腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Sat, 01 Jun 2024 15:52:32 +0000

岡:私は生地を作って販売するために、誰かを参考にしたわけではなかったので、「人に使って欲しい」「使って喜んでもらえるようなものが作りたい」そういう思いが一番大事だったのではないかと思っています。9年前を振り返ってみて、例えばどこかの模様を作るところに就職してから独立したほうがよかったのではないか。オリジナルの生地を作って売っているお店の店員として生地の売り方を学んでからのほうがよかったのではないか、とも思うことはあるのですが、そうしていたら今の私はなかったかもしれないとも思うので、やっぱり思いが一番なのではないかと思います。 ーーー岡さんにとって、もみじ市というのはどんな場所なのでしょうか? 岡:拠点、というとおかしいんですけれど、私は手紙社さんのスタッフではないのですが、いつも成長させてもらっている、頼もしい存在だなと思っています。あともみじ市に限らずなんですが、布博も蚤の市も、いっつも立ち上げるテーマがすごいなって思います。「こういうイベントこれまでなかったな」って思うものばかりなので。きっとみんなで決めたというより、すっごく個人的な誰かのやりたいがいつしかみんなの「いいねやりたい!」になってるのかなって思っているんですけど……。本当にどのイベントも、たくさんのボランティアスタッフさんも、荷物を運んでくれていたり、お客さんもすごい人数の方がいらして、それが怪我とかもなく始まって終わるということにいつも驚いています。 ーーー岡さんにそんな風に思っていただけて、光栄です。最後に、今回のもみじ市、新作があるとの噂ですが、どんなものか教えていただけますか? 点と線模様製作所 カレンダー. 岡:ケミカルレースで作ったストールピンと、ピアスやイヤリングといったアクセサリーを出したいと思っています。可愛くできていると思うので、見に来てくださいね。 ーーー岡さん、ありがとうございました! 新作アクセサリー、とても楽しみにしています。 〜取材を終えて〜 実は手紙社を知る以前から、岡さんの作る模様が大好きでした。夏の布博から引き続いての担当、張り切ってこれまでに書かれた点と線さんに関するインタビューなどを読み、ドキドキとしながら迎えたインタビュー当日。実は最初、お話を伺いながら、「あれっ?」と思っていました。点と線さんといえばと沢山の方が思い浮かべるであろう、北の大地も、大自然も、あまり登場してきません。けれど模様作りに対する岡さんの想いを聞いているうちに、こうやって生まれてくる模様だからこそ、北の大地を持たない多くの人たちにも愛されているのだと感じました。特別ではない、誰かのものになっていく模様。お話を伺って、日々優しくそばにいてくれるような点と線さんの模様が、よりいっそう身近で温もりを持った存在に感じられたのでした。 (手紙社 本間火詩) 【もみじ市当日の、点と線模様製作所さんのブースイメージはこちら!】 岡さんの手によって生み出される美しい模様と出会いに、ぜひブースに遊びに来てくださいね。

  1. 点と線模様製作所 ミニバッグ
  2. 点と線模様製作所 カレンダー
  3. 点と線模様製作所

点と線模様製作所 ミニバッグ

北海道を拠点に暮らしの中でともに過ごしていける模様を目指し、布物を制作している点と線模様製作所 Creators Tableでは2年振りのご紹介です。 ハンカチやくるみボタン、バッグなどの布小物や洋服、アクセサリーなど幅広くご紹介いたします。新作の模様「リスノモリ」を使ったアイテムも登場します。秋の装いが少しずつ恋しくなるこの時季。お気に入りを探しに是非お立ち寄りください。

