つまり、私たちが日ごろ「美味しそう!」と思うのは、ほぼ9割が見た目で判断しているということなのです。 というわけで、何はともあれ大事なのは器選び!ということが分かったところで、では、実際にはどんな器を選ぶのが良いのでしょうか?今日は、洋食器を例にお話をします。 器選びは「ときめき」を大切に 器の選び方をご紹介する前に、少し若かった昔の私のお話。今から20年前、結婚して、どんな器を買うべきか?迷いました。 新婚時代はロンドンに居たので、向かったのはウェッジウッドのB級品ばかりを扱うお店。日本では高いウェッジウッドでも、少し傷があるという理由だけで、数百円という安さで売られています。 好みとしては、可もなく不可もなく「まあ悪くないか…」程度の白いお皿のシリーズを見つけました。若くてお金がない身。とにかく安さが嬉しくて、サラダ、スープ、ディナープレートと揃えました。 ここで大事なのが、必ず「自分が好き!」で器を選ぶこと。 自分が気に入ったものであれば、高級食器である必要はないと思います。例えばそれがフリマで買った食器だとしても、一目ぼれしたものなら、きっとずっと使い続けますよね。 要は、使うときに「ときめき」があるかどうかがポイントです! (こんまりさんのお馴染みのセリフですね。) 昔の人は、器に家紋を入れ、その形にぴったり合う木の箱をしつらえて、祖父から孫へ、大事に器を使いました。 割れたら捨てずに、金で継ぎながら代々使い続けます。そのくらいの気持ちで、大好きな器を見つけて大事にずっと使っていけば、毎回使うたびに心からの「ときめき」と「喜び」が湧いてくるのではないでしょうか?
2%以上を特定保健指導の基準値としています。[出典元: e-ヘルスネット(厚生労働省)] パターン①の攻略法について結論を先に述べます。 パターン①攻略法 インスリン注射と「いただきます」の"間隔を空ける" "超速効型インスリン"には多くの種類がありますが、 注射してから作用するまでの時間は一般的に「10~20分間」 と言われています。 一方、食事による血糖値の上昇速度はインスリンの効果発現よりも早く、 特に、糖質の多い食事の場合は血糖値が急激に増加します。 そのため、インスリン注射の時刻=食事開始の時刻としてしまうと、 インスリンが作用する前に血糖値の上昇がスタートするため、 食後血糖値急上昇 ⇒ インスリンが遅れて作用 ⇒ 血糖値が不安定... という流れを生んでしまいます。 このリスクを回避し、食後血糖値を安定させるために有効なのが、 【インスリン注射と食事開始の"間隔を空ける"】というテクニック なのです! つまり、 インスリンの作用開始と血糖値の上昇開始を"同時"にすることを狙います。 これにより血糖値は緩やかに上昇し、インスリン作用が勝つことで食後血糖値の安定化が期待できます。 私の場合、インスリン注射~食事開始の間隔は「10分」と決めています。 例えば、朝食を8時に食べる場合、超速効型のインスリンは7:50に打ちます。 重要なのは「自分に合ったやり方」を見つけること です。 インスリンの効き方、血糖値の上がり方は人それぞれですので、 日々の記録をとり、分析を重ね、自分にとって最も効果がある時間を見つけてみてください! POINT! ・注射と食事開始の 「間隔」を空ける ことで 食後血糖値の安定化が期待 できる! ・ 自分に合った「間隔」を見つけよう! 食後にインスリン注射~超々速効型. パターン②:食前血糖値=「高血糖」 食前血糖値が安定しているパターン①の場合、 インスリンの作用開始と血糖値上昇は"同時"でOKでした。 しかし、 パターン②では食前ですでに高血糖 であるため、 食後血糖値を安定状態に持っていくためには、 インスリンの作用開始が先行する必要があります 。 ここで有効なのが、「ベース間隔に+αする」というテクニックです。 つまり、パターン①で決定した注射と食事の"間隔"を「ベース」としたうえで、 食前血糖値に応じて"間隔"をさらに「追加」するということです。 ここで決める必要があるのは以下の2つです。 (1)【判断基準】:食前血糖値がいくつのときパターン②を採用するか?
