2017年7月30日 【教師の対応】親が発達障害を認めない、認めたがらない 発達障害の生徒を学校で支援していくためには、学校だけではなく、家での子どもの様子など親からの情報も必要です。 しかし、「子どもが発達障害である」ということを親が認めない、認めたがらないケースもあり、担任教師として親にどのように説明するか、という対応が求められる場合があります。 スポンサーリンク 発達障害を認めない、認めたがらない親もいる 現在、発達障害の生徒の多くは、幼稚園や保育園の幼児期、また小学校入学して間もない低学年の頃に診断を受け、専門的な支援を受けるようになってきています。 しかし、その一方で、親が子どもに何か障害があることに気づきながらも「うちの子は障害じゃない」と否定し、診断も支援も受けずにいる発達障害の子どもも少なからず存在するのが実際のところです。 子どもの発達障害を認めない、認めたがらない親は、どのような心理状態なのでしょうか。 まず親の心理として考えられるのは「障害という言葉に心理的抵抗がある」ということです。 また、子どもが小さいころから、周りの人に「変わっている」「病院で診てもらったら?」と心ない言葉を言われ続けてきたため、家族で家庭の中で対処しようという意識が強くなっていることも考えられます。 担任教師の対応、説明方法はどうすればいい?
このまま何もしないなら、またうちの子が ケガ をさせられてしまう…。 先生に指摘されているのに、 無視 するの⁈ つまり、A君の行動よりも、A君の 親が支援への一歩を踏み出さない事 に苛立つのです。 親が何もしなければ、A君は変わりようがないから、また何か問題が起きる。 そうなることが 迷惑! と感じてしまいます。 親が動かなければそれ以上のことはできませんし、 逆に助言したことで 「うちの子を発達障害扱いした!」 などの クレーム を言う保護者もいるので、 強くは言えない 現状があります。 子どもの発達障害を認めない理由は? 幼稚園や小学校で、毎日の子どもの様子をみている先生から 「検査をうけてみてはどうですか?」 と指摘されて、それを素直に受け入れないのはなぜでしょう?
学校における発達障害の子どもの問題点を親に伝える際にも、言葉や表現には注意しましょう。 例えば「文章を読むのが苦手です」というよりも、「発表することは得意です。言葉の遅れはなく、視覚情報の処理が弱く、字の形や文章を区切ることが難しいだけのようです」と、問題の背景についても簡潔に説明するとよいでしょう。 「親が悪いわけでもない、子ども本人が悪いわけでもない」と、教師は保護者に伝えることで、教師と親の間の信頼関係も確かなものになることでしょう。 ◆この記事は、教育心理学者、東京学芸大学名誉教授の上野一彦先生執筆・監修「図解よくわかるLD(学習障害)(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。
医師が書いた本なんだけど、分かりやすく書いてある。医師としての経験が存分に生かされた本だと思う。著者の主張に納得出来ないところもあったけど、読む価値のある本だと思う。子どもを持つ親、教師を志す人なんかは特に読んで欲しい。 発達障がいについて細やかな知識が得られました。ただ、発達障がい者がそうでない人と比べてできないことや二次障害など、ネガティブな部分が多く書かれていると感じました。また、早期治療の重要性や遺伝の多さなど 取り返しのつかないこと、どうしようもないこともしっかりと書かれていたので、ちょうど気分が落ちてる時に読んで無気力自暴自棄モードになってしまった笑 それがひとつの現実だから向き合わなきゃいけないものの、、年齢を重ねた発達障がい者にとっては、「これからできること」にふれている本の方が読みやすいかもしれない。 親が子どもの発達障害に気づかない代償は、 あまりにも大きい! (内容紹介)? そそっかしくて落ち着きがない「ADHD」や、? 読み・書き・計算に支障がある「学習障害」、? 人との会話が成り立たない「アスペルガー症候群」などの? 発達障害の子どもが激増している。 文部科学省の調査によると、小・中学生の普通クラスで? 発達障害と思われる生徒の割合はなんと6・3%。? 一クラスに1〜2人読み終わったるのだ。 発達障害を見過ごされた子どもは引きこもりやニート、? 最悪の場合は犯罪者になる可能性もある。 どうすれば発達障害児を見抜き、完治できるのか。? 発達障害 認めない親 なぜ. 発達障害を克服して医師になった著者が、? 発達障害児の現状から治療法まで、わかりやすく解説。 発達障害入門や対応としては非常に分かりやすいと言える。 子どもの頃の診断が、後々の当事者の進路や生き方にどれだけ重要か、ということを肝に銘じておきたいです。 しっかりと、「ありのままの自分」を肯定してあげる子育てが大切です。(これは、定型発達の子どもにも言えるかもしれませんが。) 障害を認めたがらず、しっかりとした診断と対応を見過ごされると、後々、不登校や引きこもり、ニートになる可能性も大きいということです。 発達障害者の中には、高学歴でニートになる人間もいますが、私もその一人。 そそっかしくて落ち着きがない「ADHD」や、読み・書き・計算に支障がある「学習障害」、人との会話が成り立たない「アスペルガー症候群」などの発達障害の子どもが激増している。文部科学省の調査によると、小・中学生の普通クラスで発達障害と思われる生徒の割合はなんと6.