栗本 :技術力だけだったら自分たちが仕事をして、仕事の中で付けていくものだと思っているんですよ。その付随としての知識を付けていくものも用意するべきだと思うんですけれど、みんなが育つようにするためには、もう1つ必要だったんですよね。 それがマインドセットだったりマインドづくりというところだったと思いますから、みんなが自律的に育ってくれるようになるのは、我々、管理職にとってみればすごく魅力的なことですよね。だからお願いしました。 「結果がいい感じになれば許してくれるだろうな」 重光 :私からもいいですか? 最初は我々がやっている「1on1」を中心に「上司と部下が1on1をやっていく」というかたちで「上司が部下をしっかり育てていこう」と。その中で「上司も育っていこう」みたいな感じだったのが、栗本部長のお話しを聞いているうちに、別に「上だけが教えるのも古いね」ということで、みんながそれぞれが成長していくという"みんなが育つ"なんだと。 だから「1on1」の組み合わせも「上下だけじゃなくて、管理職同士とか部下同士でもいい」みたいな感じで作って、これは「新しいプログラムだな」と思って。でも前本部長に「とにかくリードタイムを短くしてくれ」と言われたので。 (打ち合わせが)それが終わった時に「これ、お客さんのニーズと合っていないのに大丈夫か?」と不安を感じたのが、1年ちょっと前だったんですけれども。その時は栗本部長としては「違い」みたいなものは十分腹の中に持ってらっしゃって、それで進めていったんでしょうか。それってミドルマネジャーとして一番つらい部分じゃないですか。そのあたりの気持ちを教えていただけると幸いです。 栗本 :前本部長はとにかく「開発を早くしろ」というところを主題として、言ってきてくれていたんですけれども、きっと言葉としてはそれでしかなかったと思うんですが、その言葉に付随する部分を勝手に汲み取ってもいいのかな? と思ったんですよ。 そこの部分を掘り下げていった時に「どこに焦点をあてたらいいのかな?」というのが、私の独断になってしまいますが、その(意識の)部分をターゲットにしました。もともと、前本部長とは(一方的な思い込みかもしれませんが)わりと仲がよかったものですし、性格だとか考え方も理解していたので、このかたちでやっていって、結果がいい感じになれば許してくれるだろうなと、勝手に解釈しました。 重光 :じゃあ完全に上司の意向を無視したというよりも「最終着地点は一緒になるから」という、先を見ていらっしゃった感じですかね。 栗本 :(前本部長)本人はわかっていなかったかもしれないです(笑)。私の解釈がかなり入っていたとは思います。 重光 :そうですよね。 栗本 :結局、最終着地点は見られずに(前本部長が)会社を去ってしまったので、成果を見せられなかったのは残念なんですけれどもね。どういうコメントをもらえたか?
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タレントキャスティングのシステムで開発リーダーをしています。技術的な課題など様々な制約もあり、どのようにクリアしていくべきか考えながら取り組んでいるので、個人的にも思い入れが強いプロジェクトです。 あとは、サーバーサイドにおいて、社内用に共有する技術スタックについても標準化を進めています。 例えばユーザー登録の機能など、ある程度決まった流れの場合は、雛形を用意しておくことで、一定のレベルを担保できますし、工数削減にもつながります。K. ロジャースとしての実装方針を決めるものでもありますね。 __めちゃくちゃ大事な役割ですね!K. ロジャースに入って「こんなハズではなかった…!」と思うことはありますか? 実は、「あれ?フルリモートって意外と・・・自由ではないな」と思うことはあります(笑) 当初は、フルリモートだからいつでも自由に仕事に取り掛かれるイメージを持っていたんですが、「この作業はここまでに終わらせないと、他の人が詰まってしまうな」というスケジュール面を考えると、思った以上に相手に合わせて動かないといけないな〜という感じですね。 __西谷さんがPMをされているという立場上、そうなりやすいのかもしれないですね。 それはあるかもしれませんね。 プロダクトオーナーとエンジニアの間に立つPMの役目を担っているので、コミュニケーションのやりとりが早ければ早いほど、全体的にもプロジェクトがスムーズに進んでいきやすいです。 だから、メンバーの稼働時間を把握して、土日に稼働する人がいればその時間帯を狙って連絡する、みたいな動きをしています(笑) __ということは、西谷さんは休日に関係なく働かれているのですか? K. ロジャースでは稼働時間や曜日の設定は各自自由ですが、僕は最近、金曜の晩に休んで、土日は必要があれば稼働する、という動き方を実践しています。 週末はがっつり作業するまではいかずに、必要な調整事のみ済ませるようにしていますね。 チャットコミュニケーションだけでなく、場合に応じてきちんと対話する __ところで、西谷さんから見て、K. ロジャースはどのような人柄のメンバーが多いですか? 映画『サイコ・ゴアマン』フィギュア展示&発売決定! 『アクアマン』などハリウッドで活躍の特殊効果アーティストが制作! - ニュース | Rooftop. そうですね…大人な人が多いんじゃないでしょうか。 チャットを基本とするコミュニケーションだからか、話がこじれることはない印象です。 困ったことがあっても相談できる雰囲気だし、何か引っかかる点があったとしても話せば分かってくれる人がメインだと思います。 __個々が持つ経験から「まぁ、そういう時もあるよね〜」といった共感で理解し合う感じですか?
