部屋長… サブ長…」 原田「何してるんスか! ?」 坂木「毛布の畳み方が甘ぇーんだよ!」 「もう一度 しっかり畳み直せ! !」 「整頓不良ォ!」 「テメェら対番の先輩に 何教わったんだ! ?」 ●ここで坂木が誰かのロッカーの扉に手をかける… 坂木「おいィ! !」 「誰のロッカーだ カギがかかってねぇーじゃねぇか!」 「不用心にもホドがあるぞォ! !」 唖然として見ている一学年(ああっ…) (中身まで出さなくてもォ……) 部屋の中が部屋長の坂木とサブ長の西脇によってぐちゃぐちゃにされ 鍵がかかっていなかったロッカーの中身も全部出された様子。 一部のベッドは本体が横向きに倒されていて酷い有様です… これについても防大生に聞いてみたのですが… 「あぁ、これはあるね」 とアッサリ肯定されました。^^; 因みにロッカーに鍵をキチンとかけていないのは大変な事だそうです。 絶対に鍵のかけ忘れをしてはならない! というのは、防衛大学に限らず自衛隊全体での「 基本中の基本 」なので こんな風に中身を全部出されても仕方がない…との事です。 坂木「朝礼に間に合うように片付けろォ! !」 「テメェらが外でノロノロしてっから あと15分だぞ。」 「見といてやるから しっかりやれ! !」 ●一生懸命に片付けをする一学年 坂木「テメェ 片付ける順番考えろ!! !」 「廊下に出たものから片付けねぇと、誰かの迷惑になるだろう!」 一学年「はっ…はい!」 ●靴を整理しているとサブ長が… 西脇「角度だけじゃない ヒモの向きもだ!」 「目を降ろして揃ってなければ気持ち悪いだろうが! !」 坂木「 居は気を移す 、部屋の中は常の整理整頓を心がけろ! リーダーになる人におすすめの漫画!あおざくらの名言まとめ! – ストライクアップ通信. !」 部屋の外にも出される事があるのも…本当の事のようです。 にしても…これだけの物を短時間で片付けるのは大変そうです。 しかし、 有事の際の自衛隊はとにかく何でも素早い行動が求められる 事を考えれば… まぁこれも訓練の一環と言いますか、 必要なスキル のひとつ と言えそうです。 部屋の一学年全員で必死に片付けを終わり… 全員が「ハァ…ハァ…」となっています。 ●キチンとできているか確認中の坂木部屋長 坂木「息上がってんじゃねーよ。」 「チッ… あと5分か…」 「10分前にできるようにしろ。」 10分間で、あれだけグチャグチャになっていた部屋を片付けだけで 結構スゴイと思いましたが…更に5分間でできるようになれ!
!ご、ごめん自分でなんとかするよ!」 近藤「そうか…」 近藤が非常にイライラして余裕が全くなくなっています。 近藤(こんな勉学でもないことを…) (部屋長、サブ長、先輩達…いったい何を考えているんだ?) (分からないことはオレに聞けって言った松平先輩…) (入校式後からというもの ないがあったのか、やたら死んでいるし…) 反省文を書きつつ、近藤がモンモンとしています。 こうして読むと何度も「先輩」という単語が出てきているので 確かに…防大を知っている人には違和感がありそうです。 そして近藤の対番学生である松平が確かに全然登場しませんね。 