「オリーブオイル+食物繊維」で便秘解消 さらに便秘におすすめの食品といえば、便をかさ増ししたり柔らかくしたりして便通を促す「食物繊維」だ。食物繊維が豊富な野菜サラダとオリーブオイルの組み合わせは便秘解消にもってこい。ぜひ積極的にメニューに取り入れよう。 ただ注意点としては、ゴボウ・大豆・サツマイモ・カボチャなどに多く含まれる「不溶性食物繊維」を摂りすぎないことだ。不溶性食物繊維を食べすぎると便が詰まりを起こし、便秘を悪化させることがある。水分保持力が高く便を柔らかくする「水溶性食物繊維」(果物類、大根・キャベツなどの野菜、キノコ・海藻類に含まれる)とバランスよく食べるのが便秘解消のコツだ。 キウイとオリーブオイルの組み合わせが便秘に効く 水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく含んだ食材といえば「キウイフルーツ」である。おすすめの食べ方は、半分に切ったキウイの真ん中をスプーンでひと口くり抜いた後、オリーブオイルを流し込んで一緒に食べるという方法。この方法で便秘が解消されたという声は多い。 5. オリーブオイルで便秘解消するための「注意点」は? 過剰摂取に注意 オリーブオイルは健康によいとはいえ、大さじ1杯で111 kcalある。多く摂りすぎるとカロリーオーバーになるので、一日大さじ1~2杯(15~30㏄)を目安としよう。 酸化に注意 長期保存による酸化にも注意したい。直射日光や高温を避け、しっかり密閉したうえで冷暗所に保存して早めに使い切るようにしよう。 オリーブオイルといえば「健康によいオイル」というイメージがあるが、ヨーロッパでは古くから便秘の解消に役立てられてきたそうだ。さまざまな健康効果が期待でき、日々の食事にも簡単に取り入れやすいオリーブオイル。便秘に悩むオリひと読者の皆様も、ぜひお好みの方法で実践してみてはいかがだろうか。 更新日: 2020年5月16日 この記事をシェアする ランキング ランキング
〈便秘解消のオリーブオイル〉 なにが便秘の原因になるの?
『お薬と生活』コーナーでは、お薬や健康生活にまつわる話題を取り上げています。 日々の生活の中に取り込めるちょっとした工夫や季節に応じた健康対策のほか、ケイアイエム(KIM Pharmacy)の薬局店舗での取り組みなど、みなさまの健康生活をサポートする情報を提供しています。 便秘とオリーブオイルの関係 2020年11月 そもそもなぜ便秘になるの? 食事が消化吸収する過程で、小腸で栄養が吸収され水分がなくなり固形物として直腸に達します。直腸壁が押されると直腸から脳へ排便を促します。しかしながら、生活リズムの乱れや便を我慢し続けると直腸から脳への伝達が鈍くなります。それが便秘の始まりだと言われています。 便秘解消に効果が期待できるオリーブオイル オリーブオイルの主成分のオレイン酸が腸の動きを活性化させると研究報告があります。小腸で完全に吸収できないので大腸までオレイン酸が届き、腸壁で潤滑油となり摩擦が減り便秘が解消されやすくなるそうです。 また腸まで届いたオイルが便にしみこみ硬い便を柔らかくしてくれます。 さらには、オリーブオイルにはビタミンEも豊富に含まれており自律神経のバランスを整えてくれる働きがあります。それが腸の蠕動運動をスムーズにすることにもなり便秘解消にもつながります。 オイルの種類 便秘解消のためにはエクストラバージンオリーブオイルを使用して下さい。未精製のため酸化が少なく新鮮で、ポリフェノールの含有量も多く、抗酸化力も高いのでおすすめです。 ピュアオリーブオイルは精製されておりある程度酸化している可能性もあるのであまりおすすめできません。 飲み方は?
「こんな食べ方」あったんだ!超簡単な方法は?
(きょうもキレイ)お通じスッキリ:中 2019. 05.