹など 外科 的治療のリスクが高い場合は、 ステントグラフト が選択されます。しかし、ステント グラフト には解剖学的な制約があり、CTで大動脈瘤の形をみてステントに合わない場合は、実施ができません。 破裂の危険性が高くないと判断される場合(直径5~6cmまで)には、内科的(保存的)治療で、経過観察となります。 表2 大動脈瘤の治療 ※2 debranching TEVAR ★1 人工血管置換術 看護師は何に注意する?

!先生から退院の許可をいただきました。 滋賀県立総合病院で山田先生に出会えた時が、避けて通れない手術へのリスクに対し、不安でいっぱいだった私たち家族を、以前のような、いいえ、それ以上の幸せにしてくださったスタート地点です。 先生方、麻酔科、ICU、病棟スタッフの皆様、本当にありがとうございました。 14. 腹部大動脈瘤破裂(70代、男性) ICUのベッドの上で意識を取り戻してから、腹部大動脈瘤破裂であったことを聞かされた。 まさか人生2度目の腹部大動脈瘤の手術を体験するとは思ってもみなかった。しかも今回は郷里を遠く離れた湖国滋賀県であった。 搬送される救急車の中で、意識は朦朧としながら目にした、大量の吐瀉物の中のコーヒーゼリー状の大きな血の塊が脳裏に焼き付いている。 救急隊の迅速な対応と搬送、休日にも関わらず緊急手術をしてくださった滋賀県立総合病院の医師団の皆さんのおかげで一命を取り留めたのであった。 前回の手術は人間ドックで発見され、動脈瘤の直径が50mmを超えた段階での人工血管への置換手術であった。 「幸運でしたね。破裂した動脈瘤の手術は大変だったと思いますよ。」と前回手術の執刀医の言葉。 腹部に初期胃がん、動脈瘤2回と計3本の縫合後を重ねながら後遺症もなく、生きている自分を本当にありがたく思う。生かしていただいた山田先生を始め、昼夜を問わずお世話になった看護師の皆様に改めて心から感謝申し上げます。 15. 腹部大動脈瘤(70代、男性) 心臓血管外科山田先生ならびに多数の関係スタッフのもと「腹部大動脈瘤の切除手術」を受けました。 手術を受けるに当たっては先生から三度ほど十分な説明をいただき、また、詳細な説明もいただきましたが、お腹の中心を通る直径2cmほどの大動脈を何センチか切り取り、人工血管と交換するということで、リスクはゼロに近いと聞いても、手術を終えて一週間程度は不安でした。その後は不安よりも、早く手術して頂いたことが大変良かったと感じるようになりました。 手術当日、朝一に先生が一声かけて下さって、9時頃に病室から麻酔室へ移され、全身麻酔から始まったようです。手術時間は2時間程度で前後の処置を含め、4時間ほどで終わったようです。 山田先生が、「終わったよ」と声をかけて下さったこと、麻酔が覚めた直後の寒気と痛みが少しの間苦痛であったが、スタッフの方々が素早く対応して下さったことなどが記憶に残っています。 「案ずるより産むが易し」の言葉どおりでした。 心臓血管外科の山田先生はじめ、スタッフの皆様の十分なご説明、対応に心から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 16.