地震(じしん)がおきるのは、地球の地面が動いていることの証拠(しょうこ)です。 地球の表面は、プレートとよばれるうすい板のような岩でおおわれています。地球の表面は、このプレートが何枚も組み合わさってできているのです。つまり、地球の表面は、何枚ものプレートが組み合わさった、ジグソーパズルのようになっていると考えてもいいでしょう。 ところが、このプレートは、それぞれがいろいろな方向に動いています。動いているといっても、1年にせいぜい2~20cmくらいしか動かないのですが、少しではあってもやはり動き続けているのは確かなことです。 丸い地球の表面をおおっているプレートがいろんな方向に動くわけですから、必ずどこかでぶつかります。このプレートどうしがぶつかるところでは、一方のプレートがもう一方のプレートの下にもぐりこむという現象(げんしょう)がおきているのです。 このように、下にプレートがもぐりこんでいくとき、プレートの岩がこわされます。このとき地球の表面はグラグラとゆれるのです。これが地震の正体です。 日本の真下では、このプレートが活発に動いています。太平洋の方から日本に向かって動いているプレートが、今まさにもぐりこんでいる最中なのです。日本に地震が多いのはこのためです。
0以上)も真夜中に多いのだろうか 上ではM0. 0以上の地震について調べましたが、もう少しマグニチュードが大きい地震(M3. 0以上)ではどうなっているでしょうか。 図10 日本周辺での時間帯別地震回数(M3. 地震のメカニズム|東京都防災ホームページ. 0以上) 地震は夜間に多く昼間に少ないようにも見えます。 しかし、午前10時と午後6時あたりにもピークがあって、M0. 0以上のデータほど昼夜の偏りが明瞭ではありません。 M3. 0以上の地震は各時間帯の平均発生数が約980回なので、偶然に起こり得るゆらぎの大きさはおよそシグマ σ ≒ √980 ≒ 31 回 です。 ±2σ程度の回数のゆらぎはごく当たり前ですから、このM3. 0以上の地震たちについてはデータが少なすぎて、地震回数の昼夜の偏りについて確定的な結論を述べることはできません。 今回の分析はこれでおしまいです。では、また。 ------ *) 謝辞 この記事および同じカテゴリの最近の記事で取り上げた暫定的な分析には、Hi-netのHPからダウンロードした気象庁一元化処理 震源要素を使用しました。 気象庁一元化処理 震源要素は独立行政法人防災科学技術研究所、気象庁、及び、国立大学の地震観測データを使用して、気象庁が文部科学省と協力して整理したものです。 ここに記して感謝いたします。
日本人にとって地震はとても身近な自然現象だ。昔からなぜ地震が起こるのか?と多くの人が疑問に思ってきたことだろう。地震は地下深くの岩石が断層を境として揺れ動くのが現在の科学的見解である。しかし、地球の内部で何が起きているのかを突き止めることは容易ではない。江戸時代には「大ナマズが暴れるから地震が起こる」と信じられていた。なぜ、ナマズ?と思われる方もいるだろう。第一、大地を揺らすほどの体を持ったナマズがいるとは想像しがたい。まずナマズと地震がどう結びついたのかについて、触れておきたい。 ナマズが暴れると地震が起こる?
以前の記事 で地震電磁気現象についてのNASA Ames研究所のF T Freund博士の講演を紹介しましたが、博士の最近の講演 Living with a Star, Dangerously - Friedemann Freund がYoutubeにあがっています。 この動画の中で「地球上のどこでも、地震は真夜中に多くて昼間に少ない」という事実が紹介されていて、たいへん驚きました。 太陽が地震活動に影響しているなんて全く信じられない。 影響がありそうな物理プロセスの見当がつかないのですが、日本付近の地震の統計をWSがとってみても、確かにそうなっています。 動画から図を引用します。 図1 オーストリア・アルプスでの時間帯別地震回数(Freund博士の上記講演より) (クリックで拡大。以下の図も同様) 長年にわたる統計でも、最近の群発地震の統計でも、地震活動の日変化は、夜中に地震が多くて昼間に少ない。ただし正午付近に小さなピークがある、という特徴を持っています。 日本周辺ではどうなのか 日本周辺でも地震は真夜中に多くて昼間に少ないのでしょうか。 防災科研Hi-net のHPからダウンロードさせていただいた気象庁一元化処理 震源要素で調べてみました。 約4年分(2006年12月〜2011年1月)のデータです(*)。 図2 日本周辺での時間帯別地震回数(M0. 0以上) マグニチュード0.
