驚異のミリオンセラー古書ミステリ 待望の新シリーズスタート! ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった--。 女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。 人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。 2018年9月22日 文庫判 671円(本体610円+税) 9784049120448 三上 延 (みかみ・えん) 1971年神奈川県横浜市生まれ。10歳で藤沢市に転居。市立中学から鎌倉市の県立高校へ進学。 大学卒業後、藤沢市の中古レコード店、古書店でアルバイト勤務。古書店での担当は、絶版ビデオ・映画パンフレット・絶版文庫・古書マンガなど。2002年デビュー。
二冊の事件手帖を借りる時、もちろん父には電話して許可を取った。そばにいる母とずいぶん長い間相談している様子だったけれど、おばあちゃんの頼みを断りなさいとは言わなかった。 そして、事件手帖を読んではいけないとも言わなかった。 扉子の右手が泳ぐように二冊のマイブックへと伸びていく。 (どうせすぐに、おばあちゃんは来るだろうし) そうしたら読むのをやめればいい。自分に言い訳をして、扉子は二〇一二年の事件手帖を手に取った。彼女の生まれた年の記録だ。 ぱらぱらめくっていくと、不意に「雪割草」という章題のようなものが目に入った。癖はあるけれど読みやすい、見慣れた父の字だった。 上 うえ 島 しま 家の墓地は鎌倉市街を見下ろす丘の中腹にある。 その一文を目にした途端、扉子は昔の事件に引きこまれていった。目の前の本を読まないという選択肢が、篠川家の人間にあるわけもなかった。 (つづく) ▼ 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』 詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
この作品の試し読み一覧へ 実在の本を手がかりに、古書と人との謎を紐解く"人が死なないミステリ"の決定版! 7月18日発売の最新作は、まるごと一冊横溝正史が題材!
驚異のミリオンセラー『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ最新刊 ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった--。 女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。 人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。
ニュースや新聞記事などでよくみかける「自責の念」、おおよその意味はつかんでいるものの、正確な意味はあやふやな方が多いと思います。 「自責の念」とはまさに 「 自 分」を「 責 める」「 念 (気持ち)」 です。後悔して、自分を責める気持ちをいいます。 ここでは「自責の念」という言葉の正確な意味をさらに深く解説し、具体的な使い方や言い換え表現についても紹介していきます。 完璧に使いこなせるように、ぜひ確認しておいてください。 PR 自分の推定年収って知ってる?
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ってことですよね。このスタンスだと、ストレス管理の観点からも、とてもいいと思う。過労死しかけた身として、この生き方、肩の力の抜き方を尊敬します。自分が苦手だから、他者の優れた点に気づけることもありますね。 マインドフルネスは歩行中のがあるし、禅も座るのではなく、歩くのがあったはず。 4時間半走れる体を作るのがまず偉い。そこまで鍛えるには、ジム通いを習慣化しないと厳しそう。目標を数字で確認出来る他に、頭がスッキリするのは、事実だと思います。 有酸素運動はウォーキング派なんですけど、自転車やランナーも尊敬します。村上春樹は執筆する内に、ランナーになりましたよね。 文庫化されてるけど、単行本の書誌貼ります。オリンピック観戦記のハイライトは高橋尚子さんの走りだと思う。余談が長くなりました。 結びの言葉、事実に関する考え方に強く共感します。解釈は選択出来る。あとは、なんだろう、末永くお幸せに! 2020年の振り返りに「熟年夫婦のよう」って表現がありましたが、素晴らしい。 どんどん共通言語を見つけて、ご夫妻のお家の文化・家風を育ててください。 壁を感じて試行錯誤の跡を残されていますね。「noteを書く人との同盟」は、過去ログがモノを言うので、これからかも!