日本帰国。子供の英語力を測るには?どんな試験を受ける?違いは何? A.
大学教育の多様化が、大学入学を目標とする日本の教育の特徴を示して、高校・中学校での教育にまで大きな影響を及ぼし始めました。中高一貫教育の広がり、6年一貫の中等教育学校の新設増加がその好例です。今や、私立の高校で附属中学校を持たない学校はほとんどありません。また、公立の中等教育学校の新設は、大都市圏よりも地方自治体が非常な努力を払っています。それらの学校の特徴は、最終目標は大学合格ではあるものの、「筆記テストで高得点を挙げられる力」が「学力」と、捉えられてきた考え方から、佐藤教授が提唱する「グローバル・リテラシー」に近い「学力観」に基づいた教育の実践です。 これらの学校の入り口となる中学入試では、自分の考えを表現する力を評価するために、小論文や面接が重視されるようになってきています。その中学入試で求められる学力の指導が、小学校での勉強に求められ始めました。社会や大学が求める「学力」の変化が、義務教育段階の教育や高校教育に大きな変化をもたらしています。 やはり、海外子女の「宝」 ご相談のあった2人のお子さんは、ここで述べた「新しい学力」を現地校での教育で実につけてきたとは思いませんか?帰国後も、海外で身につけた学力を伸ばすことが、お子さんたちにとっての「宝」になるとは思いませんか? そのために、帰国後も絶対続けなければならないのが、「英語での学習」です。英語の勉強ではなく、お2人が身につけた英語での「English / Language Art」「Social Studies」の学習です。どうぞ、考えてみてください。 (2007年9月1日号掲載) アメリカ・ロサンゼルス留学のおすすめ大学・語学学校の最新情報
ひとりひとりが国際人として 世界に羽ばたくためのお手伝いがしたい・・・ 帰国生にとっても、最初は戸惑ってばかりの海外生活でした。 環境や学校に慣れるだけでも大変なことなのに 子どもたちは大人が思う以上の努力をして、 国際感覚と ネイティブにも負けない英語力を身につけました。 "真のバイリンガル" という宝物を手に入れたのです。 いま、日本そして世界がその宝物を必要としています。 日本に帰ってきたからといって諦めることはありません。 帰国後も "真のバイリンガル" が成長し続けるために 何をするかが大切なのです。 Why KA?
と言う意味で自撮りし、LINEで送りました」 この記事を シェア
こんにちは、現役看護師のゆずです。 本日は、 「人工呼吸器」にまつわるお話 です。 はじめに コロナ肺炎でよく話題になる「人工呼吸器」。 ドラマなどでも時々目にすることがあると思います。 私は、ICU(集中治療室)での勤務経験が一番長く、人工呼吸器を装着した患者さんをたくさんみてきました。 苦しい治療を乗り越えて元気になる方ももちろんいますが、 特に高齢者の方で、なかなか人工呼吸器から離脱できず、そのまま亡くなってしまう方も多い のが現状です。 そこで今日は、 人工呼吸器は一度装着すると簡単には外せないもの であるということや、 ICU看護師として日々感じていること をお話したいと思います。 そもそも人工呼吸器とは? 人工呼吸器とは、何らかの原因で自分で呼吸をすることが難しい場合に、呼吸をサポートするための機械です。送り込む空気の量、圧力、酸素濃度などを細かく設定することができます。 直径約1. 0~1. 5㎝、長さ30㎝ぐらいのチューブを口から気管まで挿入し、機械に繋ぎます。 もちろん声は出せないし、ご飯も食べられません。 自分の力だけで呼吸ができないってどんなとき? 人工呼吸器は全自動でもお手軽でもない 緊急事態宣言下に知っておくと良い人工呼吸器の誤解と真実(大津秀一) - 個人 - Yahoo!ニュース. 簡単に大きく分けて2種類あります。 ■肺そのもにダメージがあるとき 肺炎、気胸(肺に穴があく)、肺水腫(水が溜まる) ■肺は元気だが、呼吸中枢に問題があるとき 脳卒中、脊髄損傷(呼吸をしろという指令が呼吸筋に届かない)、 薬物、アルコール、低体温、血糖異常など、代謝系の異常による意識障害 脳や脊髄は一度ダメージを受けるとなかなか回復が難しいですが、肺炎などは傷んだところが治ってしまえば、呼吸の指令を送る機能は正常ですから、もとに戻ります。 肺が回復してきたら? 肺炎などを起こしても、抗生剤投与などで炎症が緩和されると、徐々に正常な呼吸ができるよう肺が復活していきます。 痰の量や、採血データ、レントゲン、CT画像など総合的に評価し、良くなってきたと判断されたら、外から空気や酸素を入れたり出したりしている人工呼吸器側の力を緩めていき、最終的に口の管を抜き、100%自力で呼吸をさせます。 ただ、損傷した肺がどれだけ回復するか、これは個人差があります。 年齢、持病の有無、元々の肺の健康状態(喫煙歴など)が大きく関わってきます。 もし、肺の機能が回復しなかったら? 人工呼吸器を離脱するには、上で述べたように、機械の力がなくても自力で呼吸ができそうだ、といういくつかの項目をクリアしていないといけません。 つまり、良くなっていないと外せないんです。 「治療はしたけど、これ以上良くなりません。 でも管が入っていて可哀そうなので、抜いてあげましょう。」 これは、日本では、医師であっても、 殺人 にあたってしまいます。 たとえ、 家族から「これ以上苦しめたくないからやめてくれ」とお願いされても、できません。 点滴を少しずつ減らしたり、栄養剤をストップさせたり、血圧を保つための薬を今以上に増やさないようにしたりはできるのですが、 人工呼吸器を外すことだけは、できない んです。 高齢化が進むと同時に、人工呼吸器を装着する患者さんの年齢層も上がってきています。 つまり、人工呼吸器をつける人の中で、 「治りにくい人」割合が増えている ということです。 そして起こってくるのが、 「人工呼吸器を付けたはいいが外せない問題」 。 「救命」はできたが、結果的に「延命」になってしまうケースが増えています。 人工呼吸器はどれぐらいの期間つける?
!と怒られるかもしれませんが、高齢になればなるほど、一度悪くなるとそのまま下降していってしまったり、認知機能に問題があったり、残された家族が代理で意思決定をしなければならない状況が大半を占めます。 いざというときに意思確認できないなら、事前に話をしておくしかないですよね。 さいごに 医療技術が進歩し、助かる患者が増える一方で、患者の高齢化も進み、「救命」と「延命」の境目がとても難しいと感じています。 また、 人工呼吸器は一度付けたら良くなるまで絶対に外せない ということの認知度が低いことも、望まない延命治療を増やしてしまうことの要因のひとつだとも思っています。 高齢者だけの問題ではなく、私たち家族もしっかり考えておかなくてはいけません。 一時期話題になった、厚労省の「人生会議」のポスターありましたよね。 いろんな論点で炎上していましたが、生きるか死ぬかの現場を知る一個人としては、 「その通り。みんなちゃんと事前に会議しといてや。」 という思いでいっぱいです。 本日は以上です。 よかったらスキ・フォローお願いします☆