ホーム > 和書 > 文庫 > 日本文学 > スターツ出版文庫 内容説明 付き合いはじめて2年が経つ高校生の実結と修弥。気まずい雰囲気で別れたある日の放課後、修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、気がつくと同じ日の朝を迎えていた。何度も「同じ日」を繰り返す中、修弥の隠された事実が明らかになる。そして迎えた7日目。ふたりを待ち受けていたのは予想もしない結末だった。号泣必至の青春ストーリー! 著者等紹介 櫻いいよ [サクライイヨ] 2012年2月、『君が落とした青空』、2014年8月『交換ウソ日記』を発刊(共にスターツ出版刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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2017/7/20 2018/8/21 本棚 こんばんは。 最近、スッキリしない天気が多く、仕事も忙しくてスッキリしない気分の妻です。そんなスッキリしないこと尽くしでも、読書は自分の世界に新たな彩を加えてくれるので好きです。 今、夫は明日からの燃焼スープを作ってくれています。 はい、まだ燃焼スープ食べているのです。かれこれ10か月食べ続けています。朝と昼は燃焼スープ。これ、楽ちんですよ。夜は好きなものを好きなだけ。土日も好きなものを。でも体重は、ほぼキープ! この話は、またどこかで。 今回の本 雨が降っているときや、曇り空のどんよりした気分のときにこの本を読んだら青春の甘酸っぱさと切なさで胸がいっぱいになりました。 あらすじ 付き合い始めて2年経つ、修弥(しゅうや)と実結(みゆ)。話は、ミユ視点で進んでいく。 11月に入り、そろそろ肌寒くなる季節なのに、雨が降るその日は湿気のせいで蒸し暑い。 ミユはイライラしていた。 嫌いな雨が朝から降り続いていること。朝ごはんが昨日の残りのカレーだったこと。朝からお母さんと大喧嘩したこと。授業で忘れていた小テストがあって全然できなかったこと。お弁当が片方に寄ってしまっていたこと。 シュウヤとは放課後にデートの約束をしているが、シュウヤは、いつもの通りホームルームが終わってから1時間以上経ってから、ミユを迎えに来る。その1時間の間はシュウヤは友達と話している。ミユは1人で待っている。 デートと言っても、映画を観て、お茶をして、終わり。手もつながなくなった。そんな2人が付き合い始めたキッカケは、中学2年の頃、クラスメートに2人が仲がいいと冷やかされたときにシュウヤが言った一言「じゃ、付き合おっか?」。 ミユは、心の中にずっとモヤモヤしていることがある。あの時シュウヤは、その場のノリで付き合ったのではないか?友達の方がミユより大事なのではないか?友達の中にいる可愛い女の子のことが好きなのではないか? 今日は映画が終わったあとに、シュウヤのケータイに電話が入った。ミユといるのに誰かに呼び出され、行くと答えるシュウヤ。ミユは言いたいことを飲み込んで、見送る。その直後、ブレーキ音が響く。車に轢かれて、動かないシュウヤ。どうして?なんで?周りの音が聞こえなくなっていく・・・ そして、目が覚めたとき、朝ごはんは昨日のカレー。勉強していない小テスト、シュウヤに放課後のデートに誘われる。 ミユは、シュウヤが事故にあったその日を繰り返す。 シュウヤが事故に合わないように頑張ろうとしたり諦めたり・・・その中でミユが得た答えは・・・ 感想 最初に裏表紙を見たとき、「ひぐらしのなく頃に」を思いました。同じ日を繰り返すなんて。しかも前日の記憶を持って。 ミユ視点での話なので、ミユが同じ日を繰り返すことで次第に見えていくことが多くなり、シュウヤの本当の気持ちにも気づいていくところで、青春を感じました。でも最後にはシュウヤは何度も事故に合ってしまうので、切なさを感じました。 おすすめ関連書籍 青春を感じる本たちはコチラ!
スターツ出版文庫さんの作品って、 高校生+死+ファンタジー=感動、 の鉄板の構図の作品が多ぃですが…、 本作品も、まんまそのジャンルです。 最初から、そのつもりで読んだので、 きっちりとした?王道の展開に、 むしろ、安心してうるっと。 ただ…、それ以上は…。 JC、JKなら、 何冊でも、もりもり... 続きを読む いけるでそぅが、 おっさん的には、 忘れた頃に1冊…、のペースだな~。
この記事は会員限定です 古代エジプトにも存在 製造工程の解明つながるか 2020年10月21日 15:30 [有料会員限定] 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 室町時代から続く岐阜県関市の刀鍛冶「藤原兼房」25代目、加藤賀津雄さん(63)が、鉄とニッケルの合金でできた「鉄隕石(いんせき、隕鉄)」から刀剣を作った。古代エジプトのツタンカーメン王の墓で見つかった短剣も隕鉄から作られたとみられている。今回の試みが、はっきりしていない当時の製造工程の解明につながる可能性があると注目されている。 銀色に輝く刃の表面に独特の流線が広がる。刀の原料として一般的な純度の... この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り734文字 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら
ただ、隕石(隕鉄)を見つけるのが難しくて珍しいものであった時代ならともかく、安物の小さい鉄隕石の寄せ集めでも作れる物だとしたら、何というか気分がでないような気もしてしまいますが・・・ ・・・・・・・ 後日追記 流星刀の隕鉄の割合は6割とウィキペディアに書いてあったのですが、隕鉄刀の作成を相談した刀匠の話では「榎本の流星刀も隕鉄3割だからそれ以上隕鉄増やさない方が良い」との事でした。 確かに新しい本(2020年6月発売)に、「隕鉄と玉鋼を3対7で混合した刀」と書かれていました。 ウィキペディアの方が間違いで、流星刀の隕鉄割合は3割が正解のようです。 そして、刀としてまともな物を作るなら3割より増やさない方が良いそうです。作れないわけではなくて、ちゃんと焼刃がつかないので刀の形のオブジェのようなものになってしまうようです。 ちなみに、その刀匠に頼めば短刀なら100万円で隕鉄刀を作ってくれるとの事。