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このお題は投票により総合ランキングが決定 ランクイン数 46 投票参加者数 35 投票数 84 みんなの投票で「ノンフィクション本人気ランキング」を決定!実話や忠実の記録をもとに描かれる"ノンフィクション本"。綿密な取材や調査をもとに作られており、臨場感のある文章が楽しめるのが魅力です。現地取材やインタビューの報告内容を客観的に叙述した"ルポルタージュ文学"から、実際の事件・社会問題を題材とした小説作品まで、すべての書籍に投票OK!あなたのおすすめするノン・フィクション本を教えてください!
今日のニュースも事件がいっぱい。 人間がいれば、集まれば起こる可能性が高まる事件。 私たちに衝撃を与えるような大事件や、日常に潜んだ闇がひょっこりと顔を出したような事件は、小説のモデルになることも。 実際に起こった事件・実話がモデルになった小説を紹介します。 *小説のため、あくまでも実際の事件をモデルとしたノンフィクションです。 小説は、事件の本当の真相ではないだろうけれど。 事件を起こした人間を掘り下げ、正面から向き合って書かれた小説は、事件そのものの怖さだけではなくて、人間の闇をも見えてヒンヤリする怖さを感じたよ。 『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ ☝画像をクリックするとアマゾンへ 【著者】姫野カオルコ 【出版社】文藝春秋 小説のモデルになった実在事件とは? 衝撃の結末を見よ! 読みやすい「平成の事件ルポルタージュ/ノンフィクション」厳選8冊 - 価格.comマガジン. ●2016年 東大生・東大大学院生5人による集団強制わいせつ事件 日本の最高峰といわれる大学生たちの起こした事件は、当時社会に大きな波紋をなげかけました。 彼らの学歴や家庭環境は、とっても恵まれたものなのに。 「そんな彼らが、まさか」 そんな彼らとはいったいどんな人間なのか? 悪魔のような男たちなのか?冷徹な感情のない男たちなのか?勉強しか頭にないオタク人間なのか?なんでもできちゃうエリートくんなのか? 読んでいるときから、読み終わっても気味悪さが漂う 加害者男性たちやその家族の気持ちが、小説といえども"自分勝手さ"で埋め尽くされている。 でもそんな彼らは、ごくごく普通に、いやそれ以上にマシな人間として生活をしている人たちなんですよ。 そこが一番怖い。 紹介した本 リンク 『つみびと』山田詠美 【著者】山田詠美 【出版社】中央公論社 ●2010年6月 大阪市内のマンションで母に置き去りにされた幼い姉弟(3歳と1歳)が餓死した事件 幼児虐待のニュースが報道されることが多すぎて、実際にどの事件だろうか?と思ってしまうほど。 どの事件も事件自体は、なぜそんなことが起きてしまったのか?と理解できないものばかり。 でも、どの事件にもそれぞれの家庭の実情があるため、幼児虐待事件を一括りにしてみる解決策を考えるのが難しく、これらの事件が無くならない原因なのだと思う。 著者の山田詠美さんが女性セブンのインタビューで「心ひかれたのは被告の女性だけ」と語っています。 この女性をモデルとして、小説では、犯人となる女性の生い立ちから、事件に到るまでの彼女の日常、そして事件後の彼女を、家庭や親子(母子)関係を軸として書いています。 事件を起こしたくて起こしたわけではないのかもしれないが、それは甘えなのか、生い立ちは原因になるのか?助けのない生活環境が引き起こした結果なのか?
