避妊だけじゃない、低用量ピルのメリットあれこれ。 副作用のイメージばかりが先行しがちな低用量ピルですが、実は避妊以外にも服用するメリットがたくさんあります。 ●生理痛や月経不順、貧血の改善 ホルモンバランスを整える ので、生理痛や月経不順を改善し、月経前のイライラ(PMS)の軽減に効果があります。月経期間の短縮と月経量の減少から、貧血が改善されます。 ●子宮内膜症の軽減 子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増え、剥がれ落ちる、というのを繰り返す病気です。剥がれ落ちた組織は通常は月経血として体の外に出て行きますが、子宮内膜症ではお腹の中にとどまって、炎症や痛みなどの原因になり、不妊につながることもあります。 ホルモンバランスの乱れが原因 とされるので、低用量ピルで改善が見られます。 ●ニキビの改善 ホルモンバランスを整えることで、ニキビや多毛症に効果があります。特に男性ホルモンの産生と働きを抑えることになるので、 "大人ニキビ"への効果 が期待できます。 ●特定のがんのリスク低下 子宮体がん、卵巣がん、大腸がんでは、リスクの低下 が報告されています。 ●乳腺の疾患の予防・改善 乳腺症 の改善や 乳腺の良性腫瘍 の発生を抑えます。 ご存じなかった方には、かなり意外だったのではないでしょうか? 特に 生理痛や PMSで日常生活に支障をきたしている方 に、低用量ピルはかなりお勧め です。 低用量ピルを避妊のためだけと捉え、副作用への誤った認識を持っていると、女性ばかりが避妊のために負担を強いられるように感じてしまいますよね。 そうではないのです。 低用量ピルは、女性自身のために活用できる薬。生理不順やPMSの悩みを軽くし、 自身の健康とライフスタイルをより良いものにするために、もっと積極的に、ポジティブに使っていける んですね。 ナビタスクリニックでも、低用量ピルを処方しています。お気軽にご相談ください。 (参考サイト) ●日本産婦人科・新生児血液学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」 ●日本産婦人科医会「低用量経口避妊薬(OC)の医師向け処方についての情報提供資料」 ●MSD製薬「避妊情報サイト:あなたが選ぶ避妊スタイル」
病気の治療や避妊、生理周期の調整にピルを使いたいと考えているものの「ピルを服用すると太る」という噂を聞いて二の足を踏んでしまう人も少なくありません。この記事では、ピルがどのような薬なのか詳しく解説。ピルを服用すると太ると言われる理由や対策の他、ピルについての正しい知識等を紹介しています。 「ピルを飲むと本当に太るのか知りたい。」「ピルを使いたいけど、どんな薬なのかよくわからない。」という人はぜひ参考にしてみて下さい。 ピルってどんな薬?
ピルの副作用には以下のような症状があります。 吐き気 頭痛 乳房の張り 不正出血 むくみ 食欲増進 多くの症状が飲み始め1~2カ月に現れやすく、体がピルに慣れると共に軽減していくでしょう。不正出血は全体の20%という多くの人に見られる症状なので、ガイドラインによると3カ月間は様子を見ても良いと記載されています。特に服用周期の後期に飲み忘れてしまった場合、不正出血が起こりやすいので注意が必要です。 その他にも10, 000人に対して3~9人という少ない確率ではあるものの血栓症のリスクがあることも報告されています。特に肥満、喫煙、高齢、家族に血栓症患者がいる場合にはハイリスクになるとして、ピルの処方ができないことも。血栓症は心筋梗塞、脳梗塞、肺塞栓症などを引き起こす死亡率も高い病気なので、自分がハイリスクかどうか医師による診断を受けてから処方してもらうことが大切です。 ピルと不妊は関係がある? ピルは排卵を止めるという性質から、服用を続けると不妊になるのではないかと心配する人も少なくないでしょう。これは偏見で、ピルと不妊は全く関係がありません。寧ろ、ピルは不妊治療で処方されることもある薬品です。 ピルは服用をやめれば自然と排卵が再開し妊娠が可能。服用を止めてから35日までに月経が再開する人の割合は80%、6ヵ月以内には99%の割合で月経が再開します。 