コケの枯らし方 2017年11月30日 2020年6月2日 「除草剤を撒いたら、その後コケが大量発生してしまった…」そんな経験ありませんか?実は農家さんなどの間では「除草剤を撒くとコケが増える」と言われているぐらいなんです。除草剤自体にコケの成長を促進させる成分は入っていませんが、その理由についてご説明します。また、コケが本当に除草剤で枯れないのか実際に試してみました!
コケ・藻の駆除方法 おすすめ除草剤 民家、道路、ビニールハウスに畑と場所を選ばずに発生する蘚(コケ)。地面や塀の上などに発生してコケむした印象を与えてしまいますね。今回はこのコケに効く駆除剤のご説明です。 コケとは? ふわふわしたこのコケはいわゆる蘚類と呼ばれ、観賞用に使われるスギゴケや非常に多くの種類のコケが属するマゴケの仲間です。 上の写真はやや明るい日向でも生育するスナゴケの仲間と思われます。コケの仲間の中でも茎と葉のある種類です。 コチラは苔類と呼ばれる仲間で地面に扁平に広がるゼニゴケです。 一日の半分が影になる場所や湿った土壌、凹凸により水のたまる場所に発生します。繁殖力が非常に強く、1シーズンで大群落を形成するほどです。杯状体という器官が葉の表面各所にあり(ぽつぽつの穴に見える部分)、ここから無性芽を飛ばすことで増殖します。更に写真右の様に雌花から胞子も飛ばします。 通常の除草剤は効かない? コケは通常の植物とは体のつくりが違うため、通常の雑草に用いるラウンドアップなどの除草剤は全く効きません。(塩水につけたように浸透圧でしなびるとはありますが、除草剤が効いているわけではありません) むしろ「除草剤を撒いたら雑草は枯れたけど、後から苔がびっしり生えてしまった」という話があるほどです。コケにはコケ用の除草剤を使用しましょう。 コケそうじ 散布例 栽培ハウスの合間にびっしりとコケが生えていました。今回は枯らし甲斐のありそうなここに散布してみます。 右半分がコケそうじ散布面、左半分は何も散布していない面になります。散布後1日では変化がまだありません。 散布後3日目で散布部位が枯れています。 散布後1週間時点では完全に枯れており、触れると崩れる状態となっています。この日の翌日に雨で枯れた部分がさっぱり流れてしまいました。 コケそうじ 特徴 コケ(蘚類)だけでなく、イシクラゲにも優れた効果を発揮します。 農薬はもちろん化学合成物質を一切含有していません。 主成分は食品添加物としても使われるグレープフルーツ種子抽出物(GSE)です。 食品にも使われている原料のみで製造しているため、人はもちろん環境にも優しく安全です。 コケだけじゃない?不快な"アレ"に効くコケそうじ
昨今の除草剤は安全性を考慮して植物のみに作用するように作られています(ヒト、動物にはほとんど無害)。そのため雑草のみを枯らすことができるのですが、ギンゴケなどの苔は雑草とは体の構造が全く異なるため、雑草用の除草剤が効かないのです。(苔類は過酷な環境に耐えられるように、雑草よりも単純かつ強い構造になっています。) 「除草剤を撒くとコケが増える」という噂がありますが、地表のライバルとなる雑草が無くなるためギンゴケが繁殖しやすくなり、結果的に苔類が増えてしまうためです。 ギンゴケはどうやって枯らせば良い? ギンゴケには苔専用の除草剤を使用しましょう。前述した通り、雑草とは構造が全く異なるため苔専用除草剤が効果的です。苔が生えると困るプロの現場(田んぼ、畑、商業施設の石畳、駐車場、ゴルフ場など)では、ギンゴケを駆除するために専用除草剤が使用されています。 筆者も色々な苔専用除草剤を試してみましたが、その中でも ゼニゴケ専用コケそうじ という除草剤がオススメです。ゼニゴケ専用と書かれていますが、ギンゴケにも良く効きます。コケそうじはバッチリ枯れるのはもちろん、即効性があるのが大きなポイントです。筆者も実際撒いてみましたが3日程でギンゴケが枯れました(他社製品だと枯れるまで一週間~二週間かかるものもありました。)実際に撒いてみた様子を↓の記事でも紹介しています。 【関連】 ギンゴケ駆除には「除草剤コケそうじ」が絶対オススメ! ※広い場所に使う場合は濃縮タイプ、お試しで使いたい場合はスプレータイプをお選びください。濃縮タイプはスプレータイプと比べて10倍ほどの面積に使えます。 ※ゼニゴケ専用という名前になっていますが、ギンゴケにも優れた効果を発揮します。 7年ほど造園資材、清掃資材の販売に携わっています。除草剤、苔駆除剤、植木肥料、消臭剤、清掃資材などをプロ目線でご紹介します。庭園管理士の資格所持。 【詳しいプロフィールはコチラ】
