『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』番組概要 <スタッフ> 原作:渡 航(小学館「ガガガ文庫」) キャラクター原案:ぽんかん⑧ 監督:及川 啓 シリーズ構成:大知慶一郎 キャラクターデザイン:田中雄一 音楽:石濱 翔(MONACA)、高橋邦幸(MONACA) 音響監督:本山 哲 アニメーション制作:feel. 俺ガイル 比企谷八幡 名言. <キャスト> 比企谷八幡:江口拓也 雪ノ下雪乃:早見沙織 由比ヶ浜結衣:東山奈央 一色いろは:佐倉綾音 比企谷小町:悠木 碧 戸塚彩加:小松未可子 平塚 静:柚木涼香 川崎沙希:小清水亜美 戸部 翔:堀井茶渡 雪ノ下陽乃:中原麻衣 雪ノ下母:井上喜久子 川崎大志:村瀬 歩 オープニングテーマ:「芽ぐみの雨」やなぎなぎ(NBCユニバーサル・エンターテイメント) エンディングテーマ:「ダイヤモンドの純度」雪ノ下雪乃(CV. 早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV. 東山奈央)(NBCユニバーサル・エンターテイメント) ■『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』Blu-ray第1巻 Amazonで購入する 楽天市場で購入する (C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
そういうものにはしないんだ、という気概が感じられた。 これを完遂したのは、作者の持っているバランス感覚でありセンスだよなあと。別記事で指摘したはちまんとゆきのんの互いを補完しあう関係性とか、たぶん自覚してやっていないんですよ。やってたら劇中で、ゆきのん姉とか、先生が指摘している。ゆきのん姉は共依存と断じたけど、そうじゃない指摘もできるんです。それが分かっていたら作家というのは劇中でそれを指摘せずにはいられない。 でも、作者が言語化できていないままに、真っ直ぐに正しい結論に走っていった。こういう結論が正しいよね? と提示してみせることができたのは、一つの才能だよな、と。 さて、何がいいたいかというと、ようするに「俺の青春ラブコメはまちがっている」は完成された惜しい作品なんです。そして、これを送り出した作者の、さらなる作品はとっても期待度が高いなと、11話を見ていて思いました。 あといろはすの抱き枕買うかどうか悩んでいます。
オープニングテーマ 「芽ぐみの雨」やなぎなぎ エンディングテーマ 「ダイヤモンドの純度」雪ノ下雪乃(CV. 早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV. 東山奈央)
©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完 2011年の原作発売から13年のアニメ化を経て実に9年の長きに渡って続いてきた俺ガイルが完結しました。終わってみれば、ウソのような青春を満喫した我らが比企谷八幡ですが、結局俺ガイルとな何だったのか、完結の感想を交えて個人的に感銘をうけたポイントをまとめてみます。 俺ガイルが試みたこと この物語はご存知のとおり(? )通常の青春やラブコメに疑問を抱くひねくれ者の比企谷八幡の物語としてスタートしました。 それは、よくあるラブコメディのテンプレに対する、反旗であり抵抗です。初期は、比企谷八幡のニート的陰キャなキャラクターゆえの反骨心かと思っていましたが、物語が進むにつれ作者の視点の面白さや、キャラクターのリアルさや生々しさもあって、既存の「定石崩し」を飛び越えた、面白さをファンに提供してきました。 ©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完 実は陰キャを主人公にした、という点以外はそこまで斬新な設定でもない俺ガイルです。特徴的なのは扱っていたテーマのほうです。劇中途上から「ラブコメ定石崩し」は既存の青春コンテンツへの疑いを経て、鋭い指摘をいくつも行い、さらには「青春」の正体がなんなのか?
俺はあまりそうは思わない。 「俺ガイル」の前半は比企谷が強制的に入部させられた奉仕部において、雪ノ下や 由比ヶ浜 と協力し、事件(案件)を解決していく話だ。同時に、三人は関係を深めていく。実は主人公ら三人は高校入学の当日に事故に遭っており、所謂ラ ブコメ 的(?
タイムリープできる少女の恋と青春を描いた映画 『時をかける少女』 。 自身の年齢が上がったためか、真琴の若々しい元気さや子供から大人への 成長を強く感じられて、昔見たときとはまた違った楽しみ方ができて面白かった です。 どちらかといえばおバカな主人公×カッコいいキャラの恋模様がお好きな方、子供から大人に成長していく姿を描いた映画がお好きな方におすすめ!