胎児への先天性異常にも影響はないという研究結果が出ているので、将来的に妊娠を希望している人も安心して服用できる薬です。 ピルは何歳から使える? ピルは医師が診断して服用が必要だと判断されれば10代から処方される薬です。思春期の月経困難症などにも処方されることがあるので、まずは医師の診断を受けるのが良いでしょう。 しかし40~50代になると血栓症のリスクが高まる危険性があります。そのため50代の服用は禁忌。そもそも閉経が近くなり体内のホルモン量に大きな変化が起こりやすい50代以降は、様々な症状や病気の治療に必ずしもピルを使用する必要がなく、副作用リスクの低いホルモン剤で症状を改善できることが多いでしょう。 ピルを処方してもらうには診察が必要? 避妊を目的としての処方を希望する場合は、必ずしも医師の診察が必要という訳ではありません。しかし多くの病院では問診・血圧の測定・体重の測定などを行うようです。 様々な病気や症状の改善としてピルの服用を希望する場合は、病気や症状に合ったピルの処方が必要なので医師の診察が必要になります。 ピルで生理周期を調整したい場合はいつ受診する?
5%、ドイツは37. 4%、英国は28. 0%、米国は16. 0%となっています。しかし、日本ではなんと 1. 1%しか服用していない んですね。 ここまで低いと、現在の副作用の少なくなった低用量ピルが良い物だったとしても、昔のイメージを払拭することはなかなかできないのではないでしょうか? 低用量ピルについてはこちらをご覧ください。 ピルの誤解 ピルを飲むと太るというイメージは ・ホルモンの作用で身体のむくみで太ったと思ってしまう。 ・ホルモンの作用で食欲が増えて、通常より食べ過ぎてしまう。 ・低用量ピルの普及率が低く、認知度が低いので昔のイメージが残っている。 この 3つの理由から【ピルを飲むと太る】と言われている んですね。 現在ではかなり改良されていて、なるべく身体の負担にならないようにと研究が進められています。 正しい知識を身に着けて、安心に薬を服用したいですね。 関連ページ 合わせて読みたいお薦め記事 参考サイト ・ ピルについて - 咲江レディスクリニック
女性の婦人科お悩み 女性の身近な気になるお悩みをQ&A形式でご紹介します。 ピルを飲むと太る??
原因により行くべき施設がかわります。 帯状疱疹の場合は皮膚科受診しましょう。帯状疱疹は感染症のため皮膚科での治療がベストです。 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の疑いがある場合は整形外科がベストです。 整形外科は関節や筋肉、神経を専門的にみることが出来ますし、レントゲンやMRIなどでの画像診断を行うことが出来ます。 まず刺すような痛みが発生して、皮膚などに疱疹や異変が見られない場合は整形外科に行くことをおすすめします。 まとめ 刺すような腰の痛みには上記で紹介したような病気が隠れている可能性があります。 ひとつ言えるのは自己判断は非常に危険です。 少しでも上記に当てはまる症状を感じれば直ぐに最寄りの医療機関で検査を受けることをおすすめします。 - 腰の痛み Copyright© 安田整骨院, 2021 All Rights Reserved.
仙腸関節痛の原因は様々です。自己判断で薬を飲んだり自然療法に頼る前に、まずは医師の診察を受けることが大切です。 背中の脊柱と骨盤が合わさる部分 はとても繊細です。これは上半身の重みを支えるとても強い関節です。この部分が炎症を起こすと、仙腸関節と呼ばれる部分に強くて刺すような痛みを感じます。 この痛みは仙腸関節痛、または仙腸骨炎と呼ばれ、特に 座ったり立ったりする時など、なにか体を動かすときに痛みを感じます。 放っておくと痛みが悪化していき、座っていられないほどになることもあるでしょう。 このような関節のトラブルの原因として、現代の座りっぱなしの生活を上げる人がいますが、これは必ずしも真実であるとは言えません。仙腸関節痛は以下のような状態とも関連しているのです。 関節炎 妊娠 何らかの外傷 何らかの菌による感染症 椎間板ヘルニア、それとも仙腸関節痛? 熱が出る、そして腰から お尻や太もも に広がる刺すような激しい痛み…これは椎間板ヘルニアでしょうか?