「あおざくら」の漫画の中では、近藤は松平がクタクタになっている 原因というか理由を知らない描写になっていますが、 実際は、そんな事は絶対にない そうです。 この時期は二学年は「 地獄のカッター訓練 」の超特訓の時期です。 それを知らない防衛大生なんて…いるハズがありません。^^; ※カッター訓練については、後日、防大生の生活のところで詳しく書きます。 それと、例え二学年が地獄のカッター訓練期間であったとしても 自分の対番の面倒をみないという事は有り得ない ので (※そんな事をすれば二学年が上級生にシバかれる) 今回の近藤のような場面では、アドバイスをくれたり助けてくれるはずです。 「あおざくら」の中では、漫画としてのお話しの進める都合だと思いますが 対番学生が、新入生である一学年の助けに全くと言ってよい程に入っていませんが、 実際には、そんな事はなくて 対番はちゃんと助けてくれる そうです! だから… 防衛大への進学を目指している皆さま、その点は安心して下さいね♪ あ、でも、かといって… 自分ができなかった事に対する 反省文が減るわけではない です。 …それは、それ。です。^^; 悶々としていた近藤が…とうとうキレました。 近藤「部屋長~」 ●近藤を見て「よせよ!」と止めに入る原田と沖田 近藤「坂木部屋長 質問があります。」 「…略… 自分には理由が分からないのですが、一体何のためにやらされているのでしょうか?」 原田(バッカ… 殺されるぞ) 坂木「自分で考えろ……と言いたいところだが、いいだろう教えてやるよ。」 「一学年共全員立て!他のヤツらにも教えてやる。」 「気合いを入れるため上着脱いでイスに座れ。」 一学年(なぜ脱ぐ?気合い?)
という事らしいですね。 でもそれくらいでないと…やはり先が不安になるでしょうか。 場面が変わり、 一学年が昼食の準備のために食堂に向かって… 上級生が来るまでの間の準備をしているところでの会話。 原田「あれ一人じゃ無理だろうし何人かでやったんだろ! ?」 近藤「でも、防大にいる先輩たちって全員常人じゃないから、きっとーー」 ●ここで近藤の想像で坂木が一人でベッドを投げて木の上に放り投げた場面 いやいやいや… いくら実際に筋肉モリモリの上級生が多いといってもね… これは無理ですよね~(笑) 万が一できたとしても、 こんな疲れそう&失敗したら危険な事はしないでしょね。^^; ここで、今までも気になっていたのですが… 感想記事が長くなるので書かなかった事をひとつ。 近藤も他の一学年も「先輩」という言葉を何度も使っていますが 実際には、防大では先輩という言い方はせず「 上級生 」という言い方だそうです。 防大生や元防大生が「あおざくら」を読む時に 「先輩」という単語に違和感を感じる …と聞きました。 そう聞いて、良く思い出してみれば… 私が防衛大を訪問した時もみなさん「上級生が…」と確かに言っていました。 防衛大言葉のミニ情報でした…! この後…全員で昼食を食べている場面で… ご飯の盛り方の説明をしています。 西脇「先輩にはこう!」 「オマエらのメシは、こう!」 坂木「大量に炊くとそうしてもムラができちまうからな。」 西脇「先輩には上メシ!一学年はペチャメシ!」 「おいしそうな盛り付け方を心掛けるんだ!
