ブログをご覧の皆様、こんにちは。 テーブルウェアイーストの江夏です。 春は空気が乾燥しがち&風の強い日なども多いため、とくに風邪をひいているわけでもないのに、咳が出てしまう……そんな症状に悩まされていませんか? 一度咳が出てしまうと、次から次へと咳が止まらなくて大変。 今の情勢もあり、人前に出る時には特に気を付けたい人が多いかと思います。 つらい咳を抑えるためには、まず、喉の乾燥を抑える必要があります。 そこで注目したいのが、はちみつです。 今回は、喉を乾燥から守ってくれるはちみつが入ったドリンクをご紹介します。 喉の乾燥にははちみつが効果的!
せきが止まらないのは本当につらい。肺が痛くなるほどせき込んで、痰(たん)がからむような症状には、うんざりしてしまう。そんなときによく耳にするのは、ハチミツを紅茶に溶かして飲むというアドバイス。それって本当に効果があるの? 【写真】花粉症対策に効果あり?! 「ハチミツ」の効能を検証 メイヨー・クリニックによると、せきを引き起こす原因は多岐にわたる。肺炎やインフルエンザ、風邪のように細菌やウイルス性の病気が原因のものもあれば、アレルギーや鼻水、胸焼け、ぜんそくによるものもあるそうだ。 夜にせきがひどくなることもある。横になると、うっ血や胸焼けがひどくなるからだ。この状態で一度せき込み始めると、なかなか止まらない。こんなときに、すがりたくなるのが昔からよく言われるハチミツのせき止め効果。これは本当なのか、それともただの気休めなのか気になるところ。 そこで今回はアメリカ版ウィメンズヘルスより、実際ハチミツがせき止めに効果的なのかどうかについてご紹介。 ハチミツにせき止め効果はあるの? 確認の際によく指摘される項目. ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターの、感染症を専門とする上級研究者、アメッシュ・アダルジャ博士は「ハチミツはせきの治療薬とは言えないですが、せきの症状をやわらげる効果があります」と話す。 医学雑誌「The Archives of Pediatric and Adolescent Medicine」に掲載された研究によると、上気道感染症(かぜ症候群)の若い患者が、寝る前にせきをやわらげるためスプーン一杯のハチミツを摂取すると、デキストロメトルファン(いわゆるせき止め薬)を処方されたときより、せきが楽になったという例もあるそうだ。 ハチミツの何がせきに効くの? ハチミツは、せきが出るのを防ぎそのつらさをやわらげる効果があるという。複数の研究結果で、ハチミツには肺の気道の炎症を抑える効果があることが示されている。 アダルジャ博士の説明によると、ハチミツがどのようにしてせきを止めるのか、その仕組みは不確かだが、唾液の分泌を増やしたり、せきを促す神経に働きかけたりしているのではないか、という説が有力だそう。 せきには効果が期待されることが分かったけれど、痰を止める効果はないのだろうか?ハチミツも痰もベタベタした液体。それでも、ハチミツには痰を分散する効果があるらしい。世界保健機関(WHO)の報告によると、子どもの上気道感染症(かぜ症候群)で、口の中に残る痰の不快感を減らすためハチミツが効果的なのだそう。 【関連記事】 医師が解説!長引く「せき」を緩和する方法 94歳の医師が、風邪予防に毎日食べているたった1つの食材 咳止めシロップよりも効果的!?
