日光で乾かしたあとの状態。糊が落ちてデニムの色がかなり変わりました。藍色から濃い青色になった感じです。 あれだけ深く入っていた「ヒゲ」はどこへやら? やっぱり糊落とししたとはいえ、デニムがいい色落ちまで育つににはまだこれからといったところ。 膝の付近もご覧の通り。「 下がりヒゲ 」は見る影もなし… そして膝の裏の「ハチノス」も平ぺったい状態になってしまっていました…エイジングするにはまだまだ履き込みと洗い回数が足りないという事ですね。 それでは、洗い後のサイズを計測してどれくらい縮んだのか、を比較してみたいと思います。 ウェスト平置き、35㎝(70㎝)⁉なんと、1㎝(2㎝)も縮んでいました… APCのデニムは生デニムの状態から、防縮加工(サンフォライズド加工)を施してのリジットデニムとなっており、ウェストはほとんど縮まないとありますが、さすがにリジットからの洗いだと、2㎝くらいは縮むという事ですね。 股上、22. 5㎝⁉ 0. 5㎝縮んでいます。洗い立てで生地が固くなっていているため、この辺は誤差かもしれません。しっかりアイロンがかかった状態ならおそらく23㎝でしょう。 腿回り、25㎝(50㎝) 1㎝(2㎝)ダウン。ここははっきりと縮んでいます。 履くとやはりあきらかに横がきつくなっており、特にウェスト・ヒップ・腿がピタピタになっています。 ただ、綿100%のリジットデニムはここから履いていくとまた伸びる為、伸びては洗って縮み、伸びては洗って縮みを繰り返して理想的なエイジングに育てていくというプロセスになっていきます。 そしてちょっとびっくりしたのが、股下。85㎝。まったく縮んでいません… リジット(生デニム)から洗うと丈が縮んで変わる為、一度洗ってから丈を詰めたほうがいいと読んだ事があるのですが、もちろんそれはデニムのブランドや使用している生地によるため一概にどの解釈が正しいと断言出来ませんが、少なくともA. のリジットデニムについては丈を詰める場合一度洗う必要は無さそうです。 裾のふり幅、15㎝。さすがにここは全く縮まず同寸でした。 結論=A. 生デニム?ジーパンの糊落としの方法 | ピントル. のリジットデニムは洗っても、防縮加工(サンフォライズド加工)の効果なのは横には縮むが縦は縮みません。 そして、もう一本所有している、A. プチニュースタンダード(サイズ26インチ)、との比較。 右:プチスタンダード(サイズ25インチ) 左:プチニュースタンダード(サイズ26インチ) 洗ったあとはほとんど同じ色になったかと思います。 いかがでしたでしょうか。 A.
?―― ジーンズショップで私が働いていたときに推奨されていたのが、新品の育てる系ジーンズを履いて風呂に入って糊を落とすというもの。 ↑参考にした写真もいい感じに水が青くなっていますねw 聞いたときはドン引きましたが、デニムの特性を知れば理に叶った方法だと思います。 洗いながら自分の形に縮ませる ことができるのです。 しかし、 お湯は厳禁 です。 糊は落ちやすいですが温度を上げるとインディゴがより脱落しますし、 意図しない縮み が生まれやすいです。 意図しない毛羽立ちもできるので、これがカッコ悪いです。 ――そんな逸話を踏まえ【もはや儀式。新品の育てる系ジーンズ、初期最強方法】―― 【買ってからの最強お手入れ】 ※ジーンズの色落ち、コントラストのことだけを考えた方法です。 ※ジーンズを履いての風呂洗いは自己責任でお願いします。 1、縮率も考慮し生の状態のジーンズ、1サイズ上を買う ※店員さんにどれだけ縮むか相談したほうが無難。 2、たたんで店頭にある場合、横脇に折り目があるはずなので あて布をあて、アイロンをかけて折り目を伸ばす 3、洗って縮ませる。 1. バスタブにたっぷり水をはる 2. 折り目がなるべく付かないようにゆっくり付けてバスタブの水に30分ほど手で泳がせる or 風呂に一緒に入る(水かぬるま湯で)。 3.
