米・パン 2020年6月29日 雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。 「大将! 今日のおすすめ、シャリコマで握ってよ」 なんて、粋な発言聞いたことないだろうか? シャリコマ とは、シャリ(酢飯)が細かい(小さい)を意味し、 通常のにぎりよりも一回り小さなにぎり寿司 のことを指す。板前とのマンツーマンならではの粋な頼み方のひとつである。 今回の雑学では、寿司屋でよく使われる、この 「シャリ」という言葉の由来 について詳しく見ていきたい。 ちなみに、お米を研ぐときのシャリシャリという音によるものだと勘違いしている人も多いようだが、残念! 全く関係ない。 【食べ物雑学】寿司の「シャリ」の由来とは? 寿司のシャリとは?. ぷよぷよくん ねぇねぇガリガリさん、『シャリ』って寿司用語じゃないって本当? ガリガリさん そうだな。『シャリ=酢飯』ってワケじゃないんだ。 【雑学解説】寿司の「シャリ」は仏教が由来 僧侶のあいだで使われていた「シャリ」 という言葉が、一般にも使われはじめたのは江戸時代。 当然、歴史ある和食のひとつである寿司屋でも使われるようになる。そのため、 シャリ=酢飯だと勘違い している人も多いが、もちろん 酢飯だけではなく白米全般を指す 。 また、寿司が好まれた江戸文化においては、 粋を重んじ直接的ないい方を避けた からだとも考えられている。 でもなんで昔のお坊さんはごはんのことを『シャリ』なんて呼んでたの? サンスクリット語と関わりが深い「シャリ」の由来 この雑学には諸説あるものの、どの説にも共通するのは、 サンスクリット語が関係している ということ。 言語学的な説明をはじめると長くなってしまうので、簡単にいうと、サンスクリット語とは 昔のインドあたりの有識者のあいだで使われていた言葉 で、つまるところ、ラテン語などと同じ死語のひとつである。 『梵語』って言葉を聞いたことがある人も多いと思うけど、これはサンスクリット語の別の呼び方なんだぜ。 死語といっても、完全に滅びたというわけではなく、 言語学上は学問として残っているが、もう誰も話したりしない言葉 だ。 しかし、現代においてもラテン語が多くのヨーロッパ系言語に強い影響を与えているように、サンスクリット語もまた、 多くのアジア諸国に影響をもたらしている 。 そのためアジアの一部である 日本 にも、実は サンスクリット語由来の言葉は他にもたくさんあり 、仏教用語はもちろんのこと、日常的に使われる 「かわら」 ・ 「くしゃみ」 ・ 「かさぶた」 などもそうである。 そのサンスクリット語に、「遺骨・死骸・身体」などの意味をもつ 「Śarīra(シャリーラ)」 という言葉があり、漢字で 「舎利」 と書く。さらに、お釈迦様の遺骨・遺灰・毛髪などを指す言葉として 「仏舎利」 がある。 ん?シャリーラ…舎利…シャリ…?
銀シャリとはどんな意味?家で作る時のポイントは? 白い炊き立てのご飯の事を 銀シャリ と呼ばれているのは知っていますか? 寿司屋では寿司飯の事をシャリ と呼んでいます。一般的な白米の事は銀シャリと呼ばれています。おいしいご飯の代名詞としてもつかわれる銀シャリの言葉の意味や由来、語源について紹介します。 銀色に輝く 銀シャリを自宅の炊飯器で美味しくする炊き方や注意点 なども紹介します。米の選び方や計量方法、炊き方などを細かく説明します。 銀シャリの意味 銀シャリ の言葉が生まれたのは 大正から昭和の初期にかけての食糧難の時代 です。まだ 白米が高級贅沢品であった当時に白米を褒めたたえる言葉 として生まれました。 銀色に輝く美しい米として感謝の意 でつけられたのが由来です。 炊き立てご飯の艶が銀色に見えた ご飯の事を寿司屋でも使われるようにシャリと呼んでいます。そして 白米が炊き上がったときに銀色に輝いているように見えた ことからシャリに銀がついて 銀シャリ と呼ばれるようになりました。 かつて日本では、白米は贅沢品で食糧難の時代から主食は玄米でした。白米が普及してもまだ高額な白米だけを食べることはできず玄米ご飯が一般的でした、玄米を炊くと黒っぽくなります。一方で白米だけを炊き上げると雪のように真っ白です。この 贅沢な白米だけを炊き上げたのを銀シャリと呼んで褒めていた のです。 美味しいご飯が銀シャリ?
