この記事はこんな人に向けて書いています。 認定理学療法士を目指す意味ってあるの?取得するまでにお金も時間もかかるけど、取得するメリットってあるの? ども!理学療法士をして7年目になるホシノといいます。 理学療法士として働いていると、一度は耳にするのが 「認定理学療法士」 です。 理学療法士協会がオリジナルに作っている制度でして、国家資格ではありません。 しかし、協会としても認定を取得するように声かけしているので、身近に取得する人も多いでしょう。 そこで疑問が残ります。 それは、 認定理学療法士って取得する意味あるの?ということ。 この記事でわかること 認定理学療法士を取得するメリット、デメリット 資格取得をして給料は増える?変わらない?という話 認定理学療法士の将来性 認定理学療法士についてはいろいろな議論がありますが、今回は総合病院(急性期→回復期)→訪問リハビリと移り変わった筆者の意見をご紹介します。 参考までに僕は2019年に認定理学療法士(呼吸)を取得しました。 ポイント集めから症例レポートの作成、そして試験…。 初めてのことばかりでかなり大変でしたが、資格取得を通して感じたことをお話していきますよ~!
背屈可動域25°,底屈筋力4レベルと機能面でも明らかな改善が見られた.平地歩行時には荷重痛の訴えはほぼ消失したものの坂道の下り時に右足根洞周囲の疼痛が残存した. 考察 本症例の術後6週における問題点は距腿関節の運動性低下による後方滑りの減少,それに伴う足関節背屈可動域制限であると考えられた. 加えて長母趾伸筋の筋緊張亢進により距骨が前方へ偏位しておりこれが背屈可動域制限の原因となっているものと思われた. 歩行時には足関節背屈可動域制限を代償するように足部が過度に回内し,それに伴い下腿が内捻しknee inが出現していた. その結果内果後下方への力学的ストレスが生じ,さらには足底腱膜が過度に伸張されるために内果後下方・足底内側に荷重時痛が生じていると推論した. これらの問題点の解決に向け背屈可動域制限を図るとともに足部の回内,内側縦アーチ低下に対し足底挿板を挿入するとともに,内反・外反筋群の筋力強化運動を実施した結果,内果後下方・足底内側の疼痛は消失し歩行補助具非使用での歩行が安定して可能となった. 距骨の後方滑り運動を主体とした距腿関節のモビライゼーションによる背屈可動域の改善と,足底挿板挿入による足部の過回内の防止が荷重痛の軽減につながったのではないかと考える. しかしながら退院時(術後9週)には坂道下り時の足根洞の荷重時痛が残存した. 坂道下り時には足関節が底屈位となるため距腿関節が側方へ不安定となり足根洞の疼痛が出現しているものと考えられた. よって底屈位での側方不安定性を改善することを目的にホームエクササイズとして内反・外反筋群の筋力強化運動を主体とした運動プログラムの継続を指導した. 本橋隆子 医歯薬出版 2019年03月28日 林典雄/浅野昭裕 文光堂 2020年06月 今回は認定理学療法士(運動器)症例報告レポートの例をご紹介させていただきました. 私なりに仮想症例で記載してみたものの不十分なところもあると思います. あくまで1つの参考にしていただけると嬉しいです. その他にも認定理学療法士に関する記事をまとめておりますので是非参考にしていただければと思います. 認定理学療法士関連記事 受験者必見! 認定理学療法士取得の意義・その他 認定理学療法士・専門理学療法士って取得すべき?合格率は? 診療報酬への影響は? 研修会の講師を務めたければ専門・認定理学療法士を取得せよ 2019年認定理学療法...
ご参加をお待ちしております。 =========== 『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』オンライン読書会 オンライン読書会・開催日時 9月11日(金)19時30分~22時 ファシリテーター:渡邊康弘 ZOOMにて開催。 ※12週間のサポートはFacebookグループを通じて行います。 ===========
ジュリアキャメロンさんの「いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。」を読んだので、要約をまとめました。 この本は、ジュリアキャメロンさんのベストセラーである ずっとやりたかったことをやりなさい。 の続編にあたるものです。ひとことで言うと「徹底的に自分を力づける」本になります。 「リタイアした人のための本なのか?」と思っていたのですが、読んでみるととても面白かったです。いずれ訪れる未来のために、30代くらいから読んでおいた方が良いのでは?と感じました。 こんな人におすすめです。 思考を明晰にしたい人 自分を徹底的に知りたい人 やりたいことが明確でない人 将来に不安を抱えている人 時間の使い方が分からない人 それでは、早速本書のポイントを順に紹介していきます。 Point 1. |4つのツール 本書の最大のポイントは「4つのツール」です。これは、脳のゴミを取り除き、自分の快適なゾーンを拡張し、思考を明晰にし、自分を幸せにするものを発掘することができるものです。 「4つのツール」は具体的には以下のとおり。 モーニング・ページ アーティスト・デート ソロ・ウォーキング メモワール 「4つのツール」それぞれの内容がこちらです。 1. モーニング・ページ 朝一番に、思考の流れを書き出す日々のライティング A4のノートを使う(思考の幅を広くする) 必ず手書きで行う(パソコンは速度が速すぎる) 書く内容は自由 絶対に他人には見せない(余計なバイアスを防ぐ) 続けることでクリエイティビティの回復が図れられる 自分の思考を漏れなく視認することができる 2. アーティスト・デート 週に一度、探索の旅にでかける 遠くである必要はない(近くのペットショップににいくでもOK) 自分が興味をひくものを探すための外出 自分の快適なゾーンを拡げることができる 3. ソロ・ウォーキング 週に2度、なにも持たずに歩く 時間は20分ほどで良い 一人で歩く スマホ、友人、犬は禁止 これにより、思考が明晰になる 4. メモワール 1週間に一度過去を振り返る。 人生を12個にわけて毎週実践する 毎週、用意された質問に答えていく これにより、過去の思い出から「私を幸せにするものは何か」を発掘することができる モーニング・ページは神ツール! さて、4つのツールを紹介しましたが、最も効果的であると実感したのが1つ目に紹介した「モーニング・ページ」です。 著者はモーニング・ページは「整然とした良い指示」を与えてくれるものとしています。例えばこんな感じです。 午前中に企画書を見直したい 犬と散歩に行きたい 晴れているのでシーツを変えたい こうして頭に残っていることをテキスト化すると、そのままタスクリストとして活用できることが分かると思います。 なぜ朝なのか?と思う人もいると思いますが、朝の脳は睡眠によって鎮静化しています。つまり、朝こそが思考を吐き出す最も効率的な時間だと言えるでしょう。 仮に夜に書くとしたら、「今日はこんなことを言われた」「付き合いの飲みですごく疲れた」など、ただの「愚痴」になってしまうと思いませんか?