7日後)で一時的に傾きが急になっています。一方、平成28年(2016年)熊本地震では、最初の大きな地震(マグニチュード6. 5)が発生した約28時間後(約1. 2日後)にさらに大きな地震(マグニチュード7. 3)が発生したため、傾きが最初の地震の直後よりもさらに急になっていることがわかります。 下の表は、日本の内陸および沿岸の浅い場所で起きた大きな地震(マグニチュード6.
カラダの内側が重い感じがする・・・胃腸の調子が良くない・・・食欲がない、やる気が起きない・・・そんな感覚はありませんか? つらい肩こりは筋肉の疲労でも起きますが、内臓の疲れからも肩こりが起きることがあります。 どんなメカニズムで内臓の疲れから肩こりが引き起こされるのか知ることで、マッサージなどで対処するのか、食事などで対処するのか?判断しやすくなります。 それでは見ていきましょう↓↓↓ 目次 肩首のこりや腰痛は筋肉疲労だけとは限らない 肩こりや腰痛は筋肉がギュッと硬直した状態です。 何らかの原因によって筋肉が硬く縮んでしまい、老廃物が流れていかない、血管が締め付けられて回復のための栄養が運ばれてこないなどして発生します。 原因は様々ですが、一度コリが発生するとコリを意識して周辺に力が入ってしまい、固まっているため老廃物の除去、栄養が運ばれてこないなど悪循環が発生してしまいます。 このような状態が、内臓の疲労でも起こることがあるとされています。 肩首の腰痛など、カラダがこっているだけでなく、寝ても疲れが取れない、やる気が起きない、コリがまったく楽にならないなどしていたらもしかすると内臓の疲れが溜まっているのかもしれません。 内臓から起きる肩こりなどの原因と考えられるものに「内臓-体制反射」があります。 内臓・体制反射ってナニ??? みなさんはおなかが痛いときや息が苦しいときに、おなか回りに力が入ってしまったり、胸や背中まわりにグッと力が入ってしまったことはありませんか? こうした内臓の不調などから、内臓の近くあるいは関係している筋肉の部位がグッと力が入ってしまうことを「内臓-体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」と呼んでいます。 おなかの調子が悪ければ、まずおなか周りの横隔膜などの筋肉が固まります。 筋肉は全身つながっていますので、お隣同士の筋肉や関係している部位にも影響が出ます。 たとえば肩コリなのに首コリはないという方がいるでしょうか? 背中の張り・痛み・腰痛の原因…内臓の病気の可能性も [骨・筋肉・関節の病気] All About. 私自身施術していてもそのような方にはあまりお会いしたことはありません。起きたとしても相当特殊な状況なのではないでしょうか? おなかが固まると、お隣さんである背中や肩甲骨周りも硬くなり、さらには方にも影響が出たり・・・心臓や肺が疲労すれば、胸や背中が硬くなりその影響は肩までやってきます。 どの内臓が疲れているかによって、左肩がこったり右肩がこったりと左右差が生まれることもあるようです。 また鶏が先か卵が先かのように、筋肉と内臓は互いに影響を及ぼしていると考えられており内臓をケアすることで肩コリが改善されたり、マッサージなどで肩コリが改善されれば内臓も負担がなくなり調子が良くなるなど、深い関係があるようです。 (参照→体制内臓反射について) 肩コリをはじめカラダの不調は、複合的な原因から起きていると考えられるので広い視点で考えることが大切ですね。 食生活の見直しなどで内臓への負担を減らしたり、足りない栄養素を補給することでカラダが元気になり肩こりも改善することがありますので、こちらの記事もぜひご覧くださいね!→ 「肩コリと食事の関係!必ずとりたい栄養素6選!!
肩こりと病気・内臓まとめ 基本的には筋肉の疲労によって引き起こされる 内臓の疲れが肩こりを引き起こすこともある 筋肉と内臓は相互に関係しているため、どちらもケアすることが大切 肩コリが病気によって引き起こされることもあるため、気になる人は一度病院などで診察を受けるのがオススメ 肩コリは日常の習慣動作で起きることがほとんど みなさんの参考になれば幸いです。 肩こりについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ↓↓↓
!」 肩首・背中・腰~各部位と内臓~ 「肩首~胸・背中~腰回り」への疲労がたまり、身体のバランスが崩れている時、それぞれ内臓のどのような部位に影響が出るとされているのでしょうか?