春暁 (しゅんぎょう) 孟浩然 (もう こうねん) 春眠不覚暁 春眠(しゅんみん) 暁(あかつき)を覚えず(おぼえず)、 処処聞啼鳥 処処啼鳥(しょしょていちょう)を聞く、 夜来風雨声 夜来風雨(やらいふうう)の声(こえ)、 花落知多少 花(はな)落つること(おつること)知る(しる)多少(たしょう)。 解説 [ 編集] 漢文(かんぶん)とは、昔の中国の文章。漢文の原文は、漢字のみ。しかし、漢字だけでは、われわれ日本人が読みづらいので、古くから日本では、送り仮名をつけて読んでいた。「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず(おぼえず)、」といった読み方は日本での読み方であり、べつに中国人が、こう読んでいるわけではない。また、日本語での語順と、漢文の語順はちがっている。文法が、中国語と日本語ではちがうので、語順がちがってくるのである。 形式 [ 編集] 四句からなる詩を 絶句 (ぜっく)といい、八句からなる詩を 律詩 (りっし)という。 絶句のうち、一句の字数が五字のものを 五言絶句 (ごごんぜっく)といい、一句の字数が七字のものを 七言絶句 (しちごんぜっく)という。 一句の字数は五字で四句からなるので、『春暁』の形式は五言絶句である。
春暁 孟浩然(しゅんぎょう もうこうねん) ■【中国語つき】漢詩の朗読を聴く ■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネルはこちら 春暁 孟浩然 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 春眠暁を覚えず、 処処に啼鳥を聞く。 夜来風雨の声、 花落つること知んぬ多少ぞ。 現代語訳 春の夜の眠りは心地よく、朝が来たのにも気づかなかった。 あちらでもこちらでも鳥が啼くのが聞こえる。 昨夜は一晩中、雨まじりの風が吹いていたが、 花はどれくらい散ってしまっただろうか。 解説 布団の中で花の散る心配をしているんです。 なんと世捨て人精神にあふれた詩でしょうか! きっとこの人は「ああ昨日のうちに花見をしておけばよかった。 昨夜の雨でだいぶ散っちゃったかなあ」なんて考えつつ、 ぜったい仕事になんか行かずに昼過ぎまで寝てると思います。 毎日会社に行って、バリバリ仕事して、立派な社会人である。 そういう人間からは、なかなか出ない詩だと思います。 作者猛浩然は、40歳すぎて初めて任官活動 を するも、科挙に合格せず、一生をぶらぶら過ごした人物です。 おそらくこの詩には、朝早くから役所に出勤して あくせく働いて、ごくろうさん、という 半分世捨て人。半分ひがみ感覚が入っているのでは ないでしょうか。 私はこの孟浩然「春暁」を思うとき、 教科書の香りを思い出しますね。 学生時代、学年が改まって新しい教科書を配布される。 その時にペラペラーとめくって、教科書の香りを かぎませんでしたか?
ミニ知識 2020. 03. 19 春になるとほんわり温かくて気持ちよく、いくらでも寝れるようになってしまいます。 …冬もいくらでも眠れるんですが、起きた時暖かいので春は寝起きが幸せです。 そんな、朝寝坊した春の朝頭に浮かぶのは「春眠暁を覚えず」という言葉です。 「春眠暁を覚えず」 は『 春暁(しゅんぎょう) 』というタイトルの漢詩の始めの句。 そこで今回、「春眠暁を覚えず」 の続き全文・読み方・意味・作者について調べました。 また、いつ(何月)なのか?・暁とは何時なのか? についても調べまとめました。 さらに、動画で「春眠暁を覚えず 『春暁』」の読み方も確認できるので、ぜひご覧になってみて下さい!
春眠暁を覚えず…の作者は、 中国、盛唐の代表的な詩人、孟浩然(もうこうねん・もうこうぜん) です。 出身地/ 襄州(じょうしゅう)襄陽… (中国 湖北省) 出生/689年 死去/740年 享年52歳 春眠暁を覚えずの作者 孟浩然 略歴 襄州襄陽 (湖北省) の人。 一説に名が浩で,浩然は字。 科挙に及第できず,郷里の鹿門山に隠棲。 40歳のとき長安に出て張九齢,王維らに詩才を認められたが,仕官には失敗しまた郷里に戻った。 のち張九齢が荊州 (湖北省) に左遷されたとき招かれてその部下となったが,まもなく辞任,江南を放浪したのちまた隠棲生活に入り,52歳で没した。 その詩は大部分が五言詩で,山水田園の情景を詠じた作品が多い。 恬淡で明るく,平穏な詩風で,王維,韋応物,柳宗元らと唐代の自然詩人として一つの系列をなし,また杜甫,李白,王維と並んで「盛唐四大家」ともいわれる。 現在二百余首が伝わる。 コトバンク/ 春眠暁を覚えず は何月? 季節は? 春眠暁を覚えずはいつ?何月?について過去にNHKの番組で検証した際の結論としては、3月10日頃とのことでした。 季節はもちろん「春」です。 春眠暁を覚えずの「暁(あかつき)」の何時はいつなのか?
質問日時: 2013/07/28 05:56 回答数: 1 件 情けない話なのですが、聞いて下さい 職場で後輩にあたる女性がいます 今年の春まで同じ部署で働いていて、私の異動で別の部署になりました 私は自分で言うのもなんですが、後輩が女性であれ男性であれ面倒見はいいほうだった思っています 取り敢えず、彼女に対しても仕事のアドバイスや、失敗した後のフォローを良くしていたのです それが最近の話なのですが、休みの日になると必ずと言っていいほど「仕事のことで教えてほしいことがある」と電話がかかってくるようになりました 電話は毎回一時間ほどで、仕事に対する質問や相談がメインです 最初は全くそんな気もなかったのですが、女性経験の少ない私としては、彼女のことが気になり出してしまいまして… 先ほど私の仕事の失敗談を聞きたいとのことだったので、思い切って食事に誘ってみたらOKだったのです ですが、相手が真摯に仕事を教えてもらいたがっているだけだったとしたら、それを裏切っているような気も… 私の話を聞いた限りで、彼女の心理について皆様のご意見をお聞かせ下さい 宜しくお願いいたします No. 1 ベストアンサー 回答者: sspider 回答日時: 2013/07/28 09:16 普通に考えれば、脈ありですよね。 仕事は「口実」でしょう。 そんなに仕事熱心である必要はないですからね。 あなたが親切で聞きやすいだけということはもちろん可能性はあります。 仕事を早く覚えたいとかね。 そこで、彼女の相談内容が、本当に深刻なものなのか別にどうという事ないことなのかが決め手かな。 既に知っていることであったり、他の誰かに聞いた方がよいことなのかが分かれば、仕事は口実で、あなたの声が聞きたい。あなたと繋がっていたいという方がメインでしょう。 食事に誘って即okは、完全にその流れですよね。 彼女に憧れの先輩と食事ができて「よかったね」と言ってあげたい展開です。 2 件 お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて! gooで質問しましょう!
女性ばかりが好むと思われがちな電話でのやり取りですが、男性の中にも電話で用件だけではなく、察してほしい気持ちなどを表現してくる人もいます。 次からは彼がどんな気持ちで電話してくるのか考えながら、話を広げてみてもいいかもしれません。