2020年12月6日 2021年4月12日 WRITER この記事を書いている人 - WRITER - ↑ Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。 2021年6月 月間285, 243 PV(アクセス数) 世界一のグルメ都市東京に住んでいるというこの上ない幸運を活かして、美味しい店、話題の店に絞って紹介しています。 B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメンやとんかつ好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK! 姉妹ブログ 海外旅行情報館 もよろしくお願いします。海外グルメの記事も満載ですよ。 のスたとは?
私がラーメンを食べる上で「味」よりも大切にしているのが「物語」。「物語」は何にも勝る最高の調味料。お店がこれまで紡いできた「物語」と、私が勝手にお店と紡いでいる偏愛に溢れた「物語」を紹介します。 「ラーメン二郎」と「さぶちゃん」。 偉大なる2つの名店でラーメンを学ぶという、奇跡のような経験を積み、現在「のスた」でその2店舗のイズムを継承したラーメンを提供する山中正人店主。20年に渡って、これまで2つのお店への想いを語ることはなかった山中さんが、今回初めて重い口を開いてくださいました。最初で最後かもしれない山中さんへの貴重な取材と、私のささやかな「のスた」体験を元に紡ぐ「物語」。中編スタートです!
詳細情報 営業時間 11:00~15:00、18:00~22:00 HP (外部サイト) カテゴリ ラーメン・つけ麺(一般)、ラーメン、丼もの、二郎系ラーメン、味噌ラーメン ランチ予算 ~1000円 ディナー予算 ~1000円 たばこ 禁煙 定休日 毎週火曜日 特徴 ランチ 喫煙に関する情報について 2020年4月1日から、受動喫煙対策に関する法律が施行されます。最新情報は店舗へお問い合わせください。
幻のスープの復活、期待に胸を膨らませて待ちましょう! 火事という大きなアクシデントを乗り越え、2015年9月、「のスた」は同じ大井町の中で、現在の店舗に移転しました。この物件を紹介してくれたのはお店の常連だった不動屋さんでした。2Fではありましたが、これまでより広い店舗に。個人的には、狭い空間で至近距離でコワモテの山中さんと対峙していた旧店舗より、だいぶ気軽にお店に行けようになりました(笑) 移転後の店舗 移転後に提供されていたラーメン その後、2019年の年末から本店を休業して、お弟子さんのお店「社井田」を営業することとなりました。というのも実は、五反田に新たな物件を見つけた山中さんは、今のお店をこのままお弟子さんに譲って、本店を移転させようと考えたのです。 ところが── 皆さんご存じの通り、コロナウイルス感染症の問題が勃発し、五反田の移転は白紙に戻さざるを得ない状況に陥ってしまったのです── というわけで、中編はここまでです。後編では、コロナ禍で何とか再開を果たした大井町本店の新たなるコンセプトを徹底解説します。新メニュー「守破離」に込められた想いとは? のスたOSAKA 難波千日前店(ノスタオオサカ) (なんば/ラーメン) - Retty. そして、これまで山中さんが一切語ってこなかった「二郎」と「さぶちゃん」への想い。山中さんが「親父さん」「おじさん」と紡いだ「物語」が明らかになります。こんな貴重な話を、私なんかが記すことができて、本当に光栄です! いよいよクライマックスの後編! お楽しみに! 赤池洋文 Hirofumi Akaike (フジテレビ社員) 2001年フジテレビ入社。ドラマ「ラーメン大好き小泉さん」、ドキュメンタリー「NONFIX ドッキュ麺」「RAMEN-DO」などラーメンに特化した番組を多数企画。大学時代からの食べ歩き歴は20年を超え、現在も業務の合間を縫って都内中心に精力的に食べ歩く。ラーメン二郎をこよなく愛す。 百麺人( ) 本人Twitter @ekiaka
なぜ「ス」だけカタカナなのか? 私は長年お店に通いながらも、当時の山中さんには全く聞ける空気ではなく(笑)、ずっと気になっていました。それを今回ようやく聞けたのです! 最初山中さんからは「全くたいした意味はないので、教える程でもないんですよ」と渋られたのですが、何とか拝み倒して、重い口を開いていただきました(笑) 「『の』んびり、『の』びのび、『ス』トレスを『た』めず、『た』のしくやる。この頭文字を取って『のスた』ってだけのことなんです。わざわざ他人に説明するのも恥ずかしいような理由なんです(笑)」 いやいや、そんなことなんですよ! なるほど、ストレスの「ス」だからカタカナだったんですね!
菊姫 > 柳社長コラム 「山廃仕込みと味の特長について」 01/30 ラベルに「山廃」と書いてあるお酒をご覧になったことがありませんか?