点と線模様製作所 カレンダー

岡:例えば見る人を傷つけるような強い模様は、ずっと使っていたら疲れてしまうと思います。そうではなくて、点と線は健康的で、ずっとそこにあってもいやじゃない、そばに置いておける、日常に溶け込むような模様を作っていきたいなと。私は自分が育ってきた中で見てきたものって、そんなに特別なものではなくて、きっと誰かも同じような体験をしてきたんじゃないかなって思うんです。だから、その誰かにとっても自分の体験を感じられるような模様になるといいなと、そんなことを考えながら模様を作っています。 ーーーありがとうございます。そんな想いをもって作られる点と線さんの模様、完成するまでの工程を教えていただけますか? 岡:これはなかなか長い道のりです……。まず生地が生まれる工程としては、どんな模様を作るかというアイディアに基づいて原画を描くことから始まります。その時、力強い模様ならクレヨンを使ったり、透明感のある模様なら水彩を使ったりと、模様に合わせて画材を選びます。原画は、絵と違って全部描ききらなくても、模様にとって必要な部分ができていれば途中でやめて次の工程に進むようにしています。次はパソコンに原画を取り込んで、ひとつひとつ、パーツに分割して、模様が繰り返しになるように送りを作っていきます。そうして図案が出来上がったら、工場の方にお渡しします。その後も、どんな生地にどんな色の糸で刺繍をするか、どんな色で図案をプリントするか、色の作業などがあります。 アトリエの引き出しに並んだ、色のかけら ーーー模様のアイディアは、どんな風に考えているのでしょうか? 岡:どんな模様にするかは、生地を作るその時に考え始めるというより、普段の生活の中から生まれて、頭の片隅に持っているものを原画に書き起こすイメージです。なにか特別な風景やモチーフがあるのではなく、普段の生活の中で、自分がふっと反応する出来事であったり、そういうことをずっと頭の片隅に持っていて、そこから模様を作っていきます。 ーーー特別な風景やモチーフはない、ということですが、模様を作るためにスケッチや写真を残されたりはするのですか? 点と線模様製作所 ミニバッグ. 岡:スケッチも写真も残さないんです。模様は事実をそのまま描こうとすると作りにくくなってしまう気がします。自分で見た世界を形や色に置き換えて図案化していくことだと思っています。なので言葉で整理してみたりします。例えば「ギザギザな葉っぱが隙間なくびっしりとある様子」など言葉で置き換えると特徴が抽出されて模様の特徴が浮かび上がってきます。そういう、モチーフとなるものの気配を残しながら、風景や題材を整理するように考えていきます。 ーーー模様は絵とは違うんですね。 岡:そうですね。私は絵を描いているという感覚ではありません。模様は何かに使われるために作るものなので、あくまで材料として絵を描くんです。そして材料として描かれる絵は役割を持った"図案"になるので、私はそれは絵ではないと思っています。私は線も花も描きますが、絵ではなく図案として接しています。でもいつか絵のように図案を描いてみたいです。 ーーー岡さんの模様作りは、どんな場所で行われているんでしょうか?

点と線模様製作所

2021. 07. 29 | 刺繍とニットの図案集『ten to sen の方眼模様』が7月30日に発売になります。 新作生地 「リスノモリ」が出来上がりました 2021. 07 | KITTEにある「+S」Spiral Market MARUNOUCHIで展示販売を行います 8月2日(月)― 8月29日(日) 芸術の森のベストポケットで期間限定で商品の販売をします 7月17日(日)-9月26日(日) 2021. 06. 29 | 手紙舎主催の「月刊手紙舎 7月号」でハギレセットやお楽しみ袋の販売をします。 こちらから⇒ 2021. 18 | 日頃のありがとうの気持ちを込めて、通信販売の送料無料キャンペーンを行います。詳細はブログでご確認下さい。 archive

岡理恵子さんプロフィール 点と線模様製作所について 2008年から北海道を拠点に点と線模様制作所を始めました。風景や植物といった目に見えるもの、また冬の寒さや雨の音といった目には見えない題材などでソースとなるものは身の回りにあふれています。普段の生活で目にした風景や記憶の中にある情景などを題材に室内を飾ったり手作りを楽しむ材料として暮らしの中でともに過ごしていける模様をめざし制作しています。 デザイナープロフィール 岡理恵子 1981年、北海道生まれ。北海道東海大学大学院 芸術工学研究科卒。在学中にウィリアムモリスの壁紙を木版で再現し模様の構成や作り方を学ぶ。その方法をもとにオリジナルの「北国の壁紙模様」作りをする。その後、より身近な布へと素材を広げる。

休業日について オンラインショップは 土・日が定休日 となります。 お問い合わせ、メール・お電話でのご対応、商品発送などがお受けできません。 また、休業日前日の15時以降の受注対応、お問合わせ返答は翌営業日のご連絡となりますので予めご了承ください。 臨時休業や長期休暇は別途アナウンスさせて頂きます。 ●ご注文やフォームからのお問い合わせは 24時間・年中無休 でご利用いただけます。 尚、実店舗(キナルLABO)の定休日は日・月となります。 *休業スケジュールは Instagram にてご案内しています。 実店舗について キナルの実店舗 「キナルLABO」 栃木県宇都宮市松原2-5-21木材会館1F 実店舗の詳しいご案内は コチラ 実店舗のInstagram キナルLABOのInstagramを開く