ノンウォッシュジーンズについて 購入後、一切洗濯などしないで糊が付いたまましばらく履き込む方法をよく聞きます。 この方法だと1回、糊落としをして縮めたジーンズに比べてヒゲやハチノスがくっきりとつきやすいのですか? どちらがオススメなんでしょうか? 自分はヒゲやハチノスをくっきりとつけたいのです。 洗って縮ませておいた方が賢明だと思いますよ。 全く1回も洗わないでクセを付けた場合、何ヵ月か後の洗濯のときに折角のアタリやヒゲが洗う前の位置からズレてしまう事があります。 洗いをかけると縮んでフィット感が変わりますよね。。。フィット感が変わっていると言う事は肌と生地の接する位置が前とは違ってくる事になりますから。 例えば、ベルトループから裾までの長さが100cmの未洗い生デニムがあったとします。。。このデニムに洗いをかけると約10cm近い縮みが発生しますよね? 縮んだのは足の付け根から下だけではなくて、それより上の部分も縮むんですから、これが想像できれば洗う前に付けたアタリやヒゲが洗濯後どのくらい移動してしまうか分かると思います。 どうしてもきつめのクセを付けたければ洗濯の度に液体糊を吹き掛ける方法もありますしね。 あとここからは余談ですが、2度目の洗濯後もまたずっと洗わない人がいますが、ハッキリ言って周りの関係のない人達はスゴく迷惑をされます。 匂いやダニや雑菌をウヨウヨまとってそれがカッコ良いとは誰も認めてはくれませんし、自分の悪臭にはなかなか気付けないものですからね。 質問者さんが最も苦手とする『アイツ』が半年間も服を着替えないまま酸っぱい匂いを発散しまっていたら、我慢できないでしょ? ファブリーズしてきたからって、そうじゃないだろ!って言いたくなりますよね(笑) 生デニムをカッコよく育てるにはそれなりのコツは要るんですが、今は平成の世の中ですからね。。。調和と自己主張のバランスをうまくとってお洒落しましょう。 長文失礼しました。m(__)m 2人 がナイス!しています ThanksImg 質問者からのお礼コメント 結局洗って乾燥機で完全に縮めました!! A.P.C.の半年履いたリジッドデニムジーンズを初洗い・糊落とししてみた | 好きなことだけ通信. ありがとうございました!! お礼日時: 2009/8/23 16:58 その他の回答(2件) リジットのまま履き続ければ、初回の洗濯時にはメリハリのある色落ちは期待が出来ます。 しかし、アタリもハチノスも縮みにより当然ズレます。 従って、どちらかお好みでしょうね。 もう一点、ジーンズのアタリなどのスレる部分と、そうでは無い部分とのコントラストはおおよそ3回目の洗濯位で決まってしまいます。 その後は全体が同じ様に退色していきます。 逆に云えば、それまでにいかにハッキリとしたアタリを付けるか、と云う事にもなります。 よ~く御思案下さいませ。 ちなみに私はどちらも余り興味がありません。 糊がついたままのほうが、くっきりつきます。 丈が長すぎるようならしばらく部屋着にするのがお勧めです。
右足(向かって左)の縫い目が、前の方に来てますよね? ちなみに、こちらが洗濯前の、糊がついた状態の写真。 こうやって洗濯し乾燥することで、 生地の縮みとねじれを出させるのです 。 これで準備は完成! 念のため、しっかり水分が抜けて乾燥しているか確認してください。 湿った状態で履きこみを開始すると、他のもの(シャツや下着)にインディゴが激しく色移りしたり、変なアタリがついたりします(経験アリ) 。 もし裾上げがまだなら、このタイミングで裾上げをしにショップに持ち込むことになります。 新しいジーンズが履けるまで、後少し! 糊落としと初めての洗濯方法は以上です。 セカンドウォッシュはいつが良いか? ファーストウォッシュを行い、裾上げをして、いざ履きこみを進めたあと・・・ セカンドウォッシュはいつが良いか?
