該当項目が10個以上あったら要チェック? リアルの会話よりも、スマホでのコミュニケーションの方が楽しい スマホ以外、特に趣味がない 自分の送ったメールやLINEに対する返信が遅いことが原因で、相手とトラブルになったことがある スマホをしている最中に話かけられるとイラッとする スマホがないと、友人とコミュニケーションが取りにくい 電話や直接話すより、メールの方が本音を言える 現実から逃避するためにスマホを使うことがある スマホに熱中するあまり、学業や仕事に支障をきたすことがある スマホに熱中するあまり、その日の予定が狂ってしまうことがある 他にしなければならないことがあるのに、スマホをしてしまうことがある スマホのせいで、夜更かしをしてしまったり、寝不足になったりすることがある スマホを使う時間がだんだん長くなっていると感じる 夜遅くてもスマホで電話してしまう 1日に1時間以上、スマホで電話をする 他人との会話中にスマホを使うことがある 食事中にスマホを使うことがある 人と二人でいる時にスマホを使うことがある 電車やバスの中でスマホを使うことがある 授業中や仕事中にスマホを使うことがある 歩きながらスマホを使うことがある 電話やメールの着信がないか、無意識にスマホをみることがある いかがでしたでしょうか? ちなみに『スマホが学力を破壊する』の著者、川島隆太先生は2つしか該当しなかったそうです。 私は余裕で10個以上該当しました笑 若い方ほど該当する項目が多く、若年層の殆どの人が10個以上該当するのではないでしょうか?
もともと学力の低い子がスマホいじりすぎなだけ?【違います】 ここまででわかったことは、 ということではない! ということです。 次に考えたのは、上の 『原因と結果が逆なんじゃない! ?』 ということです。 つまり、上の図の矢印の方向が逆なんじゃないかということです。 そこで次に行ったのが「数年間生徒たちのスマホ使用時間と学力を調べ続けよう」というものです。 その結果わかったことが、次のことです。 これはヤバい!!! スマホが諸悪の根源みたいな結果になりました(笑) このことからわかったことをまとめると なぜスマホをいじるとバカになるのか? では、なぜスマホをいじると学力が低下するのでしょうか?何がいけないのか?
子供にとってスマホとは「楽しい時間を提供してくれるもの」であることが多いです。 そんなスマホを制限されることを子供たちはどう思っているのでしょうか。 下記はSNSや掲示板に投稿されている、スマホ制限についての子供たちの声です。 ポイント またスマホにロックかけられた…。わけわからん 親にスマホ制限されたから10時以降連絡とれません。ほんとむかつく テスト期間前だからスマホ制限されたー。まぁ勉強ははかどるから今は我慢!
「スマホ脳」などスマホを使いすぎることによる弊害を科学的な視点から解説した本が、近年話題に。子どもへの影響の大きさについても書かれているので、知っておきたいところ。 脳の仕組みからスマホの中毒性を説く世界的ベストセラー。アンデシュ・ハンセン著『スマホ脳』(新潮社) 「脳トレ」教授がスマホと子どもの学力の関係を解説。川島隆太著『スマホが学力を破壊する』(集英社) Topic2 子どもの「近視」が増加 ! スマホも大きな原因に!? 出典:Matsumura H. et al. Survey of Ophthalmology. 1999 Yotsukura E. Torii H. JAMA Ophthalmology. 2019 スマホやゲームを至近距離で見続けることが一因と見られる子どもの近視が近年増加。慶應義塾大学医学部眼科学教室の2019年の調査では、なんと東京都の小学生の80%、中学生の95%に近視傾向があるという結果に! 学校教育のICT化も踏まえ、文科省も子どもの近視抑制に取り組む方針を表明。 Topic3 低価格プランや5Gの広まり で子どもにもスマホがさらに普及!? 川島 隆太 スマホ が 学力 を 破壊 すしの. スマホデビューの低年齢化が進む中、月額¥500程度のキッズ向けプラン(保護者がその会社と契約している場合に限る)を用意する携帯電話会社も。近年の5G普及でさらに通信環境が向上することも併せると、子どものスマホ所有率や低年齢化はますます進みそうな気配。 Topic4 「GIGAスクール構想」 で 教育のICT化 推進中。コロナ禍で塾もオンライン授業が増 実は日本は世界と比べ、ICT(情報コミュニケーション)教育の後進国。状況を変えるべく、文科省が掲げるのがデジタル端末を1人1台マストにし、学習活動の充実を図る「GIGAスクール構想」。当初2023年度末までの実現を目指していたが、コロナ禍により前倒しで進めることに。塾のオンライン授業も、もはや当たり前のスタイルとなり、子どものスクリーンタイムは伸びていく一方。 「GIGAスクール構想」とは? 文部科学省がデジタル教科書の活用について、2019年から4年間をかけて2023年度末までに整備していく、として掲げた目標(GIGA=Global and Innovation Gateway for All)。 1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する これまでの我が国の教育実践と最先端のベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す (文部科学省発行リーフレットより) 詳しい内容は2021年LEE8月号(7/7発売)に掲載中です。 イラストレーション/近藤圭恵 取材・原文/遊佐信子 ファッション、ビューティ、ライフスタイル、料理、インテリア…すぐに役立つ人気コンテンツを、雑誌LEEの最新号から毎日お届けします。