子どもの頃、警察官は正義の味方として頼もしく思っていた人は多いだろう。しかし、大人になると警察官に対していいイメージを持つ人はグッと少なくなる。その原因のひとつとして、警察が交通取り締まりを受け持っていて、多くのドライバーが納得のいかない取り締まりを受けたことがあるためだと考えられる。実際周囲の人間からそういった声を聞くことも多い。 画像はこちら 交通違反 で捕まったときに収める反則金は、年度の初めに予算があらかじめ決められており(平成26年度で、701億円! )、現場の警察官はそのノルマを達成するためもあり、ときに理不尽に思える取り締まりも実施しているというのが現状だ。 画像はこちら 1)速度取り締まり その際たるものが実際の道路状況にそぐわない低い速度制限を設け、実勢速度と制限速度に大きなギャップがある、見通しがよく交通量も少ない道路で行う、通称 ネズミ取り ! 普段わりとハイペースで飛ばすドライバーほど、ネズミ取りには敏感なので、郊外のネズミ取りで捕まっているのはいつもは交通違反と縁のなさそうな善良そうなおじさん、おばさんが多かったりする……。 画像はこちら 実際に制限速度をキッチリと守っていれば、捕まることはないのだから、捕まったほうが悪いというのは当然だ。だが、現実問題として速度違反をする人は相当数いて、警察だってすべてを取り締まるのは不可能。それならば、子どもたちの通学路で通学時間に行うなど、より安全を重視すべき場所で取り締まりを行うべきなのではないだろうか?
教えて!住まいの先生とは Q 先日スピード違反で捕まりました。ネズミ捕りで法廷速度40キロのところ59キロの19キロオーバーとのことでした。罰金は12000円です。納得がいかずサインはしておりません。支払いをしなければ12000円 の罰金でも裁判になるのでしょうか?
掲載日: 2021. 08. 02 最終更新日:2021.
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ポルコが"豚"の理由 鈴木敏夫プロデューサーが宮崎駿監督に「何で豚なんですか?」と聞いたところ、監督も「何で豚なんでしょうねぇ?」と答えたそうです。監督は周りのスタッフに質問をし始めて、初めて"ポルコは自分で自分に魔法をかけたらしい"という設定ができあがったのだそうです。 紅の豚は11月2日(金)よる9時〜放送! 作品の詳しい情報はこちら
『紅の豚』の最大の特徴は、主人公が豚だという事でしょう。 しかし、劇中では彼が豚になった理由が明確に語られる事はなく、宮崎監督も「豚にした理由」を語る事はあっても、「ポルコがなぜ豚になったのか」を語る事はありません。 これについては、劇中のジーナが発した「魔法」というセリフを受けて、ネット上では「ポルコ自身が自分に魔法をかけて豚になった」「何者かがポルコを豚にした」など、いくつかの推測が飛び交っています。 その上で、ポルコが魔法をかけた動機については、「いいやつは死んだやつらさ」という彼のセリフから伺えるように、「戦友が次々と死んでいってしまった中で、自分一人が生き残ってしまった贖罪」といったものをはじめ、次々と飛行艇乗りの夫を失ったジーナへの配慮など、いくつかの理由が語られる事もあります。 が、いずれも推測の域を出ておらず、今後も明らかにされる事もないでしょう。 この部分は想像の余地が残っていることがむしろ魅力とも言えるので、あなたなりの考察をしてみるのも楽しいのではないでしょうか。 豚が人になる条件 〜ポルコはいつ人間の姿に戻るのか〜? ポルコが劇中で人間の場面に戻った(と推察される)のは2度。フィオに昔の仲間の思い出を語っている時と、カーチスとの決闘の後にフィオにキスをされた時です。 これも「なぜポルコが豚になったのか」という問題同様、「ポルコが人に戻ったのか?」という事は明言されておらず、ファンの間ではしばしば議論が交わされるポイントです。 ポルコの魔法を解くのは愛か また、先述の通り、マダム・ジーナは豚になったポルコに対して「どうすればあなたの魔法が解けるのかしら」と語っています。そして、ポルコが劇中で人に戻った(ように見える)シチュエーションは、どちらも「戦争の中で、他者と深く繋がっているのを思い出している時」「常に他者と一線を引いた関わり方をするポルコの、他者との距離感が乱れた時」と解釈出来ます。 ポルコが人に戻るとしたら、彼が心から誰かを愛し、その上で、その人に向きあおうとする時なのかもしれません。 ポルコが豚である必要性 ~宮崎駿と豚に関する幾つかの考察~ 宮崎監督は、自画像にしばしば豚を用いる事で知られています(この他にも『宮崎駿の雑想ノート』などでもドイツやソ連の軍人を豚に擬人化して登場させています)。 宮崎監督をポルコと重ね合わせ、物語全体を通して見た時、『紅の豚』で主人公が豚である必然性が浮かんでくるようにも思えないでしょうか?