投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部 2021年4月23日 寿司屋では、ご飯のことをシャリと呼ぶが、なぜだろうか。シャリの語源には、仏教と古代インド語のサンスクリット語が深く関係している。今回は、現在に伝えられているシャリの語源を紹介したい。 1. 「シャリ」が日本で使い始められた時期 シャリはご飯の隠語であり、江戸時代から一般の人も使うようになった。なぜ広まったのかは、僧侶がきっかけだと言われている。僧侶は、小さな水晶の粒の仏舎利(ぶっしゃり)を見て、「米粒のようだ」とご飯のことをシャリと呼んでいた。仏舎利とは、釈迦の遺骨のことを指す言葉で、詳しくは後ほど解説したい。その後、僧侶が使っていた隠語が一般にも伝わり、寿司屋などで使われるようになった。現在では、シャリは酢飯を指すことが多いが、酢飯だけではなく、ご飯のことをシャリと呼んでいたのだ。また、米だけのご飯のことを銀シャリと呼ぶこともある。銀シャリは、戦時中の食糧難に、お米が手に入りにくく、麦などを混ぜて炊いていたことから、米だけのつややかなご飯のことを、銀に例えて指すようになったと言われている。 2.
椀物がでたらお会計の合図 お寿司屋さんでの会食は2時間~2時間半程度です。お酒が進んでも、後のお客さんがいれば〆られる可能性もあります。その場合は気分を害さないように。私の経験では、先に時間帯を言われる場合もありますし、または後が控えていると、お椀物がでてきて、お会計をされるケースが多いです。お椀物がでる頃は、そろそろ退席時間が近いですよ!という合図なのでしょうね。 2-10. 職人は親方と呼ぶ 意外と呼びにくいものですよね。バーやレストランならマスターさんとか店長さんとか、と呼びますが、お寿司屋さんではよく常連さんは、大将!とか親方!と呼んでいます。 カウンター越しに直接注文をしたり、お話しをするのですから意外と知らないと、なんと呼べば良いのか迷いますよね。迷ったら"親方! "と呼べば問題ないと思います。スムーズなコニュニケーションが図られる事でしょう。 いかがでしたでしょうか。思いつくところをまとめてみました。ぜひ皆さんの参考してください。 3. 高級寿司店が高い理由 さて、高級寿司店に行くには一体いくら必要なのか、とても不安ですよね!比較的近所のお寿司屋さんに行き、上にぎりと軽くビールを飲むとおおむね予算は3000円程度です。もちろん一人当たりの金額です。しかし銀座界隈の高級寿司店では 20000円~30000円 がおおよその相場です。これに飲み物が入ると 25000円~40000円 程度になります。 この違いは何か?それはネタの仕入れ・ネタ仕込み・シャリの仕込みなど、すべてに手間暇をかけているのはいうまでもありません。 3-1. 仕込の技術が高い ネタに関していえばマグロにしても、大きければいいというわけではありません。よく年始に数千万でマグロをセリで落とすニュースが流れます。大きさだけは一番ですが、味は5番手くらいだとか!
白米のご飯を銀シャリと言ったり、寿司屋では酢飯とは言わずに「シャリ」と呼んだりします。 このシャリというのは「舎利」と書き、元々は仏教用語で、火葬にされたお釈迦様の骨のこと(仏舎利)をさします。 仏舎利は大変尊いものとされていて、細かく砕かれた骨の形と白さが、米粒に似ていることから例えられたいう説があります。 また、仏舎利には土にかえり、めぐりめぐって穀物(五穀)となり、人を助けるという、輪廻(りんね)の教えがあります。 同じように、主食であるお米も尊いものとする思いから、シャリと呼ぶようになったのかもしれませんね。
5. 最後に 簡単ではありますが、私の経験値から高級寿司店の内容をまとめてみました。少しでも参考にしていただければと思います。そして興味が湧かれましたら、ぜひ足を運んでみてください。私も看板もメニューも何もない寿司屋を知人に連れられて初めて訪問した日の事をいまでも覚えております。 何から注文すればいいのか?どれくらいお金がかかるのか?写真とってもいいの?職人さんを何と呼べばいいの?さまざまな不安が頭をよぎりました。でも一流は食だけではありませんでした。お店の対応も素晴らしいものでした。わからないならわからないなりに丁寧に説明してくれ、気さくなまでの接客はまた行きたくなるようなお店ばかりでした。 皆さんもお客さんとして、気楽に名店と呼ばれる高級寿司店に行ってみてください。きっと記憶に残る時間になる事を願い、私の紹介を終わりにさせていただきます。
TOP レシピ お肉のおかず ジューシーの極み!これが話題のシンガポールペーパーチキン!
