参考/「ねこのきもち」2015年7月号『見た目も香りもまるでスイーツ! ?猫ってなんで"甘い"ニオイがするんだろう…』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生) 文/HONTAKA ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
猫が好きな匂いは、どのようなものがあるのでしょうか。 猫は好きな匂いを嗅ぐと、リラックス効果もあるので使ってあげたいですよね。 『またたび』という方が多いかもしれませんね。 確かにまたたびは多くの猫が好きな匂いです。 またたびだけでなく『西洋またたび』とも呼ばれているキャットニップの匂いの方が好き!という猫もいるのではないでしょうか。 ただ猫の好きな匂いは『またたび』だけではありません。 『猫が好きな匂い』を知っていれば猫ともっと仲良くなれるかもしれません。 またたび以外のネコちゃんが好きな匂いについて見てみましょう。 猫ちゃんの大好きな匂い!「湿布の匂い」 湿布の匂いや冷えピタなどのツーンとくる『ハッカ系』の匂い。 ミントやハッカの匂いは猫の嫌いな匂いとしてよく上がるものなのですが、中には湿布や冷えピタなどの匂いが大好き!という猫も少なくないのだそう。 キツイ匂いはあまり好きではないイメージの猫ですが、なぜか湿布を貼るとツーンと鼻をつく匂いを嗅ぎにきたりしませんか? それは湿布やかゆみ止めに多く含まれている「キャットニップ」や「キャットミント」や「ハッカ」などのハーブ由来のメントール系の匂いを感じ取っているからかもしれません。 湿布や冷えピタのハッカ系の匂いに反応する猫もそれなりにいるようです。 『西洋またたび』とも呼ばれて猫が好きなハーブとして知られている『キャットニップ』の日本名は『イヌハッカ』『キャットミント』。 またたびにも含まれている成分である「ネペタラクトン」が入っていて、猫にまたたびを嗅いだ時のような軽い興奮状態の反応を促すようです。 しかしごく少数ながら、「長期に渡る使用によって、周囲環境の一部を認識できない状態が慢性的に続くようになる」との報告もありますので、猫が喜ぶからと言って、あまり大量に与えないようにした方がよいでしょう。 猫ちゃんの大好きな匂い!「加齢臭?脇汗臭?靴下臭?」 汗の臭いや足の臭いなど人間からするとあんまり嗅ぎたくない匂いを猫が喜んで嗅ぎにいくことってありませんか?
空前の猫ブーム!最近では女性だけでなく、男性の猫好きも増えています。猫を優しそうな目で見ている男性に思わずキュンとしてしまう女子も多いのではないでしょうか。…しかし、ある研究結果によると猫は男性の匂いが嫌いなのだとか。猫を飼っている男性を多い昨今、真相やいかに。 ■ 猫は男性の〇〇○が苦手 2014年に『Nature Mathod』において発表されたカナダの研究論文によると、哺乳類全般にとって"男性の体臭は、強い生理的ストレス反応を誘発し、ストレス誘導性無痛覚を引き起こす効果がある"とありました。 実験では、男性が着用したTシャツに付着した脇の下の汗をマウスに嗅がせたところ、"ストレス関連ホルモンの増加"、"体温の上昇"、"脱糞"といった典型的なストレス反応がみられました。また、"ストレス誘発性無痛覚"という、外敵の存在を感知した動物が攻撃に専念するために一時的に痛覚を鈍らせる現象も確認されたそうです。 この実験結果から研究者は、男性の匂いの中でも特に脇の下の汗に含まれる3種類の化学物質が、マウスをはじめとする哺乳類全般のストレス反応を誘発している可能性があると結論づけました。 ■ 研究考察〜NO! 男性のにほい〜 実験を行った遺伝学研究の教授によると、"単独で生きるいくつかの動物種は、オスの匂いに反応して不安を感じる場合がある"とのこと。 オスの匂いは、どうやら動物に獲物の奪い合いや縄張りのためのマーキングなどを連想させ、ストレスを感じさせてしまうのかもしれませんね。 ここまで来て、あれ?うちの猫は汗の臭いが好きなんだけど…という男性もいらっしゃるはず。 実は実験において散見された"ストレス誘発性無痛覚"は一時的なもので永続性は確認されていません。そのため、長い間ともにしている猫だと「このオトコは安全だ!」と学習した結果、むしろ飼い主の臭いに愛着を感じ、クンクンしているということも考えられます。 ■ 女性の汗の臭いはどうなの? 同論文では、女性の汗の臭いで同様の実験を行った結果も。 驚くべきことに、女性の汗では上記のようなストレス反応は見られず、むしろ男性の臭いによるストレスの鎮静効果すら散見されたそうです。 このように猫好き男性にとっては残念な結果となりましたが、汗の臭いは猫にとっても、周囲の人間にとっても好ましいものではありません。 いずれにせよ、臭いには十分に注意し、汗をかいたらこまめに拭き取るのが最善の策かもしれません。 猫のおかげで汗エチケットを心がけたら、いいことあるかも♪ 関連する記事 この記事のキーワード Post navigation
猫はなぜ人間の汗の匂いが好きなの? こんなお悩みを解決します。 結論、人間の汗の匂いが、猫の性フェロモンの匂いや母猫のおっぱいの匂いに似ているからです。 ワキガ の原因となるアポクリン汗腺など、人間にはツーンと鼻にくる匂いですが、猫にとって興奮やリラックスをもたらす匂いなのです。 猫が汗の匂い好きな理由 猫の性フェロモンの匂いに似ているから (発汗後のヒートテックシャツで興奮するジェイ) 猫が、人間の汗が染み付いた衣類や靴の匂いなどに興奮するのは、それらの匂いが猫のフェロモンに似ているからです。 ワキガ の原因となるアポクリン汗腺や加齢臭(ノネナール)など、人間が嫌う匂いを猫は好みます。 特に猫は脇の下が大好き。 脇の下は狭い空間ができることもあり、猫は頭を突っこんできます。 なお、 頻繁に脇の匂いをかいできたらワキガの可能性がある ので覚えておきましょう…。 母猫のおっぱいの匂いに似ているから 人間の汗の匂いは母猫のおっぱいの匂いに似ています。 汗の匂いをかぐことでお母さんを思い出してリラックスしているのです。 猫と一緒に寝ている方なら分かるかと思いますが、気付いたら脇のあたりで猫が寝ていた、という経験がありませんか?
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社会人になると「時は金なり」という言葉に少しずつ実感が湧いてきませんか?仕事を始めると学生時代よりも、さらに時間の貴重さや有難さに気づいたりするものです。 ここでは改めて「時は金なり」の本当の意味に迫り、由来と使い方、類語について例文を用いながら紹介していきたいと思います。 「時は金なり」の本当の意味と由来は?
」です。フランスでもトップ10に入る座右の銘として人々に知られ、時間の尊さを理解する国民性はまだまだ健在だと言えます。 まとめ 「時は金なり」はアメリカ建国の父「ベンジャミン・フランクリン」が残した名言で、「時間はお金と同じように大切である」「時間は有意義に使うべきである」という意味のことわざとして日本では親しみがあります。英語では「Time is money」となり、時間と戦うビジネスパーソンの心得ともなる言葉でもあるでしょう。 時間を有意義に使うという概念は人それぞれ違いますが、少しでも前を向いて歩いていれば、進むべき道しるべは見えてくるはずです。もちろん、賃金を払う側である経営者にとって「時は金なり」は頭の痛い言葉かもしれませんが、やはり時間はお金に換えられるモノではないということが言えるのではないでしょうか?
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