更新日:2021年2月18日 パソコンやスマートフォン、タブレットで無料動画を見ようとしたら、いきなり「登録完了」という画面が出て料金を請求される手口を、「ワンクリック請求」と呼んでいます。 契約の意思がなく、単にURLや画像、無料再生ボタン、年齢確認部分をクリックしただけで契約は成立しませんので、支払う必要はありません。 相手に問い合わせると、「確認のために」などと言ってあなたの住所や名前を聞かれ、個人情報を伝えることになります。IPアドレス(インターネットに接続する度に割り当てられる識別番号)や端末識別番号(個々のデータ端末に割り当てられた番号)から、あなたの氏名や住所がわかることはありません。相手に連絡せず無視しましょう。 「登録完了」の画面が消えない場合は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のウェブサイトで対処法が情報提供されています。 関連リンク ワンクリック請求被害への対策(独立行政法人情報処理推進機構)(外部リンク) 関連事例 動画サイトを見ていたら、突然代金を請求されたので、慌ててネットで探した相談窓口に連絡したら、高額な相談料が必要だと言われた 「無料」と書かれたアダルトサイトの年齢確認ボタンを押したら「有料会員登録完了」になり、代金を請求された
むやみに認証情報を払い出さない 上記のMFAアクセス設定にしたとしても該当ユーザが認証情報を払い出しており、それが悪用された場合は何の意味もありません。よくGitHubに上げてしまい不正利用に利用されるのがこれなので注意しましょう。 具体的にはIAM ユーザー の 認証情報 -> アクセスキー が該当します。 この情報はむやみに払い出さない。CLIとかを使用するために払い出した場合、漏れないように十分注意することが重要です。 (とりあえず、このサンプル画面のように払い出されていなければ洩れる心配がないので安心です。 アクセスキーの作成 から認証情報を払い出した場合は注意しましょう) 最後はAWS利用料金の確認方法です。 今までの手順を実施していれば突然予定外の高額請求になることはないと思いますが、突然AWSから利用料金の請求が来た!時のために、利用料金の詳細把握方法は理解しておく必要があります。 方法は簡単で、 マイ請求ダッシュボード から行います。 画面右に表示される 料金明細 をクリック。 この表示内容は前日分まで表示されている印象です。 後は表示されたAWSの各サービスから確認したいサービスの左端の三角部分をクリックすると詳細が確認できます。 これを確認し何にいくら料金がかかっているか把握し対策を立てましょう。 このサンプル画面の場合、EC2の起動料金 Linux $0. 18 + Windows $1. 80 、EBS利用料金 $7. 17 、ElasticIP割り当てたけど使っていなかった料金 $11. 22 の合計 $20. 37 とわかります。(Linuxと比較するとWindows高いですね^^;) EC2作成して必要な時だけ起動していた時のサンプルです。 これでEC2は実は停止していてもディスクやEIPを保持しておくことだけで料金がかかることに気が付けます。以下参照^^; AWS初心者がEC2を最低限の利用料金で利用する ~EC2スナップショット作成・リカバリ手順~ まとめ 3点書きましたが、とりあえず1つ目の予算設定をやるだけでもAWSを利用する心理的なハードルが下がると思うのでこれだけでもまずやることをオススメします。 次回以降、本格的に資格取得に向けていくつか触ってみたAWSサービスについて記載していこうと思います! 資格取得に向けてAWSサービスを実際に利用してみるシリーズの投稿一覧 とりあえず30分でAWS利用料金の高額請求に備える~予算アラート設定・MFA・料金確認~ (本記事) AWS ECSでDocker環境を試してみる Amazon Cognitoを使ってシンプルなログイン画面を作ってみる AWS NATゲートウェイを使ってプライベートサブネットからインターネットにアクセスする Why not register and get more from Qiita?