そしてシンプルながらも、いやだからこそかもしれないが、外観も含めて1929年の建設とは思えない普遍的なデザインでもある。 ここで重要なモノがある。それはバルセロナチェアと呼ばれるモダニズム家具の名作とされる椅子だ。今では市販もされているが、これはミースがスペイン国王のためにデザインした椅子なのだ。(そんな有名な椅子だが、椅子のアップの写真を撮り忘れてしまった💦) 室内は全面ガラスからの太陽光と床からの反射した光で、充分な明るさがある。 そもそもセレモニーという一時的な滞在のための部屋なので、照明も空調も電気もトイレもない。東屋みたいなものだ。 室内から入口方向を振り返る。 どこかの建築の項 でも書いたが、真っ直ぐのビシッとしたラインが気持ち良い! 部屋の奥には、緑の大理石に囲まれた小さな池とドイツの彫刻家ゲオルク・コルベによる彫像が置かれていた。 彫像から出口方向を見る。やはりラインが美しい! ミース・ファン・デル・ローエについて調べてみた。 | funナカムラのデザインブログ. (しつこいっ) 今度は出口から彫像を振り返る。 さらに離れてトラバーチンの壁と彫像。 こうして見ると、彫像の見え方もこの建築のポイントになっている。 実はこのパビリオンは 万博終了後に解体 されてしまった。 しかし建築的な評価が高かったこともり、1986年に元の場所に再建され、ミース・ファン・デル・ローエ記念館としてオープンした。 ということで現在のこの建物は オリジナルではない 。 再建は建築家が亡くなってからのものである。もちろん図面が残っていたので、ほぼ同じ材質を使いながら忠実に再現された。ただし恒久的な建物とするため、オリジナルからは若干の仕様変更があった。ドアも新たに付け加えられた。(え? 元は無かったの?) したがって見た目にはほとんど変わらないが、完全コピーとも言えない。 そしてもう一つ大きな変更が一つある。それは順路だ。 建築の楽しみ方の一つに 意外性 がある。 例えば外観の印象に対して、室内に入った時に意外性があると、驚きがあって楽しい。現在の建物は広場の方からアクセスするので、その前にガラスを通して室内が見えてしまい、意外性はあまりない。 しかし万博時の順路は逆だった。 当時の入口は広場の反対側に設定されており、アプローチする時には室内はまだ見えない状態であった。そこから進むと彫像と緑の大理石に囲まれた池が見えてきて、さらに進むとようやくバルセロナチェアが置かれた部屋に入るという流れになっていたそうだ。確かにその方が意外性があって面白い。(少し分かりにくい説明になったが、写真を下からの順で見てもらうとイメージし易いかも) さて、今回の2つの建築。 ガウディオリジナルである生誕のファサード とガウディの設計思想から外れた聖堂(←個人的見解)で構成されるサグラダ・ファミリア、それはガウディ建築と言えるのか?
Dornach / Switzerland 私が思うに、近代建築の文脈・枠には収まりきれない建築 —————————————————————————————– シュタイナーの構想・設計の独創性!
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ 20世紀のモダニズム建築を代表する、ドイツ出身の建築家。 ル・コルビュジェ、フランク・ロイド・ライトと共に、近代建築の三大巨匠と言われている人物です。 「Less is more. 」(より少ないことは、より豊かなこと) 「God is in the detail.
(レス・イズ・モア)」と「God is in the details. (神は細部に宿る)」 ファンズワース邸は、ユニバーサル・スペースとともにミースがしばしば使った標語である「Less is more. (神は細部に宿る)」が端的に表現されている建築と言っていい。シカゴの高層建築のような巨大な建築では、ヒューマンスケールでの空間体験やディテールの精密さを感じることは難しいが、ファンズワース邸のようなある程度小さな住宅建築ではミースの建築思想を眼で見て身体で体験して感じ取ることができるだろう。 より少ない部材で表現できるようにディテールを詰めているため、周囲の風景と一体化するように感じられる一方でその中で暮らすことも非常に機能的に考えられている住宅でもある。(ファンズワース氏は虫の多さに悩んでいたらしいが…) 「ファンズワース邸」は、図面や写真だけでみるとミースの建築的な概念ばかりに目が行きがちだが、実際に訪れてみると、「より少ないことは豊かなことである」という「Less is more. ミースとバルセロナ・パビリオンへのオマージュを込めたDUFAの腕時計〈ファン・ デル・ローエ・バルセロナ・クロノ〉 |PRODUCT|TECTURE MAG(テクチャーマガジン). (レス・イズ・モア)」を実感できるだろう。また、新緑の季節に訪れたが写真でよく見る雪が積もる季節もより美しい表情を魅せてくれそうだ。 Farnsworth House – ファンズワース邸 開館時間:9:30~16:00(土・日曜日~17:00) 休館日:月曜日 URL: 住所:14520 River Rd, Plano, IL 60545 USA
1月 12 ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ ( Ludwig Mies van der Rohe 、 1886年3月27日 – 1969年8月17日 ) ドイツ 出身のモダニズム建築の代表的な 建築家 。 「 Less is more.
更新日時 2021-07-21 15:13 目次 メチャすごい合体パワー・ゴテンクスのステータス メチャすごい合体パワー・ゴテンクスの評価 相性の良いキャラクター おすすめパーティ 潜在能力解放優先度 同時期実装キャラ メチャすごい合体パワー・ゴテンクスは強い?
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