生酛造りが派生して誕生した山廃造り 日本酒造りにおいて、アルコール発酵を促す酒母造りは重要な工程のひとつ。昔ながらの手法で、自然界に存在する乳酸菌を取り込んで生酸させ、手間と時間をかけて酒母を培養する造り方のことを生酛(きもと)造りと呼びます。この方法では酒母造りには約1か月かかりますが、その分強健な酵母が育ち、旨味や酸の乗った酒質を生みやすくなります。その工程中には、米を櫂棒ですりつぶす「山卸し(やまおろし)」という作業があります。その作業を廃止して造る手法が山卸し廃止、つまり山廃です。山卸し作業をしなくても、代わりに「水麹」を投入すれば酒母を育成できるとされました。明治末期に誕生した方法です。 蔵人泣かせだった山卸し作業とは? 山卸しとは、生酛の酒母造りの過程で、蒸し米と米麹と水を「半切り桶」といういくつかの浅い桶に分けて仕込み、15~20時間後に水分を吸って膨張した米を、櫂でていねいにすりつぶす作業です。これにより麹の酵素の作用でデンプンが糖化するのをさらに促すのです。桶1枚あたり15分程度で行い、その後3時間ごとに二番摺り、三番摺りを行います。厳寒の深夜から早朝に作業することが多く、根気のいる重労働でした。 山卸しにする方法や程度については特に規定はなく、現在では、伝統的な櫂を使って手作業で行うところは少数で、専用の長靴で踏んだり、電動プロペラで攪拌するなど、それぞれの方法で行っているそうです。 Phuong D. 日本酒の「山廃」ってどんなお酒?山廃仕込みのオススメ日本酒と合わせてご紹介 | nomooo. Nguyen / 生酛仕込みと山廃仕込みで味わいはどう違う? 山卸しと同じ効果が得られると誕生した山廃ですが、実際生酛仕込みと山廃仕込みを飲み比べてみると、それぞれに共通した特徴があり、両者に違いがあることを指摘する人は少なくありません。 山卸しを行うことで微生物にとって独特の環境が生まれるはずなので、違いがあるのは当然ともいえます。そのため、今も生酛の伝統を守り続ける酒蔵や、生酛と山廃の両方を造り続ける杜氏もいます。 ちなみに現在、生酛系酵母(乳酸菌の生酸をおこなう)を用いず、速醸系酒母(乳酸を添加)と呼ばれる速醸酒母や高温糖化酒母を使う割合は全体の約90%、山廃が約9%、生酛が約1%と言われています。生酛仕込みがいかに手間がかかるかを物語っていますね。 生酛や山廃酛仕込みの日本酒は、豊かで複雑味のある香りと、味わいに仕上がり、燗にするとさらにその深い味わいが際立ちます。生酛造り、山廃造りのお酒を意識して味わってみましょう!
2019/08/13 皆さんこんにちは。 日本酒の基本的な知識を紹介していくこちらのシリーズ。今回は、日本酒の「 山廃(やまはい)仕込み 」について説明していきたいと思います。 「山廃〜」といった形でラベルにもよく記載されていることがあると思いますが、この「山廃」の日本酒、 いったいどういった特徴があるのでしょうか。 山廃を理解するためにはまず「生酛(きもと)」について知ろう 山廃の意味を理解するには日本酒の 「生酛(きもと)」について知る必要があります。 こちらも日本酒のラベルに良く記載されていることが多いですね。 まずは日本酒の造り方を確認! 日本酒とは基本的に 米と麹と水によって造られます。 米のデンプンを麹によって糖に変化させ、それを更に酵母菌の力でアルコール発酵させることで、日本酒が出来上がります。 その中でアルコール発酵を行う「酵母」を繁殖させる、 酒母造り という過程が必要なのですが、この酒母造りの方法が製法によって変わってくるのです。 酵母を繁殖させるには、 酵母以外の雑菌を除去し、酵母が繁殖しやすい環境を作る必要があります。 酵母が繁殖するために必要なものって…? 山廃仕込みとは何. 雑菌を除去し、優良な酵母を増殖させるために必要になるものが、 「乳酸」です! 酵母は非常に弱い微生物で、雑菌が酵母に存在すると、一緒に淘汰されてしまいます。 しかし酵母は、 「酸に強い」という特性 を持っているので、乳酸を添加することで、雑菌を除去しつつ、優良な酵母だけを増やすことができるのです。 現在は、液体状の乳酸が販売されているので、酵母を入れると同時に、その液体の乳酸を添加し、酵母が繁殖しやすい環境を作ります。このやり方を「速醸酛(そくじょうもと)」と言います。速醸酛造りだと、酒母はだいたい2週間ほどで完成します。 しかし、この液体の乳酸は、第二次世界大戦後に販売されたものなのです。それでは、それ以前はどのようにして乳酸菌を添加していたのでしょうか? 昔は全て手作業で!
「山廃」と「生酛」の違いを知ろう AlanMorris / 「山廃」は「生酛」から派生したもの 「山廃(やまはい)仕込み」「山廃造り」などと銘打たれた日本酒を見たことがあると思います。 「山廃」とは、日本酒造りの重要な工程のひとつ、酒母(しゅぼ)造りの技法のことで、伝統的な「生酛(きもと)造り」から派生したもの。山廃を理解するには、まず生酛造りについて知る必要があります。 「山廃」のもととなった生酛造りとは? 「酒母」とは文字どおり「酒の母」で、原料となる米に含まれる糖を分解してアルコールを生む微生物、酵母を大量に培養したものを指します。 酒母造りでは、酵母を育てて雑菌を抑えるため、適量の「乳酸」を含ませる必要があります。この際、蔵の空気中にある天然の乳酸菌を取り入れて、じっくり時間をかけて増やす伝統的な手法が「生酛造り」です。 「生酛(きもと)」造りは稀少な日本酒、そのワケは?