庭に生えるわかめ?コケ? イシクラゲ・ゼニゴケの駆除方法 庭に生えるわかめ、きくらげのような物体の正体 イシクラゲ イシクラゲ 雨が降った翌日にお庭に大量発生するわかめ、キクラゲのようなブヨブヨの物体。これはイシクラゲと言います。(石ワカメ、陸ワカメと呼ばれることもあります。)陸生藻類といってキノコの様に菌が集まってできた生物です。 乾燥には非常に強い 晴天が続く日はカサカサに乾燥していますが、雨が降った後は水を吸って大きく膨らみます。見た目の気持ち悪さもありますが、なにより踏むとぬるぬる滑るため厄介な存在でもあります。イシクラゲは藍藻(光合成細菌)の一種なので通常の除草剤では枯らすことができません。 塀の上にも発生するスナゴケ スナゴケ ふわふわしたこのコケはいわゆる蘚類と呼ばれ、観賞用に使われるスギゴケや非常に多くの種類のコケが属するマゴケの仲間です。上の写真はやや明るい日向でも生育するスナゴケの仲間と思われます。コケの仲間の中でも茎と葉のある種類です。一般にみられる背の低いコケです。日本各地に生育し日当たりのよいところでも良く生育します。土壌を選ばないコケで繁殖力も強く厄介です。 地面や木の幹に青白いカビ?この物体の名前は?
会見を2度開く必要もなくなる。 水溜氏: なかなか誰でもいいですよという体制は、県としても知事の会見なので、安全確保や会場の問題もあり、まだ厳しいかなというところがある。 ――保安上の問題であれば、別の安全確保の方法もあるだろう。(情報を発信する)チャンネルが増えるのは(パブリシティ効果にとっても)悪いことではないと思う。塩田知事からは真摯にこたえようという姿勢を感じた。 水溜氏: 冗談も交えながら話されますからね(笑) ーーーー 再度になるが、県から畠山氏への回答は、清流会主催会見には応じられないが「フリーランスを取材機会から排除するということは一切考えていない」というものだった。 現時点で私を含め、複数人のフリーランスが個別取材対応を求めている。 「県政に新しい風」を望む県民に期待され、激戦を乗り越え当選した塩田知事。就任初日には、会見に出席を禁じられたフリーランス向けのぶら下がり取材にも応じた。 就任1か月を経て、塩田知事からフレッシュなままの「しおかぜ」が県政にそよそよと吹き続けるか。今後の鹿児島県知事記者会見のありかたやフリーランス記者への対応は、開かれた県政となるか否かの分かりやすい指標といえそうだ。注視してほしい。
この記事は会員限定です 奄美・沖縄世界自然遺産登録㊦ 2021年7月29日 19:27 [有料会員限定] 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 奄美・沖縄の世界自然遺産をどう守り、観光や地域の活性化につなげていくのか。鹿児島県の塩田康一知事と沖縄県の玉城デニー知事に聞いた。塩田氏は「県内に複数の世界遺産がある強みを生かし、観光客誘致に取り組む」と述べ、玉城氏は「地域でSDGs(持続可能な開発目標)を推進する契機になる」との考えを示した。 鹿児島県・塩田康一知事 ――これまでの取り組みの評価は。 「鹿児島県だけでなく、国や沖縄県、地元市町村... この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り1552文字 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 関連トピック トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。 鹿児島 九州・沖縄
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