宮崎駿がもつミリタリーへの強いこだわりと反戦思想の矛盾 『となりのトトロ』『もののけ姫』などの数多くの傑作アニメを手掛けてきた巨匠・宮崎駿監督。 宮崎は、書籍『宮崎駿の雑想ノート』で描かれた装甲艦同士の対決などを見てもわかるように、大のミリタリーマニアとして知られる一方で、実際の戦争には断固反対というスタンスをとり続けるという、矛盾を抱えた人物。兵器や戦争ごっこは大好きだけれど、戦争は大嫌いという彼が手掛けた傑作映画が『紅の豚』です。 『紅の豚』は、1980年代から現在にいたるまで、コピーライター、作詞家、エッセイストなど、様々な活躍を見せる糸井重里による本作のキャッチコピー「カッコイイとは、こういうことさ。」に象徴されるように、とにかく主人公・ポルコ・ロッソが格好良くて、ジブリ映画の中でも特に男性ファンが多い一本ではないでしょうか? 宮崎駿はポルコを通して何を描こうとしたのか? 宮崎駿監督が主人公を豚にした理由の一つが「豚は尊敬されないけど、少なくともあんまり憎まれない」からなんだそうですぅー。犬だと忠義を描かなければならないし、ネコは自分のことしか考えない、と感じたそうですよ。 #kinro #紅の豚 #秋のジブリ — ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 紅の豚 なぜ豚に?. 公式 (@kinro_ntv) November 11, 2016 さて、そんな格好いいポルコですが、タイトルの通り「豚」です。 宮崎駿が主人公を豚にした理由の一つは、上のツイートでも説明されているように、「豚は尊敬されないけど、少なくともあんまり憎まれない」からとのこと。しかし、宮崎駿監督は過去の作品も度々豚というモチーフを登場させており、どうやら豚に強い愛着がある様子。 監督は豚を主人公に据えて、一体何を伝えたかったのか?そもそも、本作の主人公はどうして豚でなければならなかったのか? この記事では、物語の概要やモデルになった歴史などを振り返りつつ、監督が豚を通して何を表現しようとしていたのかに迫りたいと思います。 『紅の豚』の物語を振り返る © Studio Ghibli/Buena Vista Home Video WRITER_EDITOR: bg 『紅の豚』は、真っ赤な飛行挺を操る賞金稼ぎの豚・ポルコ・ロッソと、彼を取り巻く人々の物語。 空賊・マンマユート団を退治して日銭を稼いでいたポルコに対して、マンマユート団は用心棒としてアメリカ人の飛行艇乗り・ドナルド・カーチスを雇います。そして、それまで無敗だったポルコは、一度目の戦いでカーチスに破れてしまうのです。 その後、カーチスはポルコの昔馴染みのマダム・ジーナに求婚したり、ポルコの飛行艇の修理を担当してくれる少女・フィオを狙ったりと奔放な振る舞いを続けます。果たして、ポルコとカーチスの決着はどうなるのか?そして、ポルコとフィオ、ジーナの恋の行方は?