』、『特定非営利活動法人での海外ボランティア 医療チームの一員としてケニアでの無料医療活動に参加.医道の日本, 73(4): 22-23, 2014. 』、『Volunteering in Nepal: Case Study of a Hemiplegic Patient.North American Journal of Oriental Medicine, 24(69): 46-47 94-95, 2017. 』、『統合ヘルスケアチーム参加の鍼灸師に聞く 多職種から頼られる存在となるために. 医道の日本, 76(7): 21, 2017. 』等がある。 東洋医学総合はりきゅう治療院 一鍼 (公社)日本鍼灸師会 (一社)愛知県鍼灸師会 (一社)日本東洋医学会 (公社)全日本鍼灸学会 経絡治療学会
刺すような腰の痛みの原因は?鋭く痛む腰痛の理由を解説します - 安田整骨院 腰の痛み 大半の人が経験したことのある腰痛。 疲労やストレスが溜まってしまうとだるい感じを覚え、時には痛みが出現することがあります。 痛み方や症状などは様々で、動くことで痛みが出てしまう場合もあれば、何もしていなくてもズキズキとした痛みが出てしまうこともあります。 痛み方は原因によって異なり、それぞれの特徴が存在します。中でも、刺すような痛みを感じる腰痛は特徴的でその要因はいくつか考えられます。 本記事では、刺すような腰の痛みについて解説していきます。 刺すような痛みは神経に異常がある!?
「背中の痛みとさよならできるなら、鍼をやってみたい」「でも、鍼って怖いし、どうして鍼が効くのかわからないと不安」という方もいるでしょう。 そんな方のために、この章では鍼治療についての効果やメカニズムを解説します。 鍼ってどんなもの? はじめに鍼について知っておきましょう。 鍼治療は、ステンレスまたは銀製の鍼をツボに刺していく治療法のことです。鍼といっても、鍼先の太さは0. 1㎜~0. 背中 刺す様な痛み. 3㎜ほどで、髪の毛の太さと同じくらい細いものです。 また鍼治療は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学に基づいて、心とからだ全体に向き合う治療です。医業類似行為と認められていますので、 症状によっては保険を使うこともできます。 鍼の効果とメカニズム 鍼治療をすると、背中のコリや疲れが治りやすいからだを作り、解消・改善に導くことができます。なぜなら、 鍼を使って背中のツボや筋肉を刺激することで、筋肉の血流改善を促せる からです。 ▼背中のコリに鍼を刺した時のからだの反応 血流が改善すれば、背中のコリや痛みの原因になっている筋肉の疲労が回復しますし、自己治癒力も高まり、再発しにくいからだ作りにも繋がる といった仕組みです。 鍼治療にはコリや痛みを解消する以外のメリットもある! 鍼治療は、筋肉のコリを解消するだけでなく、 ツボを組み合わせてアプローチすることで、普段から抱えている不調も改善していきます 。 人間のからだには本来「自然治癒力」や「恒常性」が備わっているのですが、現代社会の過度なストレスにより、病気やからだの不調を生み出しやすい状況にあります。 なんとなく気だるい、疲れがとれない、やる気が出ないなど「気のせい」で、すませている不調がこれに当てはまります。 鍼灸では、これらを改善するための自然治癒力に深くかかわるのが「気血の流れ」であると考え、 からだのツボを刺激することで、生命エネルギーの流れを回復し、なんとなく抱えている不調の改善を促します。 鍼灸院へ行ってみよう!鍼灸治療の流れ ここまでの説明で「さっそく鍼をやってみたい!」と興味が湧いてきたのではないでしょうか?