千昭は未来からやってきた人物です。それだけに、簡単に人が未来に行けないことや、真琴の住む世界と自分がいた世界の違いなどもよく理解していたはずです。 しかし、そう頭で理解していても、「必ず会える未来がある」と信じる真琴を前に、 はっきりと「無理だ」ということはできなかった のでしょう。そして、千昭もまた強く真琴に惹かれていました。なおさら、真琴を突き放すようなことは言えなかったはずです。 結果として、千昭は「待ってる」と彼女に伝えました。千昭から真琴に何かを望む言葉ではなく、ただただ「自分が待っている」という一方的な言葉を投げかけたのです。それは、これから 自分のいない未来を歩むことになる真琴への、千昭なりの優しさ だったのでしょう。 ②物語のカギを握る「白梅二椿菊図」とは?
!」 と叫ぶ真琴。 しかしもうタイムリープの残りはゼロ。 その時、時間が止まった。 ブレーキの壊れた自転車を持った千昭。 「俺、未来から来たって言ったら……笑う?」 千昭に何か秘密がありそうなことは 一人で博物館にいるシーン で示唆している。 理科実験室にいた 顔のわからない人物も 髪型をよく見れば千昭 だとわかる。 もうひとつの どんでん返しは 千昭が時間を戻したから 真琴の最後のタイムリープがリセットされて あと1回だけ使える ことに気づいた場面。 ここから「変わらないもの」が流れて 夜の坂道を全力で走って タイムリープするシーンが鳥肌。 時間の流れに乗って 真琴は理科実験室で倒れて タイムリープ能力を持った場面へ戻った。 この空間(時の回廊)の中で真琴は 千昭が来てからの思い出を回想する。 タイムリープの回数 真琴は何回タイムリープをしたのか?
アニメの風通しがもっと良くなりますように ネジムラ89 アニメ映画『時をかける少女』は原作小説との繋がりを知るともっと楽しめる?「未来で待っている」というフレーズに込められた本当の意味は?ネタバレありで深掘り考察! 『サマーウォーズ』 や 『バケモノの子』 など今や日本を代表するアニメーション監督細田守ですが、その名前が広く知られるようになったきっかけの映画といえば何と言っても2006年に公開されたアニメ映画『 時をかける少女 』でしょう。 今や度々地上波放送もされる映画ですが、本作には劇中では語られない多くの秘密が存在します。本記事ではその秘密について徹底考察していきます。 ※以下、ネタバレを含みます。 タイムリープを知る"魔女おばさん"とは何者なのか 分かる人なら分かる秘密として有名なのが、 『 時をかける少女 』 でもかなり特別な人物として登場する魔女おばさんです。東京国立博物館で絵画の修復をしている彼女ですが、 真琴にタイムリープのことを教えてくれたり、真琴の悩みが行動に対して指針を示してくれる重要な人物です。なぜ彼女は、タイムリープを知っていて、真琴の身に降りかかる不思議な出来事に対して、冷静に受け応えることができるのでしょうか。 その秘密は魔女おばさんの本名にあります。彼女の本名は芳山和子。実はアニメ映画 『 時をかける少女 』 の原作である、筒井康隆さんの小説「時をかける少女」に登場する主人公の名前と一緒なのです。そうです彼女こそ、原作小説の「時をかける少女」の主人公が大人になった姿だったのです。 魔女おばさんはどんな過去を持っている? 原作小説を知らない人には、意外と思われるかもしれませんが原作小説は、アニメ映画版とは異なる物語です。主人公の芳山和子が、理科の実験室に人の気配を感じて行ってみたところ、気を失ってしまい、それをきっかけにタイムリープを体験するという物語です。 そのタイムリープのきっかけは、実は友人の深町一夫という人物。実は一夫は未来人であり、小説の最後では和子に恋心があることや、未来の法律に則って、和子の記憶を消さなければいけないことを打ち明けます。そして、また会いに来るという約束をして、和子の記憶を消して、一人未来の世界へ帰っていってしまいます。 タイムリープのきっかけが理科の実験室であることや、タイムリープの原因が友人にあり、その友人は未来人だったという展開など、アニメ映画『時をかける少女』と共通しています。自分の境遇の似ているからこそ、魔女おばさんは冷静に真琴の話を聞いてくれて、何をするべきかを示してくれたのでしょう。ただ、原作を知っている人からしたら、「記憶を消されていたはずなのに」という疑問は残ってしまうのですが、小説で描かれている物語以降に、和子の身にも何かが起こっていたのかもしれません。 劇中に登場する絵は存在する?