衿の折れ線位置は、着用やクリーニングによって擦れ傷みが発生してきますよね。裏衿を表衿と取り替え、裏衿部分は白の綿生地に取り替えました。別生地に替えず、表衿をミシン叩き補修してから裏側に持ってくる方法もあります。また、症状がハードで無ければ、表側にミシン叩きした補修跡を残したままにしておくこともあります。 料金 両袖 6600円~ 【カッターシャツ 袖口の擦り切れ補修】 カッターシャツの袖口が擦り切れて毛羽立った状態になってます。0. 5㎝ほど割り継いで擦り切れ部分を入れ込んでしまいます。 【ウールコートの起毛擦り切れをインキング補修】 表面を起毛させている特殊デザインのヘリンボーン織りウールコートです。バッグのショルダーとの擦れによって起毛が部分的に欠落。インキング補修で補色してから毛羽立ち処理をさせていただきました。(注)ウール製品を着用される際には、リュックやショルダーバッグは避けてくださいね!
** トーア復元研究所へのご依頼は **** ○お電話でのお問合せは こちら ○宅急便での送付先は こちら ○メールでのお問合せは こちら ○ご来店の場合は こちら トーア復元研究所 池森のこれまでのテレビ出演番組は こちら 。 ------ 今回は千葉県のクリーニング屋さんからのご依頼でした。 「洗ったら、セーターのレースが裂けてしまったんですが、直せます か?」 というお電話の後、届いたのがこちらでした。 開けてみましょう。 中にはお手紙も。 では、その裂けた部分を見てみましょう。 「あ! ?」 思わず声を上げるほど、大きな破れです。 分かりやすいように、ちょっと指を入れてみました。 しかもお客様が怒って持ち込んできたクレームだそうで、 これを納得していただくレベルに直すのは相当大変です。 まっさきに考えたのが、 「新品の似た感じのレース生地を入手し、上半分をそっくり 作り直す」 ことでしたが、それだとコスト的に見合わない、というご依頼主の ご判断だったので、 「何とか現状のまま目立たなくする」 という命題が与えられました。 ここは、以前、 「引きずって破れてしまったドレスの復元」 ですごい腕前を発揮したスタッフに頼み込んでアイディアを出して もらうことになりました(過去記事は こちら )。 さて、その方法とは・・・ 明日の記事をお楽しみに。
料金 7700円~
【レースの破れ直し(編み直し) 参考代金7, 000円(税抜価格)】 レースが破れてしまったワンピース。 糸の細いレース生地の破れは、破れた部分をミシンで縫う方法もありますが、 職人による編み直しでのお直しができます。 詳しくは コチラ
「レースカーテン破れの縫い方」で探しても… 出窓に取り付けているレースのデザインカーテン。 新築時にオーダーで作ってから10年の時を経て、さすがに布地そのものが劣化し、とうとう一箇所穴があいてしまいました(T_T) 外からも穴が開いてることが視認できるレベルで、流石にもうこれは取り替えないとビンボ臭くて恥ずかしい感じです。 ビフォーです。アフターは読了後に登場します。 しかし、前回はオーダーで作っているだけに。既製品のサイズでちょうどよいものはなかなか見つからず、買い換えるにしてもしばらく時間を要することは必至です。 ということで、その間の応急処置として穴をふさぐ方法を考えてみました。 まずはネットを調べまくりグッドなソリューションが無いものか探しますが、似たような境遇の方はいらっしゃるものの、カーテンの種類や破れ方の違いもありコレだ!というものは見つかりません。 というか、皆さん恒久的な直しを望まれているようですが、お金をかけずに元通りにするのはムリというのがどうも結論のようなので、あくまで買い替えるまでの応急処置を目指すことにします。 かけつぎ・かけはぎだとあて布が必要となりますが、同じようなレース素材のハギレなどなく、且つ技術もないので糸で縫えるような感じでもありません。 あて布がなくても、身近にあり、綺麗に直せる素材は? んで、何か適当なものはないかと身の回りを物色すると、極めて至近距離に布ではありませんがイメージ的に似たような色と厚さの素材を発見。 ティッシュペーパーでーす。 これを指でちぎって、破れた箇所を覆える大きさにカタチを整えます。 2枚重ねではなく1枚にしてます。 で、これを糸でレースに縫い付けるのではなく、糊で貼り付けてしまうイメージですが、適当な接着剤がないものか調べたところ布補修ボンドなる候補が浮上しました。 しかしこのようなものは、1回使うだけで以降は100%使わないので、わざわざ買うのもどうかとためらわれるところ、成分に気になる内容が記載されているのを発見。 成分:ウレタン・アクリル樹脂 50% 水 50% 水が50%。つーことは、フツーのボンドを水で薄めればそれで事足りるのでは?と思われ早速試してみます。 趣味の手芸で使っている100均のボンドでーす。 ここで告知を入れちゃいますがw、趣味でレザークラフトをやっていて、作品をフリマアプリで販売してたりします。(ご興味ある方、ブログ内是非ご覧ください!