そうでしたか。しかし、ファーストウォッシュまでの半年から1年間はどうすればいいのだろう? ニオイ問題が気になるところ……。 「干すのは、ひとつの対応策です。大きく分けて天日干しと陰干しがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。天日干しは紫外線がデニムに付着したバクテリアを殺菌してくれますが、一方で陽射しによる退色の可能性はある。また、陰干しは、室内というきれいな環境で乾燥でき、日光による退色は防げるものの、殺菌効果は薄い。天日干しはよほどニオイが気になる場合のみで、月1程度陰干しすればいいかと思います」。 リジットデニムの「レイザー VCSS」3万7000円。購入した人にはオリジナルの「リフレッシャー(消臭スプレー)250ml」が付く。デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086) 「また、市販のデニムリフレッシャーで除菌&防臭をするのも手。実は、デンハムにもデニムリフレッシャー付き生デニム"レイザーVCSS"を販売していますので、そちらもぜひ!」 と、吉澤さん。確かにそれも良さそうではある。いずれにせよ、干し&デニムリフレッシャーで、対策可能ということだ。 ファーストウォッシュ済みの生デニムや加工デニムのケア方法は? 買ったばかりの生デニムの洗い方はわかった。では、一度洗ったあとの生デニムや加工デニムは、どのようにケアしていけばいいのだろう。 さまざまな加工が施されたデンハムのデニム。買ったその日からヴィンテージのような味のある色落ちが楽しめる。 「気をつけるべきは洗濯でインディゴが抜けてしまうことによる色落ちです。デニムを染めているインディゴは、水に浸しておくと色が流れ出てしまうという特性があります。今の状態から色落ちを極力避けたい人は、洗う際は水に浸ける時間をなるべく短く、というのが鉄則ですね。これは、加工デニムでも、洗ったあとの生デニムでも同じことです」。 そこで、少し意地悪な質問を思いついた。そもそも生デニムを色落ちさせたくない、濃色のインディゴでずっと過ごしたい、こんな人はどうすればいいんですか? 日本製生地を使ったリジットデニムの「レイザー VISS」4万6000円。まだらに覗く白い横糸が、生の状態でも味わいを作ってくれる。デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086) 「糊落とし、という方法があります。生デニムを買ってすぐに水を通して、糊だけを落とすんです。インディゴは少し水に流れ出ますが、水に浸ける時間を最小限にとどめ、しっかり絞って陰干しすれば、いわゆるワンウォッシュに近い状態になります。すると、糊の付いたのデニムだからこそのアタリも出にくくなりますので、キレイなままはけるでしょう。さらに、着用頻度も気づかえば、濃色を保てると思います。ただデンハムでは、その人がはき込んだ唯一無に味わいを楽しんでほしいと思っていますので、自分なりの色落ちを楽しむほうがオススメですね。でも、いろいろな楽しみ方があっていいと思います」。 色をなるべく落とさない方法も熟知しているとは!
デニムは洗わないほうがいい。頭では、なんとなくわかる。洗えば、色落ちすることは目に見えているし、実際、一度も洗わずにはいていたデニムをオカンにやられた! 的エピソードは、多くのオッサン諸君が経験しているかと。 とはいえ、そんな話も今は昔、加工モノも普及しデニムが多様化する昨今、どんなデニムであろうと「洗わない」が、はたして正義なのだろうか? そこで、「洗わない至上主義」の都市伝説を再検証。加工からリジッドまでデニムのことならなんでもござれ、店頭でウォッシングサービスまで行うデンハム GINZA SIX店で、あれこれと「洗う関連」の疑問を投げかけてみた。前・後編の第1回は、座学による<理論編>。 そもそも、デニムを「洗わない」ってなんで? みなさんは、デニムとどう接しているだろう。洗わない? 洗う? デニムとは深い付き合いを自認するオーシャンズ世代とてその対応はまちまちで、経験となんとなくの知識をベースに接している、というのが実際のところ。 そこでふと疑問に思う。そもそもデニムを「洗わない」って、なんでなんだろう? この素朴な問いに答えていただいたのは、デンハム GINZA SIX店スタッフ、吉澤 陸(よしざわ りく)さん。 吉澤 陸さん。弱冠22歳という若さながら、これまでに洗ったデニムは1000本に迫るという。 「『どんなデニムでも洗わない』なら、それは間違いです。洗わないことを推奨するのは、糊のついたリジット、いわゆる生デニムだけ。しかも、洗わずに長くはき込むことで自分だけのオリジナルな色落ちを楽しみたい期間についてだけの話です。つまり、洗わない期間=加工期間ということになります」(吉澤さん ※以下カッコ内はすべて吉澤さん)。 なんと! 洗わないのはいわゆる「生から育てたい」人だけの期間限定的な話ですか? 「はい。ですので、自分だけの色落ちに育てたいなら、半年から1年以上は洗わないほうがいいでしょう。腿の付け根につく「ヒゲ」や、膝裏の「ハチノス」は、まさにリアルなはき込みが生む色落ちです」。 [左]脚の付け根付近に横に走る色落ちが「ヒゲ」。[右]膝裏に蜂の巣状にできる色落ちが「ハチノス」 「体を動かす際にできるシワの部分は糊が落ち、当たらない部分は糊が残る。糊が落ちた部分は、インディゴの色が抜けやすくなり、糊が残った部分は、インディゴが落ちない、というメカニズム。この期間を経てから、最初のウォッシュでキレイに糊とアタリ部分のインディゴを洗い落とすことで、生デニムからリアルな色落ちが得られるというわけなんです」。 ファーストウォッシュは「神聖なる儀式」と心得る なるほど、生デニムを"育てる派"にとって、最初の洗いはその後の"成長"を決める「神聖なる儀式」というわけだ。ということは、すでに加工されているデニムなのに洗わない、とか、一度糊を落としているのに二度目までなかなか洗わない、というのは、あまり意味がなさそうである。 「二度目以降も、なるべく色を落としたくないという気持ちはわかりますが、洗ったほうが清潔ですし、色落ちをなるべく抑える方法もあるんですよ」。 えー!