プロ野球選手が名門高校の野球部時代を振り返ったりすると、こんな気持ちになるんじゃないでしょうか? 厳しさを経験することは本当に大切で、その時は辛いけど、確実に自分の器は大きくなるんですよね。 どこにいくかは大した問題じゃねえ。行った先で何ができるかが重要なんだ。歯痒さなんてドブに捨てろ。やるべきことをやって結果を出せば、自分を納得させられる。 単行本16巻 希望した要員になれなかった近藤に向けた一言。 「やるべきことをやって結果を出せば、自分を納得させられる」というのは本当にその通り。 どんな状況でも自分がどう考えるかで、充足感は変わってくる気がします。 人を指揮する幹部自衛官を目指す以上、これからはより一層、国の平和を守るため、自分以外の誰かのことを考え、悩める人間にならねばならない。 18巻179話 西脇の名言 近藤が防衛大学校に入学した1年時前期のサブ部屋長。 後輩の面倒見が良く、とにかく優しい。 家庭の事情のためそこまで国防に熱い思いを抱いている様子ではなかったが故に、超厳しくせねばならんとオマエには涙を飲んで、辛く当たってきたのだ。 単行本4巻 なぜ彼らが応援のため運動部以上の厳しい練習をするか分かるか?それは彼らが応援するものは応援される者よりも、努力をしていないといけないという信念があるからだ。 単行本3巻 自分のためではなく誰かのために努力する。それが男を磨くってことじゃないか? 男は黙って諭吉!!男が細かいことばかり気にするな!! 西脇の名言は熱いものが多いですよね。 特に応援団への入部を迷う原田に対してかけた一言。 「応援するものは応援される者よりも、努力をしていないといけない」 という件は考えさせられました。 この台詞はとても印象に残っていて、よくよく考えるとすごく深い信念だと思います。 あと、募金箱に1万円札を入れながら放った一言。 「男は黙って諭吉!」 大学生でこんなことが当たり前にできるのは凄い(笑)。 真っ直ぐな性格の西脇らしい名言集です。 土方の名言 学力、身体能力が高い出来っ子で、高いレベルでの行動や心構えを仲間にも求める。 近藤のライバル的存在。 皆を引っ張れる本当のリーダーとは何だ?皆の状況を掌握し、スケジュールを組み、いざという時に決断して勝利へ導ける者だろう?前線で戦わなければいけない部下に対してならともかく、同じ立場であるオマエらになぜ情けをかける必要がある?
単行本2巻 何でもかんでも助けてあげていたら相手のためにならないので、相手の成長のために必要だと思えば、あえて放っておくことも必要という意味。 当たり前のように周囲の人に甘えてばかりで、自分で努力しようとしない人っていますよね? そんな人の手助けばかりしてたら、その人が成長する機会を奪っていることになります。 手伝ってあげることだけが優しさじゃないんですね。 居は気を移す、部屋の中は常に整理整頓を心がけろ! これは本当にそう思います。 上手くいかなかったり、気持ちが落ち込んでいる時はだいたい部屋も散らかっている…。 逆に部屋を掃除すると気分も上がってきますよね? 部屋の状態はその人の心理状態を表すので、掃除と整理整頓は本当に大切。 経験上、デスクが散らかっている人は仕事ができないことが多い…。 オレは議論は嫌いだ。あとはテメェで納得のいくまで考えろ! 結局は自分で考えて自分なりの答えを出すしかないんですよね。 他人がどう言おうと、自分にとって最良の選択、納得できるものであればそれが正解。 防大生は真の紳士であれ。 坂木先輩カッコいい。 こういう心がけって大切ですよね。 まだまだ困難と鍛錬が続くことになるが、それは、それだけのことをオレ達は目指しているからだ!! 単行本5巻46話 どこまでも目標を高く置いている坂木らしい一言。 何のためにやっているかが分かっていれば、厳しい試練でも乗り越える力も湧いてきます。 「自分は何のためにコレをしているのか?」 それを見失わないようにすることが大切。 清掃だの洗濯だの食事の準備だの基本的なこともろくに出来もしないオマエが、どうして人を守れる?どうして人の命をオマエに任せられる? 坂木が沖田に向かって放った一言で、これは本当に考えさせられる言葉。 立派なことを言ってても、自分の周りのことがボロボロって人をよく見かけます。 一事が万事。 自分のことができない人に部下はついてこないし、大きな仕事も任せられないと判断されるんでしょうね。 どう守るかなんてオレにとって答えはシンプルだ。飛んでくるやつ全員倒す…全員ぶっ倒してやる!それだけだ! 単行本10巻 できる人はいつだって考え方がシンプル(笑)。 相手がどんな手練れだとうろ猛者であっても関係ねえ!今この時、全力でできることをこなしてこい!オレ達こそが最強大隊だ! 棒倒し前の坂木の激励。 部隊を鼓舞する一言にもセンスを感じますよね。 いざって時はこれくらい気のきいたセリフが言える人になりたいです。 あの指導のおかげで、今もこれからもちょっとやそっとじゃ挫折しない。 単行本14巻133話 当時は嫌で仕方なかったけど、今になって考えるとすごくいい経験をさせてもらったって思うことはありませんか?