栗本 :そうですね。なにかしらグループ長たちは研修中に手応えを感じたんだと思います。「これはやっていくといいかな」と思って、それぞれ独自のやり方で進めています。 阿由葉 :なるほど。そうなると、雰囲気的にもかなり変わられてきているのでしょうか? 「分かる」か「分からない」かが重要じゃない。 「分かりたい」と思える心向けが肝なんです。 - キツツキゲーム. 栗本 :そうですね。雰囲気自体は今までもそこまで悪くはないと思っていたんですけれども「1on1」を続けることでそれぞれ互いにアドバイスできるとか、業務の改善だとか。それから、自分たちがスキルアップできるような勉強会の企画だとかも話し合ってくれているので、さらによくなっているんでしょうね。 阿由葉 :今までそんなに関わることのなかった人たちが関わってくるようになっている、という感じなんでしょうか? 栗本 :そうですね。先ほど私どもの製品として杭打機をご紹介いただいたんですけれども、基礎工事用の機械といっても、杭打機1つだけではないんですね。それぞれ機種が何種類かあります。 その機種の中で担当が決められているので、1つの機種の担当者同士としてはコミュニケーションはわりと取れていると思っているんですけれど「機種をまたいだメンバー同士」というところは、今まではそこまで業務上関わる機会も少ないものですから、コミュニケーションとしては取れていなかったかな? というのがあると思うんですよ。 それが「1on1」でシャッフルされて。「やりなさいね」みたいなところから始まっているんですけれども、話をしやすい雰囲気ができてきたところで、コミュニケーションがよくなってきているんじゃないかと思いますね。 会議でのベテランの質問が、若手の"知識の糧"となる 阿由葉 :なるほど、ありがとうございます。栗本さんから見て「この人、特に変わったな」という人はどんな人でしょうか? 栗本 :若いメンバーの1人は「自分はやれないな、やりたくないな」といって避けてきているような感じはあったんですね。だけど今回のプログラムを受けて「1on1」を進めたり、自分のバディだけではなくて他のバディとも話をする中で「自分が動き始めたら助けてくれるな」ということを感じ取ったんだと思うんですね。そう感じ取ったところから「今までだったら絶対手を出さなかったようなことにも、頑張ってみようかな」みたいに取り組むようになったメンバーはいます。 阿由葉 :なるほど。ちょっと尻込みしていたところが、積極的なチャレンジを目に見えてするようになったなという感覚なんですね。 栗本 :そうですね。もう1人は、ベテランというか中堅の上のほうのメンバーなんですけれども、会議の場なんかで「自分がこの質問をするとみんなに馬鹿にされるのかな?
