役立たずスキルのレベル上げに勤しみ、気付けばアラフォーのくたびれたオッサンと化していたトール。 そんな彼の愚直さが、ようやく報われるときがやってこようとしていました。 この日、トールが少女の安置されている衣装棚を開けたのは、 ついに討伐のスキルポイントが溜まっていたから! 役立たずスキルに人生を注ぎ込み25年、今さら最強の冒険譚 第16話 - 無料コミック ComicWalker. 思わず少女へと伸ばした左手が震えていたのは、握力を失っているからか、それともはやる気持ちのせいか。とにかく彼はレベルを上げてみることにします。 目を閉じて、人間の魂の中に生えているという "技能樹(スキルツリー)" と対面したトール。 そして彼は、溜めに溜めたスキルポイントを大樹の根元へと注ぎ込みます。 するとトールの"復元"スキルが花開き、同時に "物"限定だった効果内容の縛りが消滅! さらに、試しに自身の左手の復元を試みた際には、 "時列知覚" という新たなアビリティの発現も確認。 対象の過去を事細かにひも解き、万物を完璧に復元できるようになったトール。これにて準備は整いました。 トールが祈るような気持ちで少女の首もとに手をかざすと ……うつろだった瞳に光が! 「ここはあの世?」 といまいち状況が飲み込めない彼女に対し、トールは冷静に事の顛末を説明します。 一方で、過ぎ去った時間はどうしようもないとばかりに、自分の素性をあえて明かそうとはしないトール。 しかし彼がヘタな嘘をつこうとも、少女にはお見通しだった様子で……。 胸に飛び込んできた少女・ソラに驚きつつも、25年越しの再会の喜びを噛みしめるトール。 彼女の 「すっかり追い越されちゃったね」と の言葉には、 「もうすっかりオッサンだ」 などと軽口を返しますが……。 続けてソラの口から飛び出した 「カッコよくてドキドキしたよ」 なんてセリフには、さすがのトールもうれしさを隠し切れない様子。そのまま泣き疲れて眠ってしまった彼女を抱きとめつつ、穏やかな表情を見せたのでした。 こうして、ふたたび同じ時を過ごせるようになったふたりの新たなる冒険が幕を開けます。 役立たずスキルが一転、 汎用性が超絶高そうな最強スキルを手に入れてしまったトール と、 年の差幼なじみのソラ が今後どんな活躍を見せてくれるのか。気になった方は、ぜひ 2019年12月9日発売のコミックス第1巻 をチェックしてみてください! (画像はニコニコ漫画 『役立たずスキルに人生を注ぎ込み25年、今さら最強の冒険譚』 より) ニコニコ漫画で『役立たずスキルに人生を注ぎ込み25年、今さら最強の冒険譚』を読めるのはこちら ニコニコ漫画公式サイトはこちら ―ニコニコ漫画おすすめ漫画記事― ・不良男と弱視女子がまさかのラブコメ!?
入荷お知らせメール配信 入荷お知らせメールの設定を行いました。 入荷お知らせメールは、マイリストに登録されている作品の続刊が入荷された際に届きます。 ※入荷お知らせメールが不要な場合は コチラ からメール配信設定を行ってください。 25年前に発生した怪物(モンスター)の大群。幼なじみの少女・ソラは、トールをかばって大けがを負い、時を止めるスキル<停滞>によってなんとか命をつなぎ留めた。トールは彼女を救うため、自身のスキル<復元>を育て上げることを決意した。戦闘にはまったく役立たないそのスキルは森の入口に彼を縛り付け、スライムを狩り続ける日々――。数えきれないほどの後輩冒険者の背中を見送り、"泥漁り"と侮蔑を受けながらも、トールは愚直に努力した。そして、トール39歳。25年もの歳月を費やしてようやく完成したスキルは、世界の常識を覆すほどの性能を秘めていた。 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
25年前に発生した怪物(モンスター)の大群。 幼なじみの少女・ソラは、トールをかばって大けがを負い、 時を止めるスキル〈停滞〉によってなんとか命をつなぎ留めた。 トールは彼女を救うため、自身のスキル〈復元〉を育て上げることを決意した。 戦闘にはまったく役立たないそのスキルは森の入口に彼を縛り付け、 スライムを狩り続ける日々――。数えきれないほどの後輩冒険者の背中を見送り、 '泥漁り'と侮蔑を受けながらも、トールは愚直に努力した。 そして、トール39歳。 25年もの歳月を費やしてようやく完成したスキルは、 世界の常識を覆すほどの性能を秘めていた。
公開日: 2021. 04. 09 更新日: 2021.
彼は虫酸が走るような奴だ。 吐き気を感じるほど不愉快極まりないことを言い表し「虫酸が出る」「虫酸が出る」ともいいます。 何かをすることに対して不快感を抱くことを言い表すときに、「〜すると虫酸が走る」「〜だけで虫酸が走る」という言い回しで使用されます。
精選版 日本国語大辞典 「虫唾が走る」の解説 むしず【虫唾】 が=走 (はし) る[=出 (で) る・=来 (く) る] ① 腹がへって、むしずが口の中に逆流する。 ※黄表紙・啌多雁取帳(1783)「金十も物も食はずに飛びあるきし故、虫唾 (ムシズ) も走りしまひ」 ② 口中にむしずが出て、吐き気を催す。多く、ひどく忌み嫌うたとえにいう。 ※浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)三「わが頬構 (つらがまへ) を見る度々にゲイゲイと虫唾 (ムシズ) が出る」 ※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)初「思ひだしてもむしづがはしる」 出典 精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「虫唾が走る」の解説 虫唾(むしず)が走(はし)・る 胸がむかむかするほど不快である。「 顔 を見ただけで―・る」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 関連語をあわせて調べる 胸