監修弁護士
弁護士法人 天音総合法律事務所
正木絢生
(第一東京弁護士会所属)
公開日: 2020. 9. 9
更新日: 2020. 12.
- 交通事故の弁護士特約をむちうちのケースで利用すべき3つの理由 | アトム法律事務所弁護士法人
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- 交通事故で弁護士に相談するメリット(慰謝料増額ほか)。デメリットも解説!|【交通事故被害】慰謝料と示談の話
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交通事故の弁護士特約をむちうちのケースで利用すべき3つの理由 | アトム法律事務所弁護士法人
M. Programs)修了
英語:TOEIC925点
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治療費 | 千葉県で交通事故に強い弁護士
公開日:2021/04/30
監修 弁護士 沖田 翼 弁護士法人ALG&Associates 横浜法律事務所 所長 弁護士
友人の車に乗っているときに、事故に遭ってしまい、ケガをしてしまった。そんなとき、いったい誰に、損害賠償請求をすればいいのでしょうか。事故を起こした相手のドライバーでしょうか。それとも、友人に対して損害賠償をするのでしょうか。また、そのような請求をする際に、注意することはあるのでしょうか。以下では、他人の車に乗っていて事故に遭遇してしまったとき、どのようにすべきかを述べていきます。
同乗中に事故に遭ったら、だれに慰謝料を請求すればいい? 事故を起こしたのは、相手のドライバーと、あなたが乗っている車のドライバーなので、そのどちらか、又は、その両方に損害賠償を請求できます。この違いは、誰に事故の過失があるかで異なってきます。
運転者に過失がない場合
運転者に過失がなければ、運転者に責任はないので、相手のドライバーに請求することになります。これは、ある意味当然といえば当然の結論と言えるでしょう。
運転者と加害者双方に過失がある場合
運転者と加害者に過失がある場合、その両方に請求することができます。過失割合というのもありますが、共同不法行為となるので、同乗者としては、どちらかに全額の損害賠償を請求できます。過失割合は、運転者と加害者の間で、求償という形で調整することになります。
単独事故、または相手に過失がない場合
単独事故、又は、相手方に過失がないときは、運転者以外に過失がある人がいませんから、運転者にのみ損害賠償請求できます。
家族が運転する車への乗車や好意同乗の場合でも慰謝料を請求できる? 家族の運転する車への乗車や、運転者の好意あるいは無償で乗車を許されていた場合(好意同乗)、車に乗っているという利益を享受しているとして、慰謝料を減額するという考え方が、かつては取られていました。その背景には、車が貴重品であり、車に乗れること自体が、高価な利益になるという事情がありました。しかし、今の状況を考えると、車が貴重品であり、乗車すること自体が高価な利益とは誰も思わないでしょう。そのため、現在では、単に好意・無償で同乗していた場合では、慰謝料は減額せず、後述のように、同乗者にも事故の責任の一端があると認められるような場合に慰謝料を減額するという運用をしています。
同乗者が子供でも慰謝料はもらえる?
交通事故で弁護士に相談するメリット(慰謝料増額ほか)。デメリットも解説!|【交通事故被害】慰謝料と示談の話
依頼者が加入している自動車保険に「弁護士費用特約」が付帯している場合には、多くのケースで、弁護士費用特約にて弁護士費用の全額が支払われます。
ただし、大きな事故の場合など、賠償額が高額になるケースだと、弁護士費用特約の限度額を超えることもありえます。
当事務所だと、 弁護士費用特約がない場合、後遺障害がないケースで15~20万円、むちうちなどで14級の後遺障害が認定されたケースで25~30万円という費用になることが多い ようです。ただし、事案により費用は変動しますので詳細はご確認ください。
この記事を書いた人
弁護士・舞鶴法律事務所(山梨県甲府市)
地元山梨で舞鶴法律事務所を営んでいます。
交通事故や離婚問題、債務整理などトラブルや悩みを抱えている方は、一度ご相談ください。メールでも電話でも構いません。
山梨県甲府市所在の弁護士事務所である舞鶴法律事務所では、山梨県はもちろん、東京や静岡、長野などの近隣地域からのご相談もお受けしております。法律問題で弁護士に相談したいとお考えの方は、一度ご連絡ください。
住所:山梨県甲府市中央1-12-42 甲府第一法曹ビル4A
電話:055-269-5544
交通事故で使える弁護士費用特約Q&A|静岡の弁護士が解説 | 静岡で弁護士に交通事故の無料相談を希望される方へ|弁護士山形祐生
後遺障害慰謝料の適正相場は?
しかし、実は弁護士の助力を得ることにより、適切な賠償を受けられる可能性があるのです。
では、事故に遭った場合にどのように行動すべきなのか、重要なポイントを確認していきましょう。
交通事故に遭ったらどうすべき?