とにかくスケールの大きい自然を感じさせてくれる釧路湿原は、天候や時期によってさまざまな姿を見せてくれます。いくつか展望台がある中で、今回訪問したのは細岡展望台。季節は冬が明けたばかりに5月初め、まだ緑色になる前の黄色い釧路湿原をお送りします。 2017/5/2(火) ※掲載内容は当時のものです。 多少の計画は必要 北海道の釧路(くしろ)といえば、なんといっても 釧路湿原 !日本最大の面積を誇る広大な湿原は、道東に来たら絶対行きたいスポットです。 でも、釧路湿原と言ってもとても広い。漠然と行きたいと思ってもどうして良いかわかりません。地図で見ても、ただただ広がる湿原。どこへ向かえば良いのでしょうか? 釧路湿原は、事前に軽く調べた方が良いスポットなのです。 釧路湿原の楽しみ方 様々な楽しみかたのある釧路湿原ですが、観光で気軽に訪れた場合は基本はこの3つに絞られるかと思います。 ①展望台から見る 展望台から見渡せば、ひろーい湿原が作り上げるパノラマを存分に体感できます。一番お手軽に湿原を楽しむ方法です。 ②木道を歩く いくつかある木道を歩けば、湿原の自然をより身近に感じることができるでしょう。 ③湿原を走る鉄道「ノロッコ号」に乗る ゆっくり走る鉄道は圧倒的な旅情が。ただし1日2往復(時期による)なので時間はシビア。乗ったら戻らないといけないため、車旅だと少々利用しにくい。 木道&ノロッコ号もとても魅力的ですが、今回訪問した5月はそこまで草木が元気ではありません。展望台から眺めることにします! どの展望台にする?
更新日 2021年3月4日 カテゴリ 自然・風景 季節 春 / 夏 / 秋 / 冬 エリア 釧路・阿寒湖・摩周湖・根室近郊 対象 ひとり旅 / 女子旅 / ファミリー / ミドル・シニア 滞在時間 平均: 1時間未満 目安: 1時間未満〜1時間未満 隣接木道を歩く場合は40分~ 釧路湿原を見て、知って、散策できる代表的な拠点。1階は入場無料で、ショップやレストラン等があります。2階からは有料展示となっており、釧路湿原を再現するゾーンには幻の巨大魚「イトウ」など、湿原の動植物を復元した展示物が多数。3階展望室と屋上からは湿原や釧路の街、阿寒の山々などパノラマの風景を望めます。また1周約2. 5kmの遊歩道の途中にはサテライト展望台があり、右回りの約1kmはバリアフリーです。 住所 〒084-0922 北海道釧路市北斗6-11 電話番号 0154-56-2424 営業日 休館日:年末年始 営業時間 4月~9月/8:30~18:00 10月~3月/9:00~17:00 営業日備考 WEBサイトURL WEBサイト外国語対応 有 (英語・繁体字・簡体字) 予約フォーム 無 アクセス JR釧路駅より阿寒バス:鶴居線で約30分 釧路空港より車で約18分 駐車場台数 (大型バス) 7台 (普通車) 108台 駐輪場台数 Wi-Fi対応 有 バリアフリー対応 外国語対応スタッフ 喫煙スペース 授乳スペース トイレ個数(男) トイレ個数(女) トイレ個数(多目的) クレジットカード決済 否 電子マネー決済 QR決済 受入区分 個人 / 団体 / 教育 / 外国人 受入可能人数 加盟する協会・団体 基本情報に関する 補足事項 エリアイメージ 体験メニュー 釧路市湿原展望台館内案内&木道散策~壮大な釧路湿原までご案内~ 最少催行人数 1 最大受け入れ人数 20 主要時間目安 90分 補足事項 集合場所 釧路市湿原展望台1Fカウンター 体験可能期間 6月15日~10月31日 雨天時対応 小雨は決行 料金 2名様申込の際、1名様2, 500円(税込)
夕食バイキング。ボタンエビが旨いです??
【温根内木道工事のお知らせ】 以下の期間、工事による一部通行止めを予定しています。 大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。 ・通行止め期間:6月21日~8月13日(予定) 詳しくは 環境省HP よりご確認ください。
!草木がまだ新緑を見せず、少し寒そうな姿をしています。 旅行雑誌やネットで見かける一面緑な湿原はとても美しいですが、こんな黄色い湿原も新鮮で良いものです。 日差しは相変わらず暖かいですが、冬が明けたばかりなので風は冷たい。次第に指先の動きが鈍くなり、思うようにスマートフォンの操作できくなってきました。5月といっても油断せずに防寒対策をお忘れなく。 湿原に轟く奇声オオジシギ 辺りにはカラスやウグイスといった、聞き慣れた鳥の声が響きます。珍しい鳥がたくさんいそうなイメージでしたが、意外と馴染みの鳥ばかりなのかな。そう思っていると、明らかに異常な鳴き声が・・・ 『ギュールギュールギュールギュルギュルギュル!! !』 『バババババ!! 釧路市湿原展望台 設計者. !』 その声の正体はオオジシギという鳥。 ※知床自然センターで見かけたイラスト この季節はオオジシギにとっては繁殖シーズン。オスは奇声を上げながらけたたましい羽音を立てて遊ぶように飛び回ります。5月に釧路湿原に行く方は、ちょっと耳を澄ませてオオジシギの奇妙な鳴き声をぜひ聴いてみてください! 旅情あふれる釧路湿原駅 細岡展望台の駐車場から徒歩5分ほど湿原へ下ると、 釧路湿原駅 があります。網走と釧路を縦につなぐ釧網(せんもう)本線の駅で、ロッジ風の駅舎は湿原の雰囲気にぴったりとハマる。 周囲には車道や民家が全くありません。というか釧路湿原しかありません。その雰囲気は完全に秘境駅の趣。内部には座るところや自販機もあるため、ちょっとひと休みすることも可能です。 こういった駅の時刻表はとってもやばいです。掲示されているものを見てみたのですが、1日7本しかありません。しかも、タイミングが悪いと5時間待ちなんてことが起こり得ます。 そういえば、先ほど展望台で話した人が、乗りたい方向の電車まであと3時間待ちと言ってました。鉄道利用で釧路湿原を観光する場合は、時間と心の余裕が必要です。 そんな本数が少ない中、タイミングよく電車が来ました!車内は地元らしき学生たちで埋まっています。通学に利用しているようですが、乗り過ごしたら次の電車は2時間後! 時刻表に縛られたくないので、あまり電車旅をしない私。ゆったりと電車を待つのも良いものかな、そんな気分です。少しまったりしかけたのですが・・・ 『ギュールギュールギュールギュルギュルギュル! !』 オオジシギが現れた!!!