レポート40 / 2017. 10.
)の「すばる文学賞」(集英社)にチャレンジしてみることに。エンタメ傾向が強めの本賞はPEEさんの作風と相性が良いとはいえませんが、新境地開拓のいい機会と割り切って研究です。映画や漫画を参考にしながら、ハードボイルドな3作目を執筆しました。 …ところが一次選考で撃沈。人間、付け焼き刃は通用しませんね。 4作目:実力派が評価される「新潮新人賞」(新潮社) 4年目は初心に戻り、硬派な作品が評価されやすい「新潮新人賞」(新潮社)に挑戦です。今度は高校時代から書きたかった自伝的な私小説で勝負しました。着実に文章力をつけ、地味目なテーマでもそれなりに「見せどころ」をつくれるようになってきたPEEさん。一次選考、二次選考と突破し、やっと最終選考にまで残ることに成功!
これはもう、フィギュアスケートの「芸術点」(現在でいうところの「演技構成点」)のようなものを想像してほしい。基本的に文芸における選考基準は、ジャンプの数やスピンの種類といった客観的に判定できる技術的な要素と違い、「演技」や「音楽の解釈」の項目のように曖昧に伸び縮みするものだ。具体的かつ合理的な法則性を見出すのはなかなか難しい —— 本来なら。
インターネットの普及により、ネットで話題となり人気を博す作品が増えてきましたが、純文学においては文芸誌が重要となっています。 では、純文学とはどんなものなのか、そしてどのような新人賞があるのでしょうか。 純文学とは、どんなジャンルの小説? 小説は一般的に「純文学」と「大衆文学」、そして「ライトノベル」の3つに大きく分けられています。 その中でも、「純文学」と「大衆文学」は書かれた目的によって分けられ、純文学は芸術性が高く、文章の美しさに重きを置き、大衆文学は大衆に読みやすく娯楽性が高く、内容の良さに重きを置いたものとされています。また、純文学を書く作家でも、内容を重視し、文章の美しさにこだわって書かれていない場合は大衆文学となるため、作家ごとではなく、作品ごとに分けられています。 純文学から大衆文学へ移行するケースは多くありますが、大衆文学から純文学へ移行するケースは少ないものの、現在では増えつつあるため、この分け方は非常に曖昧なものとなってきているようです。 五大文芸誌とは? 純文学を扱う文芸誌には、「五大文芸誌」と呼ばれるものがあります。有名な芥川賞を受賞した作品のほとんどが、5つある文芸誌のどれかに掲載されたものになります。それぞれの文芸誌で新人賞を公募しているため、過去の受賞作を参考にすると傾向が読めるでしょう。 ・文学界(文學界) 芥川賞や直木賞を行っている文藝春秋から月刊で発行され、文芸誌の中で最高峰ともいわれています。 ・新潮 新潮社から月刊で発行され、文学界と並ぶほどといわれる純文学誌です。 ・群像(ぐんぞう) 講談社から月刊で発行され、文芸の批評部門についても定評があります。 ・すばる 集英社から月刊で発行され、大衆文学を扱う「小説すばる」とは対を成す、純文学誌です。 ・文藝(ぶんげい) 創刊は改造社でしたが、河出書房新社が引き継ぎ、現在は季刊で発行されています。 純文学の新人賞にはどんなものがある?
さて、第1回 「 文学新人賞 を ぜひ とって みたい!! 純文学系新人賞を過去受賞作から研究してみました 」 です。以後、勝手ながら趣旨を要約しまして 「tori研」 とさせて頂きます。 作家を志して新人の文学賞に応募を重ねている人は決して少なくないはずです。 いかんせん、私自身も過去数度応募し、なかなか手ごたえのない中で、どうすれば最終選考にまで残れるかと、頭を抱えている次第です。 やみくもに書いても駄目だ……。というわけで、だったらせめて研究してみよう。手に入る資料としては、過去の受賞作品や選考委員の方々の書いたものを読むしかないだろう。 というわけで、この趣旨に基づいて、過去の受賞作品や、選考委員の方々のご意見などを選評を基に、卑小な私ごときですが、おこがましくも傾向と対策を独自研究してみました。もちろん、素人の研究ですからどこまで的を得た結論に到着できるかは未知数ですが、作家を志して日々文章修行に励んでおられる 同志の方々(!) の、ささやかな手掛かりになれば……、と思い、ここに研究をまとめてみました。 では早速、本題に入りたいと思います。 第一弾としまして、 「文學界新人賞 を ぜひ とって みたい!!
毎年、年末になると注目を集める一つの未解決事件はあまりに有名である。 2000年の12月30日、外資系コンサルタント会社に勤務する東京都世田谷区在住のMさん宅にて、長女(当時8歳)や長男(当時6歳)を含む一家4人が殺害された。犯行は当日午後11時から31日未明に行われたと考えられている。 犯人は、一家を殺害した後、なんと犯行現場であるM宅に長時間居座るのである。犯人は犯行時に手を負傷していたため、救急箱が物色されたり、治療を試みた形跡があったことから手当ての為に逗留(とうりゅう)したとも考えられるが、この間に犯人は被害者宅の冷蔵庫にあったアイスクリームを食べるなどし、更には2度に渡ってみきおさんのパソコンでインターネットに接続していたという(午前1時18分と午前10時頃。なお、マウスからは指紋が検出されたが、キーボードからは検出されていない)。 そんな中、ネットで『犯人、又は犯人に近しい人物のものではないか!
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