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三星化学膀胱がん問題 発症者4人が福井地裁に提訴「不十分な設備改善せず安全配慮義務違反」 三星化学工業(東京)の福井市にある工場で複数の従業員が膀胱(ぼうこう)がんを発症した問題で、発症者の4人が28日、安全配慮義務違反があったとして、同社を相手取り計3630万円の損害賠償を求めて福井地裁に提訴した。 訴状によると、同社は膀胱がんの原因と指摘される化学物質「オルト-トルイジン」の人体への危険性を遅くとも平成13年に認識していたにもかかわらず、作業場所の排気や集塵(しゅうじん)の不十分な設備を改善しなかったなどとしている。 原告は40〜60代の従業員と元従業員。工場で長期間勤務し、27〜28年にがんと診断された。うち3人は28年に労災認定され、残る1人も労災を申請している。
2016/1/18 産廃物は有機溶剤予防則の対象にならないが、特化則対象になる。 戦争法 ( 安保法制改定) が国会で成立した 2016. 12.
" 業務で使っていた化学物質が原因でがんを発症するケース " としては、" 建設作業アスベスト[石綿] → 肺がん " や " 印刷会社の従業員などが相次いで発症した胆管がん " が懸念されて来たはずだ。 そして、さらに " 化学工場での膀胱がん " が付け加わわっている。 ◆ 参照 当誌過去の "発がん性物質, 業務" 関連記事 (1) 印刷会社従業員などが相次いで発症の"胆管がん問題"で、初の研究拠点! (大阪市立大)/当誌 2015. 03. 09 (2) "ぼうこうがん"発症! 「マスクしていたが... 」工場従業員/退職者計5人 北陸の化学工場/当誌 2015. 12. 三星化学工業に賠償命令 福井、ぼうこうがん訴訟 - 産経ニュース. 20 (3) "印刷工場で多発の胆管がん"、洗浄液のジクロロプロパンが発がん性物質に! 東大チーム/当誌 2016. 04. 29 今回注目する下記引用サイト記事 : 膀胱がん因果関係認め従業員に謝罪... 三星化学/TOMIURI ONLINE 関西発/2016. 05. 03 は、 <三星化学工業(東京)の福井工場(福井市)で 従業員ら6人が膀胱がんを発症した問題 で、同社が 工場内での作業と発症との因果関係 を認め、社長らが従業員らの自宅を訪れて謝罪していたことが、同社などへの取材で分かった。 同工場では染料や顔料の原料を製造 。厚生労働省は今年3月、立ち入り検査の結果、同工場での安全対策が不十分で、 従業員が発がん性物質の「オルト―トルイジン」を体内に取り込んだことが判明 した、と発表した> と報じている。 <...... 同社はこの発表を受け、4月中旬、泉谷武彦社長らが、発症した従業員と元従業員の自宅を訪問し、本人や家族に謝罪文を手渡し、「申し訳ありませんでした」などと述べたという。同社は取材に対し「 因果関係を認めざるを得な 。誠意をもって対応する第一歩にしたい」としている。 一方、厚労省によると、 新たに元従業員1人に膀胱がん発症の疑いがあることが判明 した > とある。
三星化学工業(東京)の福井工場に勤務していた従業員ら男性4人が、ぼうこうがんを発症したのは化学物質への安全配慮義務を怠ったためだとして、会社側に計約3600万円の損害賠償を求めた訴訟で、福井地裁は11日、慰謝料など計1155万円の支払いを命じた。 判決理由で武宮英子裁判長は、化学物質「オルト―トルイジン」が健康被害をもたらす可能性があることを、会社側は遅くとも2001年には認識できたと指摘。その上で、作業服の着用を従業員に徹底させる義務を怠るなど、会社側に安全配慮義務違反があったと判断した。 判決などによると、4人は福井工場で1980年代後半以降、発がん性が指摘される「オルト―トルイジン」を使い染料や顔料を製造。4人はぼうこうがんと診断され、労災認定された。 判決後、記者会見した原告の1人は「化学会社で働く人が、今後がんを発症しないための警鐘となる判決をもらった」と話した。三星化学工業は「判決内容を確認する」とのコメントを出した。〔共同〕
「三星化学は『問題のある運用はしていない』と説明しています。真偽はともかく、それよりも根本的な問題は法整備が不十分なことです」 ■EU、中国はとっくに使用禁止 どういうことなのか。そもそも、オルト―トルイジンを生成する「アゾ色素」は、安価なため、主にTシャツやストールなどの染料で使われてきた化学物質だ。 しかし、国際がん研究機関(IARC)が2011年にオルト―トルイジンの発がん性を公表。そのため、EUや韓国、中国はアゾ色素を使用禁止にし、規制をかけたのだ。 日本でも当然、厳格な規制を設けているのかと思いきや違った。厚労省がある程度の規制はかけているとはいえ、実質的には野放図状態。使用禁止には程遠いのだ。これじゃあ、他でも膀胱がん患者が多発してもおかしくない。 「アルミ製造や機械工場、織物工場でもアゾ色素を使用するケースが多い」(医療関係者)というから、今後、さらに被害者が出てくる可能性もある。