スポーツによる顎や歯への負担を防ぐ 歯ぎしりから話がそれますが、スポーツをする際にマウスピースが活用されることがあります。 スポーツ用マウスピースを装着する目的のひとつが「スポーツによる外傷の防止と保護」であり、脳しんとうや顎まわりのケガほか、自身の歯で舌や唇を噛んでしまうといった事故を防ぐ役目も果たします。 そのためラグビーやボクシングなど一部の競技では、スポーツ用マウスピースの着用が義務化されています。 2. マウスピースを使用するうえでの注意点 2-1. お手入れが必要 私たちの口のなかには、常在菌といって何百種類にもおよぶ菌が存在しています。その菌が原因となりマウスピースのにおいや黄ばみを引き起こすほか、歯周病や虫歯のリスクを高めることから日々のお手入れが必要です。 毎日の水洗いで汚れを落とすのはもちろん、入れ歯洗浄剤やマウスピース用洗浄剤でお手入れすることでより清潔な状態を保つことができます。 また、使用していないときの保存方法も重要なため、歯医者さんでマウスピースを作った際は正しい保存方法について教えてもらいましょう。 なお、マウスピースは歯よりもずっと傷がつきやすく、その傷から細菌が繁殖することもあるため、歯ブラシで洗浄するのは避けたほうがいいでしょう。 2-2. 睡眠中の歯ぎしりの防止方法 5つの原因と対策|Good Sleep Labo - ぐっすりラボ|ショップジャパン. 装着時に違和感がある 使い始めて間もない頃は、マウスピースの装着時に違和感があります。そのため、装着して就寝しても無意識に外してしまうことがあるようです。 就寝時のマウスピース装着に大きな違和感を抱く方は、まず昼間に使用し抵抗感を減らすのもいいかもしれません。 なお、使用していくうちに慣れて違和感がなくなり、「マウスピースをしたほうがよく眠れる」という方もいらっしゃるようです。 2-3. あくまでも対症療法である 歯ぎしりの原因は人それぞれに異なりますが、ストレスからくることが多いと言われています。 マウスピースは歯ぎしりや食いしばりによる歯へのダメージを軽減しますが、根本的な原因の治療にはなりません。 そのため、食いしばってしまう癖を意識して治すことや、ストレスとなる生活環境の改善に努める必要があります。 3. マウスピースの種類と費用について 3-1. 歯ぎしりと食いしばりの治療目的で作るマウスピース 歯医者さんで作る歯ぎしり・食いしばり用のマウスピースは、ナイトガードと呼ばれています。 ナイトガードの作製は基本的に健康保険が適用されるため、3割負担でおおよそ2500~5000円程度となります。なお、それとは別に初診料や再診料、検査料などがかかります。 3-2.
主人のいびきがうるさくて全然眠れない…。家族からいびきや歯ぎしりを指摘される…。 こうしたいびき問題は家族や夫婦での共同生活では避けることができませんよね。 そんな中、あなたはマウスピースがいびき防止に役立つと知ってここに来たのではないでしょうか?