腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Tue, 25 Jun 2024 23:41:57 +0000

何これ? 一つ一つの情報はものすごく希薄で何が何やら判別できない。 けど、その量が尋常じゃない。 そこかしこから色々なものの情報がドバっと私に流れ込んでくる。 うぐっ! 鑑定を大量にした時みたいな、猛烈な情報量に頭がぶん殴られたみたいな衝撃が走る。 慌てて探知を切る。 《熟練度が一定に達しました。スキル『探知LV1』が『探知LV2』になりました》 は? 早すぎない? え、マジで今のでスキルレベル上がったの? いや、確かにとんでもない量の情報を拾ったみたいだけど、え、本当に? イヤイヤ。 ちょっと待とう。 そもそもあれは何だ? 私の想像してた探知と全くこれっぽっちも似ても似つかない謎現象が起こってるんだけどそこのところどうなのよと声を大にして叫びたい気分なのですが天の声(仮)さん説明を要求してもよろしいでしょうかダメですかそうですね! 蜘蛛ですが 何か ピクシブ. ふー。 落ち着こう私。 あの謎現象を確認するためにも、もう一度探知をしてみよう。 ちょっと心構えを作ってからじゃないと危ないな。 すーはー。 よし、探知開始。 さっきよりも更に大量のよくわからない情報が流れ込んでくる。 《熟練度が一定に達しました。スキル『探知LV2』が『探知LV3』になりました》 だから、早いって! ぐ、そろそろ限界。 探知を切る。 ぶはー。 あー、しんどい。 けど、なんとなくわかってきた。 そう、探知なんだよね。 スキルの名前は探知。 何を ( ・・) 探知するかは言ってないもんね。 この探知のスキル、私の考えが正しければ、思った以上の効果がある。 というか、思った以上の効果がありすぎて、逆に使えそうにない。 つまり、探知のスキルは、周りに存在するすべてのものを探知して、その情報を使用者に届けてしまうスキルなんだと思う。 そりゃ、情報量過多で頭の処理も追いつけなくなるわ。 確かに、敵の位置を探るための索敵の機能もその中には含まれてるけど、あんな情報の洪水の中からそれだけをピックアップして役立てるなんて、私のちっぽけな脳みそじゃできるわけないでしょ。 あんなもん、スーパーコンピューター並の処理能力がなきゃムリでしょ。 うわ、まさか、逆にスキルが高性能すぎて使えないとか想像してなかったわ。 どんな落とし穴よ。 なんなの? これ考えた奴は、スキルには何かしらトラップ仕込まなきゃ気がすまないの?

  1. 蜘蛛ですが、なにか? - 3 鑑定はチートスキルだと思っていた時期がありました
  2. 蜘蛛ですが、なにか? - 32 成長期?

蜘蛛ですが、なにか? - 3 鑑定はチートスキルだと思っていた時期がありました

蜘蛛ですが、なにか? | KURO

蜘蛛ですが、なにか? - 32 成長期?

いや、こんなファンタジーな世界で、地球の常識を持ってくる方がお門違いなのかもしれない。 俺は心の中のもやもやした気持ちをひとまず棚上げした。

突然頭の中に響いてきた機械みたいな声。 そうかー。 あるのか。 あるんだな鑑定スキル! フッヒョイ! テンション上がってきた! なんか異世界転生っぽくなってきたじゃない! 答えはもちろんYES! 《『鑑定LV1』を取得しました。残りスキルポイント0です》 スキルポイントなるものは全部使い切っちゃったっぽいけど、こういうポイントはLVが上がればきっと増えるし、今は気にしないでおこう。 そ、れ、よ、り、も! 今は念願の鑑定スキルを使っていろいろ調べるのが先決! …どうやって使うんだろう? えーと、とりあえず、テンプレ通りに、適当にそこらへんに落ちてる石に向かって、『鑑定』と念じてみる。 むむむ! うまくいったような感触! 頭の中にスーっと情報が流れてくる。 『石』 ………ん? あれ? それだけ? イヤイヤイヤ。 そんなはずないよね? 初めてだからきっと失敗しちゃったんだよ。 もう一回試してみよう。 ………え? 蜘蛛ですが、なにか? - 32 成長期?. まさか、本当にこれだけ? イヤイヤイヤイヤ。 きっとこの石が情報の価値もない、本当にただの石ころだからに違いない! 今度は壁に向かって鑑定してみよう。 もしかしたら、ここがどういう場所なのかわかるかも知れない。 〇〇の洞窟とか、そんな感じで名称と説明がわかれば、大分気持ちが楽になるし。 『壁』 ……………。 もう、何も言うまい。 『鑑定LV1』と、わざわざLVがついてることに、もう少し考えを巡らせなきゃならなかった。 つまり、LV1ではほとんど役に立たない効果しか発揮してくれないってことなんでしょ。 LVを上げればいいのかもしれないけど、スキルポイントは全部使っちゃった。 ウワァー! なんて無駄使いを私はしてしまったんだ! 他にどんなスキルがあったのかはわからないけど、もしかしたらLV1でももっと使えるスキルがあったかもしれないのに! いや、ここは逆に考えるんだ。 鑑定でこんなざまなら、他のスキルもきっとLV1じゃどうしようもない効果しか出なかったんだと。 そうしよう、そう思おう。 でないとやってられない。 はぁー。 ないわー。 ついでに自分のことでも鑑定しとこうか。 『蜘蛛 名前 なし』 ん? 蜘蛛ってでるのは予想通りだけど、名前なし? ********************** というところで、冒頭に戻るわけだ。 名前なし。 まあ、前世の名前はあるけど、今のこの蜘蛛としての名前はないってことなのかな?