「「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち」/石井光太(新潮社・単行本2016年/文庫版2019年) <概要> 「親による子どもへの虐待」を扱ったオムニバス形式のルポ。世間的にも大きく報道された、3つの虐待死事件の調査内容を1冊にまとめたものです。いずれの事件も発覚当初は、マスコミが加害者である親を「鬼畜」として伝え、世の多くの人がそのまま非難しました。しかし著者は、実は多くの虐待親が「子どもを大切にしていたと認識している」ことを訴えます。綿密な関係者取材を経て、何世代にもわたり虐待が連鎖する姿に迫った1冊。 ▼読みやすいポイント 発達心理学や教育学の分野でも取り上げられる「虐待の世代間連鎖」というテーマに、調査報道の手法でわかりやすく切り込んでいるのが本書の特徴です。著者の目線は必要最低限に抑えた本文で、3つの事件の詳細と親たちの生い立ちをそれぞれ検証。何十年という期間をかけて世代間に継承される、虐待のメカニズムを考察していきます。読者はその内容を、実際の臨床例のようにとらえて読むこともできるでしょう。 著者は「文庫版あと書き」の中で、「年間数十件に及ぶ虐待死の大半は、わずか数日で消費されるだけのニュースのネタでしかない」と語ります。一時的なニュース情報で虐待親を感情的に断罪して終わるのではなく、「では"鬼畜"の正体は何なのか?」と、その本質に正面から目を向けたのが本書です。 7. 「絞首刑」/青木理(講談社・単行本2009年/文庫版2012年) <概要> 少年犯罪事件で死刑判決を受けた加害少年3人は、自分たちの罪をどう思っているのか?
学歴、大企業社会の日本に衝撃的なニュースが報じられ、さらに事件の真相が明らかになるにつれて、殺された女性の闇の部分(昼は一流OL、夜は娼婦)も見えてくるように。 一見華やかで充実した人生を送っていると思われる人にだって、影の部分がある。それがとっても深くて真っ暗なものだったら、表の部分との比較はさらに激しくなるのかもしれない。 女性のドロドロの心理を中心に書かれた小説です。 東電OL事件は、殺人事件の残虐さよりも、被害者女性に対して「なんの不自由もなく見える人でも闇はあるんだな~」と思ったことを覚えています。 人の心の闇は見えないからこそ怖い 同じ女性として理解できてしまう、女性の心のドロドロさを描きだしていて、本のタイトルどおり「グロテスク」でした。 『塩狩峠』三浦綾子 【著者】三浦綾子 ●1909年(明治42年)2月28日 北海道にある塩狩峠でおきた鉄道事故。若き鉄道職員が多数の乗客の命を救うため殉死 キリスト教の信仰をもち、人のために自分の人生を犠牲にした鉄道職員がいた。 数年前に話題になった本『これからの「正義」の話をしよう 』(マイケル・サンデス著)のなかで正解のない究極の問題になった事件が、実は明治時代に実際に起こってたのを知っていましたか? 実際の事件・実話がモデルになった小説13冊 事件から見える人間の姿が怖い - 本をプレゼントしよう. この本では事件で犠牲になった彼の生涯をモデルとして、小説として書かれています。 感動秘話としてだけでなく、人間の生き方を考えることのできる本です。 大学時代に、初めてこの本を読んだときの衝撃はすごかった! あれから何度も自分はこんな状況になったとき何ができるのだろうかと考えることがあるが、未だによくわからない。 一生涯わからないだろうな。 実際にその状況になったときに自分はとっさにどんな行動を起こすのだろうか? 『海と毒薬』遠藤周作 【著者】遠藤周作 【出版社】角川文庫 ●太平洋戦争中 捕虜となった米兵を生きたまま解剖する、生体解剖の被験体として使用した事件(九州大学生体解剖事件) 前作の『塩狩峠』の三浦さんと同様に著者の遠藤周作はキリスト教を信仰していたため、信仰が芯となって書かれた小説だと思う。 生きている人を解剖するとは、つまり殺人に値する行為だ。 そんな考えただけでも恐ろしい実際の事件を参考にして書かれた小説。 事件の恐ろしさとともに、何か目的はあったとしても、自分の想いとは別に犯罪になる行動を起こしてしまう人間の弱さも書かれた小説だった。 犯罪を行うのは悪人だけではない ごくごく普通の人さえが犯罪を犯してしまうだなと思うことが怖い。 その時の犯罪から逃れられない状況や、集団で犯罪に誘われたら?
"鬼滅の刃 成り代わりシリーズ"/"Main" Series [pixiv]
キーワード: 鬼滅の刃, 愛され 作者: アリア ID: novel/Agfh3 シリーズ: 最初から読む