桂枝茯苓丸の使い方 1日2~3回に分けて、空腹時(食前・食間)が基本です。なお、年齢や体重、症状によって、量は増減します。 桂枝茯苓丸は、ツムラやコタロー、クラシエなどから発売されています。1日量は、ツムラは7. 5g、コタローは6g、クラシエは6gとなっています。クラシエからは錠剤も発売されていますが、1日18錠にも上ります。 桂枝茯苓丸は、1日2~3回に分けて服用します。漢方薬は空腹時に服用することを想定して配合されています。ですから、食前(食事の30分前)または食間(食事の2時間後)に服用します。量については、年齢や体重、症状によって適宜調整します。 漢方薬を空腹時に服用するのは、吸収スピードの問題です。麻黄や附子などの効果の強い生薬は、胃酸によって効果が穏やかになります。その他の生薬は、早く腸に到達することで吸収がよくなります。桂枝茯苓丸を食前に服用するのは、吸収をよくするためです。 とはいっても、空腹時はどうしても飲み忘れてしまいますよね。現実的には食後に服用しても問題はありません。ただし、保険適応は用法が食前のみなので、形式上は変更できません。 桂枝茯苓丸は、体力、体格ともにある程度しっかりした人に向く処方です。弱っている人、体力のない人には向かず、また、5歳未満には処方しません。 6. 子宮筋腫と漢方について|漢方館. 桂枝茯苓丸の効き目とは? 効果は2週間以上かけてゆっくりと認められることが多いです。 それでは、桂枝茯苓丸の効き目はどのような形でしょうか。 桂枝茯苓丸の効果は、症状にぴったり合っていれば、速やかに効果をあらわすこともあります。特に、月経痛や生理不順、冷え性には比較的早い効果が認められることもあります。 しかしながら一般的には、2週間から1か月かけて少しずつ効果が認められることが多いです。ニキビやシミなどの皮膚への効果は新陳代謝の期間を必要とするので、最低でも1ヶ月間の服用が必要です。 何よりも、体質改善をし、症状を根本的に治癒することを目的とした処方なので、副作用がない限り、焦らずに服用を続けることが大切です。 漢方薬の効果について詳しく知りたい方は、「 病院で処方される漢方薬の効果とは? 」をお読みください。 7.
詳しくはこちらのページをご覧ください。→ 痛みに鍼灸・吸玉についての詳細解説 ※ 漢方館では鍼灸治療の本場、 上海中医薬大学にて子宮筋腫治療の研修 を受けたスタッフも常駐しております。安心して治療をお受けください。 漢方館各店への お問い合わせはこちら