映画『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』人気コミックを豪華キャストで実写化!
2021年 93本目
劇場版ならではの合戦シーンや「ildren」が手がけた主題歌「足音 ~Be Strong」など見どころ満載の映画『信長協奏曲』は10月16日(月)21時~フジテレビ系にて放送。
主演の小栗旬や柴咲コウ、山田孝之をはじめとした多くのキャスト陣はドラマ『信長協奏曲』にも出演していました。 映画版の出演とはいきませんでしたが、ドラマシリーズのみに出演していたキャスト陣も個性的で話題となっていました。 信長の弟・信行を演じた柳楽優弥 信長と跡継ぎ争いを繰り広げた弟の信行を演じたのは子役時代から活躍する実力派俳優の柳楽優弥。その存在感あふれる演技がドラマ放送当時、話題となりました。 信長に対して挙兵した末に、その座を奪えずに切腹してしまいました。なので今作への新たな出演はなさそうです。 侍女・ゆきを演じた夏帆 帰蝶の身の回りの世話をする侍女のゆきを演じたのは女優の夏帆。 織田家で孤立していた帰蝶の身を案じながらも、自身は織田家と敵対する朝倉の間者として信長の命を奪うことを命令されているという難しい役どころを演じました。 斎藤道三を演じた西田敏行 美濃の蝮(まむし)とよばれた強力な戦国大名・斎藤道三は西田敏行が演じていました。帰蝶の父であり、自身もタイムスリップしていたことから、サブローと打ち解けます。 村娘・お春を演じた前田敦子??
本種は数年前に三重県内での繁殖が確認された東南アジア原産の大型ハムシです。 久しぶりに来館された三重県の方が「お土産を持ってきました」とフェモラータオオモモブトハムシ幼虫の入った虫こぶを見せてくれました。 河川敷に生えているクズの茎に虫こぶ(ゴール)を作っているということで、異常に膨らんだクズの茎を何本かいただきました。 葉が枯れているこの時期に行けばいくらでも見つかるそうで、昆虫採集のオフシーズンの楽しみがひとつできたみたいです。 今のところ三重県内だけ限られているようですが外来生物は繁殖が凄まじいので心配です。 いただいた虫こぶです。 どんなふうになっているのか試しに1本割ってみることにしました。 食害された部分には繭玉はなく、みずみずしさの残っている端っこにありました。 この虫こぶからは3個の繭玉が見つかりました。大きな虫こぶだと10個くらい入っているそうです。 来年の6月ころには羽化してルビー色をした美しい成虫が出てくると思います。 いつも私のブログをご覧いただいている皆様今年1年ありがとうございました。 昆虫館の年末年始は12月29日から1月3日までお休みします。 あいかわらずのヘタレブログですが、来年もよろしくお願いします。
いや、驚きました。私、食べた昆虫の種類や料理の数はまだまだ知れているんですが、このフェモラータオオモモブトハムシ(通称フェモ)はもう、昆虫食が苦手という方々にも「虫って美味しいのね」って言ってもらえると確信するくらい"うまかった! "。昆虫食普及の最終兵器なんじゃないだろうか。 三重県松阪市でおこなわれた、フェモを捕獲し味わう会に参加したBUGS GROOVE編集長・次田が、その味についてご報告します。まずは動画をご覧ください。 ※この会は、緊急事態宣言前の3月8日に開催されました。 クズに繁殖する美しい外来種昆虫 今回参加した『フェモラータオオモモブトハムシを食べる会』は、『食用昆虫科学研究会』の理事長である蟲喰ロトワさん、大阪を拠点に昆虫食普及活動をしている『昆虫エネルギー研究所』の佐藤裕一さん、そして『いなか伝承社』を主宰している田中寛人さんが5年前から冬の終わりに開催しています。今ではいくつかの団体が同様の会を開催しフェモ食を楽しんでいるようです。 フェモラータオオモモブトハムシは東南アジア原産の非常に美しい虫です。植物防疫法で輸入が禁止されているこの虫が日本にいるのは、誰かが養殖や販売していた個体が2006年ごろに逃げ出し、繁殖したからだ、と考えられているようです。 宝石のような輝き!家で飼いたいと考える人がいても不思議ではないですね。でも、野に放ってはダメ、絶対! フェモは今のところ、三重県松阪市や大阪府池田市など限定された範囲で河川流域のクズに繁殖していますが、繁殖範囲は拡大傾向にあり、マメ科を食するフェモがもし大豆などの畑に入ったなら農業に大打撃を与える恐れがあります。この会は、そんな問題児を採って食べることで生態系や外来種について考えてもらおう、という趣旨で開催されているとのこと。採集された虫はその場ですべて茹でることをルールとし、拡散防止に細心の注意が払われていました。 夏に土手に生い茂っているクズ。この葉っぱの上にフェモを見かけるようになったら一大事!冬のうちに幼虫を捕って食べないと! 枯れたツルのコブから幼虫を取り出す 夏には土手の斜面を覆いつくす勢いで生い茂っているクズも、2月には枯れて葉は落ち、茎しか残っていません。ほかの木や草の合間にツルを見つけると、ところどころにコブが見つかります。このコブの前後を剪定ばさみで切り集めます。 コブをバケツやごみ袋に採集 切ったコブを割いていくと、黒っぽい蛹室(ようしつ)があり、その中にフェモの幼虫たちが静かに越冬しているのです。東南アジアの虫なのに、寒い日本の冬を越せるのは、このしっかりした蛹室があればこそなんでしょう。 カブトムシの幼虫を小さくしたような幼虫 幼虫は春に蛹(さなぎ)になり、6~8月ごろに成虫になって外界に出てくるそうです。今回、参加者が集めたフェモ幼虫はおよそ150匹。現場にカセットコンロを持ち込み、そのまま調理して、いただきます。 カシューナッツ?キャラメルコーン?