仮に、この仮説が正しいとするならば、五十鈴は形式的、機械的な人間なんかではなく、非常に感情的な人間です。そして、純香には何一つとして思いを持っていない、ただ自分の復讐のためだけに生きてきた。そんな人物となるのです。 最初の問と後の問。両方を考えると全く違う五十鈴の人物像が浮かび上がってきました。しかもどちらも米澤作品らしい人物像です。これも米澤作品の面白さなのです。 もちろん、これらの考えは私の想像であり、その他いろいろな五十鈴の人間像が考えられると思います。皆さんも、考えてみてはいかがでしょうか? 担当:藍川陸桂
最近、全く「雑貨ちょび読書たま」ではありません・・。 「おさんぽ&ネコさん」ブログになっています。 面白い本・紹介したい本もあるのですが、パソコン打つ手に停滞前線・・。 それでも、米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」はなかなかでした。 特に、4話目の「玉野五十鈴の誉れ」は秀作でしたよ~。 国語の模試問題として採用されたんだって。 こんな面白い(どすグロい?笑)作品をテスト問題にするなんて、超ナイスセン。 (あ、上から目線でしょうか・・?) というわけで、久しぶりにおさんぽ&ネコさん以外のレポートします。 ▲夏仕様、今夏は「青」にしました。がんばれ、ニッポン! なんだか、予選リーグ敗退しそうな勢い(そんな勢いはいらん! )ですが、 まだまだわかりませんよ? 儚い羊たちの祝宴のようなホラー、ミステリー小説のおすすめを教え... - Yahoo!知恵袋. ▲昔、ひたすら手縫いし続けて完成させたキングサイズのパッチワークカバー ・・をアフリカの布で隠す(笑)。この深い青色がステキです。 ▲トルコのキリム、北欧の手織り布クッション、ドイツの「フンゴー」 ベアー、ラベンダーポプリがたっぷり詰まったクッション、無印の ミニクッション・・イッツア多国籍ワールド。 ラベンダークッションはずっと行方不明で捜索しつづけていました。 この冬、やっと納戸から発見(発掘? )しました。 あんなに探して見つからなかったのに、ひょっこり見つかる。 この世界には、たくさんブラックホールが存在していると思います。 (主に人間側のほうに・・。とほほ) ▲とらっぱちのココロの中に、ブラックホールは存在するか? 一心不乱に毛布をフミフミ・・。ブラックホールというよりは、無心の大将です。 あれ? グーはどこだ? ?
センター入試。過去問で解きました。 この中の「デューク」という短編。 犬の話で、当時、試験中に感動で涙する生徒が出たっていわれてた気がします。 2 回答No. 6588-073196 犬が大好きなので、「デューク」、 とても惹かれます。読んでみますね! 回答ありがとうございました。 maya さん の回答 数年前高校の試験にて、連作の一編「スタンス・ドット」の最初の方の抜粋を読んで、その後の展開の予測を組み込んだコメンタリーを書きなさいというものがありました。あまりに魅力的な文章にのめり込んだ共に、早く全編を読ませて下さいー!と鉛筆を運びながら心の中で地団駄を踏んでいました(笑) 回答No. 6588-073192 すごくユニークな設問ですね…! 読んでみます! 活動報告 「玉野五十鈴の誉れ」(『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信 所収) | 北海道大学文学集団ツバサ. nacchan1713 さん の回答 2015年02月18日 大学の二次試験で。 その日帰ったらドラマもやっててびっくりしました。 回答No. 6588-073189 すごいタイミングでしたね! 青春だなぁと感じられるお話もひさしぶりに読みたくなりました。 2015年02月15日 出題される作品ってもっと読みたいと思わせるものが多いですね。物理学者の方の文章って理路整然として美しいなあ思いながら解いた記憶が。(小説でなくてごめんなさい…) 小説では↓ 回答No. 6588-073116 ほんと、いい感じに抜粋されてるんですよね。 随筆に手を伸ばしてみるのもいいですね! 小説も、ありがとうございます。 2015年02月14日 何年か前のセンターに出てました。 主人公の男の子の成長や葛藤を、自分の息子の予行のように捉えました。 回答No. 6588-073087 わたし、これ、過去問で解きました! うわあ、すっかり忘れていました…。 思い出させていただいてありがとうございます! なんだかすっきりしました…笑
お礼日時: 2014/2/8 23:02 その他の回答(1件) 自分はまだ読んでないのですが、儚い羊たちの祝宴は面白いらしいですね ホラー要素と理不尽な殺害動機の本だったら 『乙一』『天童荒太』当たりがおすすめですよ。
そうではないでしょう。純香はまだ小栗家の人間です。よって、純香の祖母の命令と矛盾する命令でなければ受けつけると思われます。その証拠に純香が 「どうしたの、五十鈴。お祖母様は、ここにはいないわ。意地悪はやめて、こんな、怖いときに。いつもみたいに笑ってよ」 と言った際に 「それは、お言いつけですか?」 と聞き返します。 もしも、純香の命令を聞く気が無いのであればこのように聞き返したりはしないでしょう。 では、なぜ五十鈴は命令の最上位に来る純香の祖母を殺害したのか? 五十鈴が純香に毒酒を持ってきたシーンで、五十鈴はこういいます。 「……お嬢様に毒酒を渡すよう、私に命じられました」 つまり、毒酒を持ってくるよう命じられたわけで、純香を毒殺するよう命じられたわけではありません。その後、 やつれはてたわたしの喉が、小さくうごめく。助けて、五十鈴。 (中略) 「はい」 というシーンがあります。この「はい」という返事は、純香には幻に聞こえたようですがが、しっかりと発せられたものです。そして、「助けて」という命令は「毒酒を渡す」という命令とは矛盾しないので、五十鈴には実行可能なのです。そうして、五十鈴は小栗家のものの命令を忠実に実行した、と考えられます。 では、五十鈴とは形式的で冷淡な、それだけの存在なのでしょうか? そうとも言えません。 純香が監禁されてる際に、使用人に五十鈴の様子を尋ねたところ、その女中は 「……『初めちょろちょろ、中ぱっぱ』なんてよく言ってましたけど……」 と発言しています。なぜ、五十鈴はこのセリフを"よく"言っていたのか? それは、純香への思いがあるからではないでしょうか? 形式的で冷たい。でも、それだけではない。表にはあまり出ないけどちゃんと感情はある。いかにも米澤穂信らしいキャラではあると思いませんか? 問「玉野五十鈴の"誉れ"とは一体なんだったのか」 タイトルにもなっている「玉野五十鈴の"誉れ"」。一体、彼女の誉れとは何だったのでしょうか? それについて考えてみました。 良く聞く答えは純香を助けるというものですが、本当にそうなのでしょうか? 僕は今回他の可能性について考えてみました。すると、先ほどの問いで考えたこと和えとは全く別なことが見えてくるのです。 P1 見落としがちですが、本短編内で以下のようなシーンがあります。 純香が五十鈴に家のことについて尋ねると 「焼けました」 との答え。 「ご家族は」 という問いにも との答え 一体なぜ焼けたのでしょうか?
ゲームと映画大好き!
サムという子供がちょうどエリーと同じくらいの年齢だから、仲良くなってじゃれているところを見ると、「あぁ、よかったな。楽しそうで」と思うと同時に、 うちのエリーに手を出すんじゃないぞ!
更新日時 2020-07-01 18:06 『ラストオブアス2(The Last of Us Part II)』のストーリーあらすじを紹介。舞台や前作のあらすじも掲載しているので、ラストオブアス2を楽しむ際の参考にどうぞ。 ©Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.