単行本6巻 応援される者より努力していなければならない我々は、試験も同様に努力しなければならない。もし単位を落とす輩がいた場合、全員で落とした単位を探しに行くことになるからな。 坂木よりもポテンシャルが高いとされる岡田だけあって、マインドも人一倍高いことがうかがえる台詞ばかりです。 「全員で落とした単位を探しに行くことになる」というのは、意味は分からないけどカッコイイ(笑)。 芹澤の名言 2次元のキャラを愛する近藤の先輩。 見た目と違って、面倒見が良くて優しい性格。 緊張状態を強いることだけでなく、緩めることも教えるんだぞ。 単行本14巻 激しい訓練と引き換えに、抱えきれないほどの歓喜という名の花束をお前らに持たせてやるつもりでいる! 17巻161話 我々が掲げている目標は優勝、すなわち「金クルー」だ。最強の艇をつくる。だから、きついことも沢山させるし、勝ちにこだわる。理不尽だと感じることもあると思うが、お前たちにはこのレースで優勝して、誇りを持って今後の防大生活を過ごしてもらいたい。それがクルー長に選ばれた俺の使命だと思っている。 オレは我々11中隊の心が集結しチームワークが完成した時、確実に金クルーを獲得…つまり優勝できるというビジョンを持っている!
」〜うなりやベベン 名曲集〜 発売日:2016年11月23日 規格番号:WPCL-12453/4 CD+DVDアルバム NHKにほんごであそぼ「華麗に よさ恋そめし」 発売日:2017年5月10日 規格番号:WPZL-31302/3 NHKにほんごであそぼ「VIVA!
HOME > 教育 > 学習 > 学習まんが分野別おすすめベスト3を発表!面白く学べるから読まないと損してる! ?<中学生編> 子どもにはいろんなことを学んでほしいけれど、興味がないことを学習させるのはなかなか難しいもの。でも漫画なら、勉強させられている感皆無!で自然と知識が身についていきます。興味の方向性が固まってきた中学生に、新しい分野への扉を開くきっかけとしても、活用できるかも。そこで、 <小学生向け> に引き続き、中学生向けに楽しく読んで学べるオススメの「学習マンガ」を「これも学習マンガだ!」プロジェクト事務局長の山内康裕さんに聞きました。 「これも学習マンガだ!」プロジェクトとは? 日本財団主催で2015年に始まったプロジェクト。学びにつながるマンガを選出、発表し、作品を国内外の読者に届けることを目的に活動する。漫画家の里中満智子氏が代表を務めるほか、堀江貴文氏などマンガ好きとして有名な各氏も選書委員として参加。 この記事のポイント 分野別おすすめマンガBEST3 学びたい分野別に、中学生にオススメの漫画とそのポイントをご紹介。もちろん、中学生だけでなく大人も楽しめる名作揃いなので、親子で読んで会話のきっかけに。 【科学】が学べる学習マンガベスト3 実在の宇宙飛行士もモデルに 「宇宙兄弟」小山宙哉/講談社 全39巻(完結) amazonで見る 子供の頃から月や火星に行くことを夢見てきた南波六太と日々人兄弟の物語。連載開始時は2008年で舞台設定は2025年。NASAやJAXAのメカ技術や天文学などへの入念な取材を下敷きとした各シーンも高く評価されている。実在する企業名などを登場させたリアルな描写も話題。 <ここがオススメ> 「諦めずに夢を追うことは大切です。『夢ってどうせ実現しないでしょ』と思ったり、そういうことを言う人がいたときに読んでください。未知の世界に足を踏み入れる、先陣を切っていく心構えにも」 近未来の宇宙、そして地球はどうなってる?