定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 3. 1 ガス透過度 GTR (gas transmission rate) プラスチック材料を透過するガスの,単位面積,単位時間 及び材料両面間の単位分圧差当たりの体積。 参考 使用するガスが酸素であるとき,得られる値は,酸素ガス透過度 (O2GTR) である。 3. 2 ガス透過係数(ガス透過率) P (gas permeability coefficient of gas permeability) プラスチック材料を 透過するガスの単位厚さ,単位面積,単位時間及び材料両面間の単位分圧差当たりの体積。 参考1. Pの理論的な値は,附属書1の5. b) の式 (3),及び附属書2の5. b),式 (3) で表される。 2. Pは,高分子材料の物理特性であるが,フィルム製造条件が異なることによって,高分子の 配向及び結晶構造に影響を及ぼし,これが透過特性に影響を及ぼすことがある。 2 4. 原理 試験片を,ガス透過セル(附属書1図1及び附属書2図1参照)の二つのチャンバ間に密封シ ールするような状態で装着する。低圧チャンバを真空排気し,試験ガスを高圧チャンバに導入すると,ガ スが試験片を通過し,低圧チャンバ内に透過していく。試験片を通過する試験ガスの透過は,低圧側の圧 力上昇又はガス量の増加で示す。 5. 試験片 5. 1 試験片は,材料を代表するものであって,しわ,折れ目及びピンホールがなく,かつ,厚さが均一 なものでなければならない。試験片の大きさは,測定に使用するセルのガス透過部分よりも大きく,かつ, 密封して装着できるものでなければならない。 5. 2 試験片の数は,3個とする。他の規定又は受渡当事者間の協定による場合は,この限りではない。 5. ガス溶接 技能講習 | 東京の技術技能講習センター. 3 試験ガスの入り側の面に印を付ける。 参考 原理的に,試験は,実際の使用状況を反映したものでなければならない。例えば,透過するガ スが包装の内側から外側に流れる場合は,そのように試験を行い,逆の場合は逆になるように する。 5. 4 試験片の厚さは,JIS K 7130の規定に従って測定部分全体にわたって少なくとも5か所について1 μm の精度で測定し,最大値,最小値及び平均値を記録する。 6. 試験方法,装置,操作及び計算 試験片を透過するガス量の測定は,附属書1(圧力センサ法)又は 附属書2(ガスクロマトグラフ法)による。附属書に,装置,操作及び計算方法を規定する。附属書2の 方法は,混合ガスの透過性の試験に最適である。 7.
適用範 囲 フィルム,シート,ラミネ ート,共押出品及びフレキ シブルプラスチックコー ティングなどの形状のも のの差圧法によるガス透 過度試験方法について規 定。 ISO 15105-1 1 JISに同じ IDT − 2. 引用規 格 JIS K 7130 ISO 4593 MOD/変更 JISからの引用事項 は,対応ISO規格の該 当事項と同等である。 3. 定義 用語の定義を規定 4. 原理 原理の説明 5. 試験片 試験片を規定 6. 試験方 法,装置, 操作及び 計算 試験方法,装置,操作及び 計算について規定。 7,8,9 装置,操作及び計算に ついて具体的に規定。 MOD/選択 装置,操作及び計算の 具体的な規定は,附属 書に記載。 附属書1の圧力センサ法は,ISO規格 の試験方法と同じ。 JISは,圧力センサ法又は附属書2のガ スクロマトグラフ法による試験でもよ いとした。 ISO規格へのガスクロマトグラフ法追 加を提案中。 7. 試験結 果 試験結果のまとめ方を規 定 K -1 : 0 8. 精度 この試験方法の精度を説 明 9. 試験報 告 試験報告に含むべき事項 を規定。 附属書1 (規定) 圧力センサ法による試験 方法 MOD/変更 ISO規格の本文から, 附属書1に記載場所を 変更した。 技術的差異はない。 単なる編集上の差異。 2. 5 乾燥ガス JIS, ISOの規格で規 定する純度 MOD/変更 99. 5%(体積)以上の 純度の乾燥単体ガス JIS, ISOに適切な規格がないため。ISO に提案する。 附属書2 (規定) ガスクロマトグラフ法に よる試験方法 MOD/選択 6. に記載のとおり。 湿度条件を変更 MOD/変更 高湿度を追加 事実上,高湿度における試験は重量。 ISOに提案する。 JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD 備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 ― IDT……………… 技術的差異がない。 ― MOD/変更……… 国際規格の規定内容を変更している。 ― MOD/選択……… 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。 2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 ― MOD…………… 国際規格を修正している。 6
8月25日、26日にガス溶接技能講習、8月27日、28日に高所作業車運転特別教育講習がそれぞれ2日間にわたり行われました。受講生徒は2日間にわたって、座学と実技ともに熱心に講習に参加していました。 8月26日 ガス溶接技能講習(実技)の様子 8月28日 高所作業車運転特別教育講習(実技)の様子