結論としては、側面像での後捻はやはり問題が大きいようです。 本文中ではカットオフ値も示されていますで、是非参照にしてください! 感度特異度は、、そこそこいい!って感じでしょうか? カットオフ値以上でも、LSC発生率は26%前後と、「このカットオフ値を上回っていたから、人工骨頭にしよう」ともならないくらいのものです。 まずは、自分の中でデータをもち、患者さんへの説明材料として用いるといったところでしょうか? 人工骨頭置換術 合併症 注意点 文献. 今後に期待 後ろ向き研究であったこと・・・。くらいでしょうか? 手術までの待機期間も揃ってますし、比較的早い。 経過観察期間の最短が12ヶ月とLSCを判断する時期としてはやや拙速な印象もありますが、全体として非常にいい論文だと思いました! こちらも読んでみて 新着記事 2021年8月2日 大腿骨ステムインプラント周囲骨折治療方針〜フローチャートシステム〜 2021年7月27日 【保険診療の溝】非定型大腿骨骨折にPTH使用は激ムズ 2021年7月20日 【緊急提言】エルデカルシトールおよびアルファカルシドール供給不足に伴う骨粗鬆症患者への対応 コメントをどうぞ
外回り 2020. 11. 20 こんにちは!手術室看護師 Emehachiです。 今日は骨セメントの合併症についてお話していきたい と思います。みなさんは骨セメントと聞いて何を想像しますか? THA(人工股関節置換術)やBHA(人工骨頭置換術)、TKA(人工膝関節置換術)などの器械出しや外回りをしたことのある人は聞いたことがあると思います! 前方アプローチでの人工股関節全置換術で生じる大腿神経麻痺についての解剖学的検討-――屍体を用いた研究 (臨床雑誌整形外科 72巻7号) | 医書.jp. 骨セメントって血圧下がるんでしょ?という方もいると思いますが、ほかにも怖い合併症があるのです。 今日はそんな骨セメントについてまとめていきたいと思います! THAとBHAって何が違うの?という新人さんはこちらを見てみて下さい!概要がわかると思うので、今回の話を理解しやすくなると思います。 骨セメントとは まず、骨セメントとはなにか知っていますか? 骨セメントはポリメチルメタアクリレートのモノマーと高分子粉末からできています 。詳しくは こちら を見てみて下さい。 何のために使うのかというと、 ステムなどの人工インプラントを固定するために使います 。そのメリットは骨が折れた部分に柔軟に形を変えること、骨と同じ強度で強固に骨と結合することにあります。 ちなみに、 感染を予防する目的でバンコマイシンなどの抗菌薬を混ぜたセメントを使用することもあります 。もっと知りたい方は こちら を参照してみて下さい。 私の病院では2回目の人工物置換術を受けられる方(感染などを起こして現在入っている人工インプラントを抜去し、再置換する)やTKAなどで使用することが多いです。逆に、通常のBHAでは使用していないイメージです。 それでは、次に骨セメントを使用するときに看護師が気をつけなければいけないことをお話していきたい思います。 骨セメントの合併症 いきなりですが、最も怖い合併症について見ていきましょう。 骨セメントの合併症で最も怖いのは術中の突然死 です。 ガイドライン では0.
5人に1人が65歳以上の高齢者となると予想されています。 体力や予備能力が低い高齢者が一度骨折を受傷すると、その後の生活の質を落とすばかりでなく、生命予後にも深刻な影響を及ぼします。そのため、高齢骨折患者の治療に関しては、安静・固定期間をいかに短縮し、より早期から理学療法をはじめとした有効なリハビリテーションを実施することが重要となってきます。 通所リハビリテーション まえはら 参考文献:理学療法 高齢者骨折の現状と整形外科的治療の概要