と。前回の絵画展では、「マスカレイド」という楽曲を通し、自分の過去にグッと入っていって、痛みや傷といった思いを絵に表したんです。これまで自分でフタをしてきたもの、見ないようにしていたことにも向き合いえぐり出し、絵に現わして、それをみなさんに観ていただくことで、深い傷や痛みが癒され、自分の過去が昇華されたんです。そのとき初めて、本当の意味で、過去に踏ん切りをつけ、新たな人生を切り開くことができたと感じました。 ーー人生観そのものに影響を与えた、と。 龍玄とし(Toshl):はい。それを踏まえて今回の絵画展では、新たな一歩を踏み出したいと思いました。誰もが新しい価値観、新しい人生観を持たざるを得ない時代を迎え、真っ白な気持ちで出発したかった。そこから生まれたのが、"白"の世界に自分から飛び込むというコンセプトだったんです。 ーー未来に向けた前向きな気持ちも反映されている? 龍玄とし(Toshl):そうですね。このような時代になったからには、前向きじゃないとやっていられないと思うんです。周囲にはネガティブな情報や言葉、想念が飛び交っていて、そういう中で何かを為そうというのは、まるで銃弾が飛び交うなか、ほふく前進しているような感じです。弾をよけ、泥まみれになりながら這いずり回ってでも前に進む。それがこの1年で僕が学んだクリエイティブに生きる術でもあります。どんな状況の中でも明るく楽しい「今」を創るという「腹の括り方」が大切なのかなと思います。 ーー『白の世界へ』に展示されている作品も、龍玄としさんの楽曲が元になっているんでしょうか?
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』 日本語 [ 編集] 成句 [ 編集] 絵 に 描い た 餅 (エにカいたモチ) 実際 には 役 に立たないこと。 実現 する 可能性 がないこと。 あなた方自身も自分の新しい今日、明日の新しい日本を創り出すために熱心に生きていらっしゃる。お互いつくって行く文学は実際的な内容です。ですから文学が一つの 画に描いた餅 のように腹のたしにならないようなものにはならない。( 宮本百合子 『婦人の創造力』) 表記のゆれ [ 編集] 「 絵 」は「 画 」とも、また「描く」に替え「画く」。 語源 [ 編集] 故事成語である「 画餅 」を平易な表現としたもの。 類義語 [ 編集] 机上の空論
前回は、不良対応の前半部分 「不良原因の特定」についてお話しました。 まだお読みでない方は以下をご参考ください。 今回は、今回は不良対応の後半部分、 不良の直接原因からさらに深堀りして、 根本原因の追究方法である 「なぜなぜ分析」についてお話します。 なぜなぜ分析の流れ まずはなぜなぜ分析の流れを 次の3ステップで説明していきます。 STEP1:問題の設定 STEP2:因果をつなげるなぜなぜ5回 STEP3:真因の決定 掘り下げる問題=事象を設定します。 不良対応の根本原因追及においては、 不良の直接原因を設定します。 そしてこれから深掘りがしやすいよう できるだけ具体的に事象を表現します。 5W1H の要素をできるだけ盛り込み、 曖昧な表現は避け できるだけ具体的な数値を用いて表します。 その方が、事実に基づいて 深堀りをすることができるからです。 (例)料理が美味しくなかった原因 ×:味付け時に醤油を入れ過ぎてしまった。 〇:味付け時に醤油を小さじ1のところ 大さじ1入れてしまった。 STEP2:因果をつなげるなぜなぜ5回 事象が設定できたら、いよいよ なぜ?なぜ?と深堀りしていきます。 先ほどの事象を例に見てみます。 『味付け時に醤油を小さじ1のところ 大さじ1入れてしまった』 なぜ1 『問い』なぜ大さじ1入れたのか? 『答え』近くに置いてあったさじを使った。 なぜ2 『問い1』なぜ近くに置いてあったものを使ったのか? 『答え1』小さじと大さじがあるのを知らなかった。 『問い2』なぜ近くに大さじが置いてあったのか? 『答え2』前に使った人が置きっぱなしにした。 このように、前の 『なぜ』 の答えに対して さらに 『なぜ』 と問いをたてます。 そして2つの問いが出てきたときには 2つに分岐させるようにします。 図にすると以下のようになります。 ここで ①発生面 ②管理面 の2系統で分析するのがおすすめです。 『発生面』 不良が作り込まれた原因を深掘りします。 直接関わった担当者の行動に基づいて 事実を確認していきます。 『管理面』 不良をなぜ流出させたのか? 特性要因図 製造業 例. 途中で見つけられなかったのか? について深掘りします。 たとえば担当者が何らかのミスを犯しても それをチェックできれば問題は最小限で済みます。 管理面についても取り上げることで、 組織全体で考える雰囲気が作りやすくなります。 STEP3:真因の決定 なぜ?なぜ?を繰り返して、 これ以上新たな問い 「なぜXXXなのか?」 に意味がなくなれば そこで深堀は完了です。 最後に残ったなぜ?の答えが 真因ということになります。 真因は①発生面②管理面で 各々1つまたは複数となります。 なぜ?は5回繰り返すと良い、 とされていますが、別に回数に 意味があるわけではありません。 しかし、少なすぎると深掘りが不足するので、 できれば5回を目安にやってみてください。 恒久対策の決定 最後に残った真因それぞれに対して 「どうすれば(その事実が)起きないのか」 を検討します。 上手くなぜなぜ分析が進み、 真因を適切に見つけ出せていれば、 その再発防止策は比較的設定しやすくなります。 例えば、上の例でなぜなぜの続きを行うと なぜ3 『問い1』なぜ小さじと大さじを知らなかったのか?