0, for Best Practice in Insulin Injection Technique 2015より引用 その理由は、毎回同じ場所に注射すると、徐々に硬くなるからです。 体のどこでも、毎日毎日、何度も針を刺していると、そのうちその皮膚が固くなってくる気がしませんか?
a うちの患者は低血糖だった場合インスリン打つ前に甘いもの食べてましたよ! 1月12日 すず 主治医の先生は何ておっしゃっているのでしょうか?
Tさん(42歳)は病歴8年の糖尿病。親戚も糖尿病の人がたくさんいます。 本人も食べ過ぎてなくて、スリムなのに糖尿病を発症しているタイプの人です。 現在、ヒューマログ 朝6-昼4-夕8単位の皮下注を実施中。 「(23:00)よし今日の眠前の血糖値は 110 ☆明日の朝には80くらいかな?」 ・・・と心穏やかに眠りにつく、Tさん。そして翌朝。 「(7:15)ゲ、なんで血糖値が 130 に上がってるの?昨日の夜からなんにも食べてないよ!」 ―---------------------------- こんな経験ありませんか?
(2)【追加時間】:何分追加するか? 私の場合、 (1)「食前血糖値が150mg/dl以上」のときに、(2)「5分追加」しています。 つまり、 ベース時間:10分 + 追加時間:5分 = 「15分間」 となります。 こちらについてもパターン①と同様、 自分にとってベストな判断基準・追加時間を見つける必要があります。 パターン③:食前血糖値=「低血糖」 この場合は間隔を空けないですぐ食べてください! 注射と食事は同時で構いません。 著しい低血糖の場合は注射は後追いでも問題ありません。 とにかくすぐ食べてください! 注射のタイミングで高血糖を回避することはもちろん重要ですが、 それによって低血糖が悪化してしまっては元も子もありません。 低血糖のほうが短期的なリスクは圧倒的に高いのです! 【注意!!! 】必ず"個人差"がある! インスリン注射のタイミングが食後血糖値攻略のカギとなることは納得していただけたでしょうか? ここで注意点として必ず理解して頂きたいことがあります。 「 効果的なタイミングには個人差がある 」 ということです。 同じ"超速効型"のインスリンでも現在は多くの種類が流通していますし、 当然ながら使用者によって効き方にも個人差があります。 このことを念頭に置いたうえで、自分に合ったやり方を探してみてくださいね。 注射の"単位数"も重要 ここまで、主に注射の"タイミング"について解説してきました。 この他にも食後血糖値のコントロールに大きな影響を与える要素はいくつかあります。 その中でも"タイミング"と並んで特に重要になるのが、 「注射を何単位打つか」という問題です。 ここで有効なのが「カーボカウント」というテクニックです。 こちらについては別記事で紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね! まとめ 最後に本記事の内容をまとめます。 食後血糖値は「インスリン注射のタイミング」で攻略できる "食前"血糖値を「分類」 ➡ タイプ別に注射タイミングを「調整」 パターン①:注射と食事開始の「間隔」を空ける ➡ 自分にとって最適な"ベース間隔"を見つける パターン②:"ベース間隔"+α で 食後血糖値の安定化を目指す パターン③:注射と食事開始を「同時」にする。場合によっては注射は後追いでも可。 いかがだったでしょうか? 患者の認識は「食事の20分前」?「食直前」の説明不足|リクナビ薬剤師. 本記事の内容を理解していただき、良い結果に結びつくことができれば幸いです。 糖尿病は時間をかけてコツコツと向き合う病気です。 収集した情報や、得た学びをどれだけ闘病生活に還元できるかが大切です。 私のブログがその一助になることができればとてもうれしいです。 今後も有益な情報発信を目指していきますので、ほかの記事もぜひチェックしてみてくださいね!