鶏スープで炊いたご飯にゆで鶏をのせ、独特のタレをかけていただく人気のタイ料理「カオマンガイ」。しっとりジューシーな鶏肉と、鶏だしの染みたご飯。そこに甘辛いタレがかかって「幸せ~」な気分になる味を、ぜひ自宅で再現してみたい! そこで、タイに本店を構えるマンゴツリーの天野中シェフに本格的なカオマンガイのレシピを教えてもらいました。 IH対応で炊飯もできる万能鍋はこちら>> 三越伊勢丹バイヤーおすすめ! 今使ってほしいキッチンアイテムはこちら>> ポイントは3つ。人気店マンゴツリーのカオマンガイ タイの「カオマンガイ」に似た料理に、シンガポールの「海南(はいなん)チキンライス」がありますが、大きな違いは「タレ」にあるそうです。 「チキンライスは黒い甘口しょうゆ、しょうがソース、チリソースの3種類を添えます。一方、カオマンガイは甘辛いしょうゆベースのタレを添えるのが、タイでは一般的。今回ご紹介するタレは、みそをベースにしたマンゴツリーオリジナルの『特製だれ』です」 ポイント1 鶏肉は調味料を入れた水からゆでる 「鶏肉はパクチーの根、ニンニク、ナンプラーなどで味つけした水に入れて煮ていきます。簡単なコツですが、こうするだけで肉のうまみが出過ぎず、ゆで汁にもうまみが程よく移ります」 ポイント2 鶏肉が温まったら余熱で仕上げる 「鶏肉は完全に火を通さない状態で火を止め、そのまま余熱で仕上げると、簡単にしっとりジューシーな仕上がりになります」 ポイント3 みそ味風の甘辛い特製タレでパンチを出す 「マンゴツリーの『特製だれ』は、日本のみそに似た味のタイの調味料『タオチオ』としょうがを効かせて作っています。コクとパンチのある甘辛さが鶏肉とよく合います。野菜につけても美味しいですよ!」 しっとりジューシー! ジューシーの極み!これが話題のシンガポールペーパーチキン! - macaroni. 本格「カオマンガイ」のレシピ 写真左が<ゆで鶏>の材料。右奥がタイのしょうゆ「シーユーカオ」。写真右が<特製だれ>の材料。右奥から2つめが日本のみそに似たタイの調味料「タオチオ」、左下が「ホットチリソース」 材料(2人分) タイ米(ジャスミンライス)…1合 ※日本の米で代用OK <ゆで鶏> 鶏もも肉…1枚 ニンニク(包丁の腹でつぶす)…1.
しっとりぷりぷりの鶏肉が、鶏のうまみを吸ったご飯と混ざり合い、鶏肉の美味しさがストレートに伝わってきます。特製ダレをかけると、ニンニク、しょうがの香りとピリリとした甘辛さがグンと立ち、美味しさ倍増! 人気店のカオマンガイのレシピ、ぜひお試しあれ! ■ 人気のタイ料理の本格レシピ、こちらもチェック! 専門店の「ガパオ」のレシピ。本格エスニックがおうちで再現できる! 本格ヤムウンセンレシピ。温かいまま食べるのが正解だった! プロ直伝、パッタイのレシピ。 3 つのコツで本格的な味に サクサクぷりぷり! 人気タイ料理店のシェフ直伝「えびトースト」レシピ 取材協力/マンゴツリー 統括シェフ 天野 中さん タイ国認定の本場タイ料理店・マンゴツリーの統括シェフ。伝統の味を守りつつ、日本人の感性を生かした洗練された料理に定評がある。マンゴツリーデリ伊勢丹新宿店で取り扱っている、パッタイ、カオマンガイ、ガパオ、トムヤンクンなど、テイクアウトで楽しめる料理監修も務めている。 商品の取扱いについて 記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階 =旨の膳/マンゴツリーデリにてお取扱いがございます。※具材などは一部異なる場合がございます。 ※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。