5℃を超えるようなことはなく、脳の中の安全弁として熱を下げる物質を放出することでそれ以上の体温上昇を抑えています。体を守るための理に適った発熱と言えます。 (2) うつ熱(熱中症) "うつ熱"の原因は、病気によるものではなく、高温環境や放熱機能の低下などの外部環境よって発症します。体温より気温が低ければ、皮膚から空気中に熱は移りやすく、体温の上昇を抑えることができます。さらに、湿度が低ければ汗をかくことができ汗が蒸発する時に熱が奪われることで上手く体温をコントロールできます。しかし、気温が体温より高くなると皮膚からの熱の放散はあまり期待できず、汗による体温調節に頼ることになります。ところが、気温が高いだけでなく湿度も75%以上になると汗は流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなります。このように、体温調節機能がコントロールを失い、体温はどんどん上昇してしまうのです。このような状態では、皮膚からの熱の放散を促進するために血液分布は多くなり、皮膚温度が上昇し手足は熱くなり、体内の熱産生を抑えるために傾眠・体動減少・筋緊張低下などの基礎代謝が下がります。これも、すべて体温を一定に保つための生体防御反応と言えます。 3. 熱中症の症状 症状により、4つに分類されます。 (1) 熱失神 高温や直射日光により、血管が拡張し血圧低下することでめまいがしたり失神したりする。 (2) 熱痙攣 暑い中で作業をするなどして、発汗により水分とともにナトリウムなどの電解質が減少して痛みを伴った筋肉の痙攣を発現する。 (3) 熱疲労 発汗により、水分と電解質が減少し脱水症状をともなうめまい・吐き気・頭痛・脱力感が発現する。この段階での処置により熱中症は防げる。 (4) 熱中症 汗はかいておらず、皮膚はやや赤く熱っぽい。体温は39℃を超え、めまい・吐き気・頭痛皮膚蒼白・全身痙攣・意識消失・昏睡などの症状あり、早急な処置が必要。 熱中症というと、暑い環境でおこるものという概念がありますが、スポーツや労働中体の熱生産が増大する事、放熱機能がうまく働かない、あるいは水分や電解質が不足するなどの条件が重なり、冬場でも死亡事故が起きています。しかし、適切な予防法を知っていれば十分防げる症状なのです。なにより、怖いのが"ちょっと体調が悪い""少し気持ちが悪い"と本人が我慢している間に症状が進んでしまう事です。 4.
中尾 寛 小児の発熱について 小児科 中尾 寛 診察室で診させて頂いていると、「発熱」に対する親御さんたちの対応も様々なことに気が付きます。熱が出たら早朝でも夜中でもすぐに受診される方。熱が何日も続いても元気なら家で頑張っている方。一人目の子どもでは慌てていても、だんだん慌てなくなる方もおられるようです。 保育所や学校でも、熱を登園や早退の最大の目安にしているため、発熱というのは最も気にする症状の一つになっています。 1. 何度から発熱? 小さな子どもには、そもそも平熱がないと言われています。平熱は脳で設定されていますが、子どもの脳は発達途上のため、10~15歳まで平熱が確立されないとされます。かつて正常な子どもの体温を測った研究で、小学校1年生の半分、4年生の3割もが37. 0℃を超えていたという結果も残っています。 小児の体温は環境に影響されやすく上下しやすいので、運動や食事の後に少し上がったり、眠くなると上がったり、疲れているだけでも微熱が出たりすることもよくあります。 一般に小児科では、37. 5℃を越えた時に発熱している(正確には、発熱の可能性がある)と考えます。ただし、37. 5℃を超えても、病気の発熱ではないことがあります。代表的には、子どもの身体に熱がこもる「うつ熱」で、夏の暑い日や温度の高い部屋に長くいた場合などにしばしばあります。 実際の病気による発熱によって、とりわけ急に熱が上がる時には悪寒戦慄といった症状が見られることがあります。こういった場合、身体の熱さに反して手足は冷たくなり(末梢冷感)、反応が鈍くなったり、手足がピクピク(痙攣ではなく)したりします。そして熱が上がってしまうと、赤い顔になって手足も熱くなってきます。 2. 高い熱を下げても良いか? 発熱は、おそらく体温上昇によって細菌やウイルスが体内で繁殖するのを抑える生体防御反応ではないかと考えられています。脳症など身体が暴走しているような場合を除いて、必要以上に熱が上がることはないし、熱で脳がやられるようなことも決してありません。 したがって、無理に熱を下げる必要はないわけで、熱が少々高くてもグッスリ安眠して療養できていたり、機嫌がそこまで悪くなくてものを食べられたり水分が取れたりしているような場合は、無理やり座薬を入れたりする必要はありません。ただ、熱のせいで食欲がない、水分も取れない、ちゃんと眠れない、ぐずっているような場合は、解熱剤を使っても良いと考えています。 高熱を下げる有効な方法としては、解熱剤しかありません。中でも子どもにも安全とされているものはアセトアミノフェン(商品名カロナール、アンヒバなど)しかありません。「解熱鎮痛剤」とも言われる通りに、虫歯・おたふくかぜ・中耳炎・捻挫などの痛み止めとして使うこともできます。 氷枕やヒエピタには解熱効果はありません。使って本人が気持ち良いなら使っても構いませんが、気持ち良くないならわざわざ使うことはありません。 3.