俺には、ある。『伊勢物語』でなければならない理由がある。 千年の時を超えて「男」に出会えるからだ。こんなにも大きな過去を背負っていることが分かるからだ。『伊勢物語』を仰ぐことで、読者は、前へ前へと突進していくドン・キホーテではなく、後ろ向きに回顧する「男」となる。 「男」は今も生きている。
苦しみつつもノリノリで執筆に励んでおられたようにお見受けしますけれど。 この記事はシリーズ「 Books 」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、 スマートフォン向けアプリ でも記事更新の通知を受け取ることができます。 この記事のシリーズ 2021. 8. 11更新 あなたにオススメ ビジネストレンド [PR]
よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「年季が入る」について解説する。 端的に言えば「年季が入る」の意味は「熟練した・長い間使われている」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。 語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んだ。一緒に「年季が入る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。 解説/桜木建二 「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。 ライター/くふ 語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。 「年季が入る」の意味や語源・使い方まとめ image by iStockphoto それでは早速「年季が入る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。 1.長い間修練を積んで確かな腕をしている。 2.道具などが長く使い込まれている。老朽化している。 出典:デジタル大辞泉(小学館)「年季が入る」 あなたは長い間大切に使っているものはあるでしょうか。 「年季が入る」とは「1. 長い間修行を積み熟練した確かな腕を持っていること 2. 道具などが長い間使われているさま」 の意。読み方は「ねんきがはいる」です。「1. 長い間修行を積み熟練した確かな腕を持っていること」は「年季が入った職人」のように 「人」に対して使われることが多い でしょう。長い間ある物事に従事しておりその道のプロであることを意味していますよ。 「2. 道具などが長い間使われているさま」は「年季の入った家具」のように 「もの」に対して用いられていることが多い でしょう。昔からずっと使われており歴史が感じられるものを表しています。ポイントをしっかりとおさえておきましょう。 「年季が入る」の語源は? 年季が入る(ねんきがはいる)の意味 - goo国語辞書. 次に「年季が入る」の語源を確認しておきましょう。「年季が入る」は「年季奉公(ねんきぼうこう)」という四字熟語から由来していると考えられています。 「年季奉公」とは「一定の年数を単位として住み込んで働くこと」 の意。 「年季」とは「奉公人を雇うときに定めた年数」を意味しています。「奉公」は「他人の家に雇われて一定期間住み込みで働くこと」の意。「年季奉公」の 「一定期間働くと技術が磨かれていくこと」から派生して「年季が入る=経験を積んで熟練した」という意味になった と考えられていますよ。四字熟語が由来しているとはとても興味深い慣用句ですね。 次のページを読む
公開日: 2018年5月18日 / 更新日: 2020年5月4日 この記事の読了目安: 約 6 分 39 秒 「 年季が入る 」という慣用句を聞いたことがありますか?