というのを聞けなかったのも残念です。 重光 :でも目指してらっしゃったところに行き着いたのかなと、私も思います。ありがとうございます。 Occurred on 2021-07-02, Published at 2021-07-29 17:05 次の記事 (3/3) 研修が、忙しく働く社員への「アドオン業務」になってしまう問題 メンバーの"逃げ道"を作らないための、企画者自身の積極的参加
「環境・自然・バイオ/環境・自然・バイオ/エネルギー系研究・技術者」の記事 4 件 1~4件を表示 環境・自然・バイオ 【シゴトを知ろう】エネルギー系研究・技術者 〜番外編〜 「【シゴトを知ろう】エネルギー系研究・技術者 編」では、JXTGエネルギー(株)の髙村徹さんにお話を伺い、エネルギー系の研究は、世の中のために欠かせない仕事であることが分かりました。 今回は番外編として、この仕事ならではの視点など、より詳しく仕事について掘り下げてみます。 2017. 04. 24 マイナビ進学編集部 【シゴトを知ろう】エネルギー系研究・技術者 編 日々、さまざまなエネルギーによって支えられている私たちの暮らし。石油製品や電力・ガスなどを安定的に供給する技術開発や、太陽光や風力などの次世代エネルギーの研究開発を行うのが、エネルギー系研究・技術者の仕事です。 今回は、石油製品の精製及び販売などを行う「JXTGエネルギー株式会社」で働く髙村徹さんに、そのお仕事内容についてお話を伺いました。 自宅で発電して売れる電気!? 太陽光発電のメリット・デメリット クリーンなエネルギーとして活用されている太陽光発電。地球環境に配慮したエネルギーであることから、国からの保護も厚かったものです。しかし、現在は徐々に様変わりしていっています。今から自宅で太陽光発電を導入するのは、果たして得なのでしょうか、損なのでしょうか? 2016. 09. 理系の職業・仕事研究(電気・電子系編) - 就活準備 - マイナビ2023. 05 今話題の電気自動車、燃料電池自動車の仕組みを知ろう 現在、車から排出される二酸化炭素や窒素酸化物などの有害なガスが地球温暖化や大気汚染の原因になっています。未来の車として、電気自動車、燃料電池自動車が注目されています。環境問題解決のために考えられた車について学び、人間に優しい未来づくりを考えてみませんか? 2015. 10. 06 マイナビ進学編集部
生産職や製造職は、メーカーでは欠くことのできない業務である。正しい品質の製品を作り出すことはもちろん、市場ニーズに合わせた生産計画を立案し、原材料調達をするなど、モノづくりの土台を支える。実際に手を動かして製造に当たるラインスタッフを管理したり、製造工程全体を監督するなど、立場によって職務は異なる。人手不足に対応するために、自動化やオフショア化(海外移転)なども企画し実行する。生産ラインの企画や設計、製造装置の調達から設置を担当する部署として、「生産(または製造)技術職」を設けている企業もある。 製造業では大量生産のラインをつくることでコスト効率の良い製造ができる一方、小ロットやカスタムオーダーのような市場ニーズもあり、そのバランスを考えた生産体制が求められる。また、グローバル化が進む経営環境では、国内生産ではコストが合わず、製品を輸入したり海外に製造部門を移転したりすることもある。しかし、海外生産は、生産コストが下がる一方で品質管理の高度化が求められるので、役割が軽減されることはない。 どんな能力やスキルが求められるか?
職員向けページ 2021. 09. 17 締切 令和3年度KEK技術賞候補者の推薦について 2021. 02 締切 令和4年度文部科学大臣表彰(研究支援賞) 2021. 15 申込締切 R3年度 語学研修: 英語研修(中級) 2021. 16 申込締切 R3年度 専門研修: 英文ライティング研修 2021. 03. 04 申込締切 R2年度 専門研修: 機器分析 2021. 08 14:00~ ZOOM開催 R2年度KEK技術賞発表会のお知らせ ABOUT 技術部門とは ご挨拶 技術職員の年表 お問合せ先 このページはKEK 技術部門で更新作業をしております。 ロボット対策により平文でのアドレス記載はされておりません 著作権について 高エネルギー加速器研究機構は、特別の指定のない限り、KEKのサーバーにより提供されるドキュメントおよび画像データのすべての著作権を保持します。
(1)① 参照、③~⑧については 第3章第4節2.
遠隔医療施設 eHealth Center eHealth Center 日本ボランティアチーム 3 9 10 17 迅速高感度マラリア感染症診断法の開発 産業技術総合研究所( AIST) 低コスト・迅速・正確な診断方法を開発 北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター 鈴木 定彦 教授 アルボウイルス感染症の拡大はケータイで早期に封じ込めろ! 長崎大学 熱帯医学研究所 3 11 昆虫媒介性疾病の排除を目指した長期残効型蚊帳(オリセット® ネット) 住友化学株式会社 中国の母子の健康改善を支援 第一三共株式会社 CSR部 世界の食料需給と栄養バランスの評価 国際農林水産業研究センター 2 3 限られた養分でのコメ生産に挑戦!厳しい条件下で収量を増やせ! 2 厳しい環境条件下で生育できる作物の創出 理化学研究所 環境資源科学研究センター 2 7 15 アフリカの子どもたちの栄養改善 公益財団法人味の素ファンデーション AIM(アジア太平洋統合評価モデル)を用いた気候変動と環境変化による飢餓と健康への影響評価 衛星データを農業に活用 独立行政法人国際協力機構(JICA) 東南アジアの天候インデックス保険 SOMPOホールディングス株式会社 CSR室 ケニアの環境に合うイネと栽培技術をテーラーメードで創出 名古屋大学 大学院生命農学研究科 貧困条件下の社会的弱者をパートナーとする貧困解消のための知の共創と実践 愛媛大学 社会共創学部 1