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Wed, 26 Jun 2024 10:48:46 +0000
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人はなぜ働かなくてはならないのか / 小浜 逸郎【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

表題作以外にも「本当の自分とは何か」「学校に通う必要」「結婚」「国家」など10章からなる。 表題については、よく子供から質問され答えに窮するところであるが、著者は学校等で教える「労働は美徳」「人は働くことを好む」と言った認識以上に「私たちが人間が本質的に社会的な存在である」ことを強調する。 その根拠として 1 私たちの労働による生産物やサービス行動が単に私たち自身に向かって投与されたものではなく、同時に必ず誰か他の人のためのもの、という規定を帯びている。 2 そもそも労働が可能となるためには人は他人の生産物やサービスを必要とする。 3 労働こそ、まさに社会的な人間関係それ自体を形成する基礎的な媒介になっている。 即ち労働は一人の人間が社会的人格としてのアイデンティティを承認される必須条件なのである。 最後に著者は、労働の対価として金銭のみではない、と加える。 良妻賢母の専業主婦は家族から愛されるし、友誼的な関係性から無償の労働をする者は多い。又ボランティアや奉仕精神の美徳はある。 いくら金銭的な余裕があり富を築いた者でも、社会的人格である限りそれらからの承認を求め、何らかの活動を行うようになっているのである

本棚登録: 121 人 レビュー: 9 件 ・本 (285ページ) / ISBN・EAN: 9784896916416 作品紹介・あらすじ 働くということは人間にとってどんな根拠を持つのか? 人はなぜ恋をし、結婚するのか? なぜ「普通」に生きることはつらいのか? なぜ戦争はなくならないのか?