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Tue, 25 Jun 2024 00:27:42 +0000

こうしてお母さんのことを話せるようになったのは、ご自身の中で消化できたからでしょうか? そうです。幸せだから言えるんだと思います。僕はもう、明日死んだとしても収支は黒字だったなって思えますから。 実はこの映画について「見たいけど怖くて見られない」って僕に言う人もいます。 僕が子どもだった頃は、親は子が可愛いからぶつんだって時代でした。そんな時代から、児童相談所や児童虐待防止法ができました。でも虐待されている子どもの状況が大きく変わったのかというと、全然そうでもなくて。依然として、虐待されて心に深い傷を負う子どもはたくさんいますし、命を失い場合だってある。結局「勇気がなくて虐待のような問題とは向き合えない」って言う人がいっぱいいる限りは変わらないんです。 そうした中でも、児童相談所の人たちも虐待に関心のある人たちも、なんとかしようと頑張っている。だから僕も、自分の過去をさらけ出してでも訴えていく意味があるなって。 今回の映画のことも長い目で見て、劇場上映が終わった後も例えばホール上映だったり、たくさんの人に見てほしいと思います。届くところにちゃんと届いてほしいと。 Q. 最後に、これから映画をご覧になる方に一言お願いします。 最初に言っちゃったことなんですけど、この話は「こんなクソ親を許しましたドヤねん」って映画ではなくて。たくさん傷を抱えて生きている人はいっぱいいるけども、私はみんな幸せになれると思っています。私も今、幸せです。幸せになれるまでに、ばあちゃんや友人たちがこんなことを言ってくれましたっていうのが、この映画の中にぎゅっと詰まっています。ぜひそれを受けとってください。 取材 澤田絵里、撮影 南野こずえ 『母さんがどんなに僕を嫌いでも』 配給・宣伝:REGENTS (C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会 11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国公開!

  1. 角川つばさ文庫版 母さんがどんなに僕を嫌いでも | 本 | 角川つばさ文庫

角川つばさ文庫版 母さんがどんなに僕を嫌いでも | 本 | 角川つばさ文庫

タイジは自分からお母さんを理解しよう、助けようと行動を起こしますが、歌川さんにとってお母さんは、母親になりきれない少女のような存在だったのでしょうか? そうだったと思います。未成熟な部分がいっぱいあって、それを覆い隠してなんかカリスマっぽくなっていたりとか。でも内側には矛盾するところがいっぱいあって。たぶん、すごく傷つきやすかったんだと思うんです。傷ついた熊とか強くなるじゃないですか。傷がいっぱいあるものだから凶暴になってしまったのかなって思います。 Q. 母親を守ってあげようという気持ちになりましたか? 角川つばさ文庫版 母さんがどんなに僕を嫌いでも | 本 | 角川つばさ文庫. すぐにはなりませんでした。幼い頃は母親にしか見えなかったし……。 でも母から離れて自活するようになってからは、なんとなく不安定で、生きていて大変だろうなって。そうして母が危機に陥って、そこからですね。守ってあげるというか、ちゃんと息子をやりましょうって。それをすることで、僕の方も救われる何かがあるんじゃないかと思いました。 僕は本当に揺らぎやすいし、不安定だし、そんな自分を感じるごとに親のことを恨んでいました。 でもある程度いろいろ乗り越えて大人になったので、じゃあもう一回、母親との関係を築き直すことで、成長過程で得られなかった自己形成の土台みたいなものを、自分で作れるんじゃないかと。 傷はいっぱいあるけど消えるものでもないから、傷が全部誇りになるような新しい記憶をこれから作りましょう、こんなスンバラシイ親孝行したらそれがすばらしい記憶になるんじゃないかと思ったので頑張りました。2年間、母に振り回されっぱなしだったけど……って、最後に愚痴ってどうする(笑) Q. 歌川さんはもともと絵を描くことがあまり好きじゃなかったと耳にしました。また歌川さんは漫画の他に、小説という表現方法もお持ちですが、このお話を漫画で描こうと思われたのは、テーマが重たいから漫画の方がとっつきやすくなるという期待があったのでしょうか? はい、できるだけたくさんの人に読んでほしかったので。小説は読むのにすごく時間がかかるけど、漫画はパッと見るだけですごい量の情報が伝わります。絵の持つ熱伝導率みたいなものにチップを張って、漫画で企画を持ち込みました。 でも今は子ども向けの児童書として、テキスト版も出しています。どんな気持ちでその時いたのかとか、どんな風に怖かった、どんな風に痛かった、どんな風に悲しかったっていうことが、やっぱりテキストで書いた方が僕は伝わると思うんです。なので、それはテキストで書きました。 映画化の話を聞いたときも、本だったら読まないけど映画なら見るという人もいるかもしれないと、ぜひ映画にしてほしいと思いました。 Q.

ユーザーレビューを投稿 ユーザーレビュー一覧 1 ~ 10 件/153件中 私ならこの母親は愛せない ※このユーザーレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。 zpl******** さん 2021年6月4日 5時32分 役立ち度 0 2021. 05. 23 泣いてしまった。なんでこの子はこんなにお母さんが好きなの?ここまでされてもお母さんだから好きなの... unc***** さん 2021年5月23日 23時42分 仲野太賀につきる 天才的な役者。演技であることが一瞬もわからない。つか演技であってもかまわないと思わせる奇跡の役者... ma8******** さん 2021年5月9日 4時41分 僕はブタじゃない!