ケーキを膨らませたいときに、ベーキングパウダーを入れることがあります。
ベーキングパウダーの成分は、 重曹(ガス発生剤)+助剤(酸性剤)+遮断剤(コーンスターチ)でした。
そうなんです! ベーキングパウダーには、重曹(炭酸水素ナトリウム)が含まれています。
重曹単独で使っても、ケーキは膨らんでくれるんです。
でも、ケーキに限らず和菓子も含め、お菓子のレシピをみていると(特に家庭用)、 重曹よりも圧倒的にベーキングパウダーを使用しているレシピが多いのですが、 これはなぜでしょうか?
- 小さじ1杯の「ベーキングパウダー」って必要?お菓子作りの基本を解説! - macaroni
- パリッとムッチリ食感がたまらない! 発酵なしですぐに作れる「塩パン」レシピが簡単でおいしすぎ - dressing(ドレッシング)
小さじ1杯の「ベーキングパウダー」って必要?お菓子作りの基本を解説! - Macaroni
すべてノンアルコールのレシピです✩
最近スタンプした人
スタンプした人はまだいません。
レポートを送る
件
つくったよレポート(1件)
はらぺこあおむし〜
2021/01/25 15:20
おすすめの公式レシピ PR
パウンドケーキの人気ランキング
位
お豆腐とヨーグルトの超しっとりヘルシーケーキ♪
レモンのパウンドケーキ♡
シンプル配合☆基本のパウンドケーキ
外サクッ♡中しっとり♡米粉パウンドケーキ
あなたにおすすめの人気レシピ
パリッとムッチリ食感がたまらない! 発酵なしですぐに作れる「塩パン」レシピが簡単でおいしすぎ - Dressing(ドレッシング)
TOP
レシピ
スイーツ・お菓子
製菓材料
ベーキングパウダー
小さじ1杯の「ベーキングパウダー」って必要?お菓子作りの基本を解説! お菓子のレシピで目にする「ベーキングパウダー 小さじ1杯」これってどんな意味があるんでしょうか?たったひとさじの添加物ですが、お菓子の味や仕上がりに大きな差が出るんです。お菓子作りの基本、ベーキングパウダーの扱い方についてご紹介します。
ライター: Sucre*
スイーツ&ギフトラッピング認定講師
広島県のモデルルームのキッチンでパティスリー教室をしているSucre*(シュクレ)です。
ご自宅でも簡単に作れる季節のお料理、スイーツレシピを皆様にご紹介します。
2012. 6 菓子製造業… もっとみる
お菓子作りに不可欠!ベーキングパウダーとは
Photo by macaroni
ベーキングパウダーは、ふくらし粉、膨張剤とも言います。原料は重曹を主体とし、酸性剤などから作られています。重曹は二酸化炭素を発生させて生地に気泡ができ、お菓子をふくらませます。しかし重曹だけを使ったお菓子は黄色くなり少し苦みが出ます。苦みは重曹のアルカリ成分によるものです。
酸性剤を加えるのはなぜかというと、ベーキングパウダーに一緒に入っている酸性剤は、重曹のアルカリ性を打ち消す働きがあります。そのためベーキングパウダーを使うと白くて苦くないお菓子が仕上がるのです。今や、ふくらし粉の主流はベーキングパウダーとなっています。
ベーキングパウダーがない場合
ベーキングパウダーの代用には主成分である重曹(炭酸水素ナトリウム)があげられます。この重曹が二酸化炭素を発生させてお菓子をふくらませます。重曹は弱アルカリ性のため、焼き上がり後独特の色と味がつきます。生地に黒砂糖を入れて茶色のおまんじゅうを作ると和菓子のできあがりです。またホットケーキミックスを利用するとベーキングパウダーが含まれており、簡単にホットケーキ、スコーン、ワッフルなどできますよ。
ベーキングパウダー小さじ1杯って? お菓子のレシピにはベーキングパウダー小さじ〇杯の記載が多いですね。では何g? お菓子作りに少量使用のベーキングパウダーの分量についてご説明します。小さじ1杯は4g、小さじ3分の2杯は2. 小さじ1杯の「ベーキングパウダー」って必要?お菓子作りの基本を解説! - macaroni. 6g、小さじ3分の1杯は1. 3g、小さじ2分の1杯は2gです。お菓子作りにベーキングパウダーの0.
食感の好み
ベーキングパウダー「なし」と「あり」では食感がまったく違うので、どちらが好みかが重要。
フィナンシェといえば、きめ細やかな生地でしっとりした食感のお菓子。
でも、ふんわりとした食感のほうが食べやすくて好きという方は、ベーキングパウダー入りのほうが好みかもしれません。
食感の違いは焼いた当日でもはっきりとわかりますが、翌日以降ではさらに違いが明確に。
底面を上にするのか、焼き目を上にするのか
フィナンシェはフランス語で「お金持ち」や「金融家」という意味があり、形が「金塊」に似ていることから名付けられたという由来があります。
金塊のように並べるなら、焼成時の底面が上に。
ベーキングパウダーなしのほうが、金塊らしい雰囲気があるように見えませんか? 焼き目を上にすると、また違う印象に。
ベーキングパウダーありのほうはふっくらとしているので、やわらかくおいしそうに見えますよね。
あえておへそを作って、焼き目を上にするレシピもあるんですよ。
*ベーキングパウダーを使ってもおへそが出るとは限りません。型の深さ・生地温度・焼成温度などで違ってきます。
トッピングするなら
ナッツやドライフルーツなどをトッピングして焼き上げる場合はどうでしょう。
見た目の好みになると思いますが、個人的にはベーキングパウダーなしのほうがすっきり見えると思います。
ラッピング
ラッピングする際も、どの面を見せるかによって印象は大きく変わります。
皆さんは、どのタイプがお好みでしょうか。
どんなお菓子を焼きたいかイメージしてみて
ベーキングパウダー「なし」と「あり」のレシピで悩んでしまうとき。
そんなときは、どんな食感のお菓子にしたいか、どんな見た目にしたいかなど、いくつかの要素を考慮して決めると良いと思います。
今回の比較を参考に、まずはお気に入りのフィナンシェのレシピを見つけてみてくださいね! ちなみに、マフィンやスコーンなどはベーキングパウダーの力で生地を膨らませるお菓子。
少量だからといってレシピから抜いてしまうのは、失敗の原因になるのでご注意を。
お菓子作りが大好きな二児の母。家族がおいしそうに食べてくれるのが一番の幸せ。子どもと一緒に作れる簡単なお菓子を作ることが多いです。